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Nikon Z 50価格調査 価格は値上げ傾向 在庫も不足気味 半導体不足影響か

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Nikon Z 50の価格調査

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お決まりのカメラ関係の記事が見当たらないときの価格調査です。今回はNikon Z 50の価格調査です。上記のグラフはNikon Z 50 16-50 VRレンズキット(以下、標準ズームキット)の価格推移グラフです。

現在の標準ズームキットの最安値は9万6600円となっており、前週と比較して1600円ほど値上がりしているそうです。グラフをみても、確かに9月に入ってから価格が上昇に転じていることがわかります。なお、標準ズームキットの初値は12万4620円でしたので、およそ2万8000円ほど値下がりしている計算になります。D7x00シリーズ相当のカメラが標準ズームつきで10万円を割る価格ですと、かなり安価になってきたなと感じますね。ただ、Nikon Z 50をD5x00シリーズの後継と考えると、まだまだ高いのかなという印象です。

なおNikon Z 50ダブルズームキットの最安値は12万4700円です。こちらの初値は15万1011円でしたので、こちらも2万6000円ほど価格が安くなっていることがわかります。ダブルズームで10万円を切ったらかなり売れると思うのですが、元々の値段が高いのでキャッシュバックキャンペーンでもない限りダブルズームキットで10万円以下は無理そうな予感です。

Nikon Z 50にも供給不足の波が・・

上記のグラフの平均価格をご覧いただきたいのですが、標準ズームキットの平均価格が8月初旬ぐらいから値上がりに転じていることがわかります。これは恐らくショップへの製品供給が遅れ、安い価格を設定しているショップから売りきれるため、平均価格が上昇しているものと思われます。

実際に標準ズームキットを販売しているショップをみると、ちらほら販売を取りやめているショップが出始めています。有名ショップで例を挙げると、カメラのキタムラ、チャンプカメラ、ケーズデンキ、イートレンド、コジマ、ビックカメラなどで売りきれになっています。

これは恐らくですが、半導体不足や新型コロナウィルスの影響で海外工場の稼働状況が思わしくなく、各種部品の供給が遅れているからだと思われます。そして、Nikon Z 50に影響しているのかどうかわかりませんが、メーカも半導体不足などで製品供給に問題が生じていることを認めています。

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また、ニコンとしては、たぶんNikon Z fcのほうにできる限り生産のリソースを割り振りたいでしょうから、半導体不足などで部品の供給が少なくなっていたとしたら、Nikon Z fcの生産に部品を回してしまっている可能性もあるのかな?と思いますね。そうすると、市場にある在庫はどんどん目減りしていって、最終的にはZ fcのようにZ 50も在庫がほとんどない状況になる可能性もあるのかな?と想像しています。

この状況は1年ぐらい続くと見られていて、メーカとしてはかなりの痛手になる可能性がありそうです。

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