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ソニーα1 IIのダイナミックレンジテスト結果公開 競合を上回るテスト結果

α1 II
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α1 IIのダイナミックレンジテスト結果が公開

ソニーのα1 IIのダイナミックレンジテスト結果が公開されています。この記事では、α1 IIやライバル機種のダイナミックレンジについて詳しくお伝えします。

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全般的に優れた結果か

ソニーのα1 IIのダイナミックレンジテスト結果が公開されています。その他のカメラとの比較も可能ですので、他のカメラのテスト結果については本記事下部の記事元リンクからご覧ください。

まずは、グラフの見方ですが、●(丸)がノイズリダクションなしのRAWのテスト結果を表しています。下向きの▲(三角)がノイズリダクションありのRAWのテスト結果となっています。さらに、それぞれの白抜き(白丸、白三角)は拡張ISOであることを表しています。

今回のダイナミックレンジのテスト結果をみると、まずは拡張ISOの低感度ではNikon Z9が優れているのですが(それでもISO50のα1 IIのほうが上)、ISO100ぐらいからα1 IIが逆転し、その後にISO200ぐらいからEOS R1がブーストされてα1 IIとほぼ同じになり、その後、ISO600ぐらいからα1 IIがブーストされてダイナミックレンジが他社のカメラより優れ、その後高感度まで続いていくという結果となっています。

それぞれのブーストされるISOが異なるのですべてで比較できるわけではないのですが、Nikon Z9は概ね他社のカメラよりも下回る結果になっていることがわかりますね。

また引用外ですが、α1との比較では、α1 IIは全体的にわずかに上回る結果となっていて、何かしらのアルゴリズムの改善か、イメージプロセッサの機能向上の結果がでている様子がわかります。

EOS R1については、画素数が最も少ないので全体的にダイナミックレンジのテスト結果が良好なのかと思いましたが、α1 IIのほうが概ねEOS R1を上回っていることには少し驚きですね。しかし、ISO1600以上になると、ほぼ同じになりますし、全体的に3機種とも目で見て分かるほどの違いとはならないはずなので、それほど気にする必要はないのかもしれません。

全般的にみるとα1 IIのダイナミックレンジテスト結果が、他機種より良好でさすがに最新機種だなという感じがします。

さらに「ソニーの新レンズの噂 新設計レンズ2本、100-400mm後継が登場する!?」ではソニーの新レンズの噂について詳しくお伝えします。

α1 IIの主な仕様
センサーサイズ35mmフルサイズ Exmor RS CMOSセンサー
画素数約5010万画素
センサークリーニングアンチダスト
イメージプロセッサBIONZ XR
AIユニットAIプロセッシングユニット
手ぶれ補正イメージセンサーシフト方式5軸補正
補正効果8.5段
高速連続撮影電子シャッター時:最大約30コマ/秒
メカシャッター時:最大約10コマ/秒
動画撮影8k 30p、4k 120p
シャッター速度電子シャッター:1/32000-30秒
メカシャッター:1/8000-30秒
フラッシュ同調フルサイズ:1/400秒
APS-C:1/500秒
ISOISO 100 – 32000
拡張:50、102400
フォーカスポイント最大759点
EVF0.64型 943万ドット
背面液晶3.2インチ 209万ドット バリアングル
メモリカードスロットSD、CFExpress Type Aデュアルカードスロット
サイズ約136.1 x 96.9 x 82.9 mm
重量約743 g(バッテリ、メモリ含む)

(source)Photons to Photos

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コメント

コメント一覧 (1件)

  • 使ってても明らかにノイズ耐性あるのは感じました。ソフト等でのリカバリも比較的効く印象です。まだ大手NRが対応してないので使えるようになればかなり実用に足りますね。

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