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デジタルカメラは次の10年を生き残ることができるのか!?

FUJIFILM
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カメラは生き残り続けることができるのか

デジタルカメラの所有率が年々下がっていることには様々な理由が考えられるようです。その理由にはどのような理由があるのか、この記事では詳しくお伝えします。

(前略)

この記事ではスマホ以外の理由が示されていないが、デジカメのコスト上昇やニッチなモデルが増えていることがさらなる減少を招いていることにも注意が必要だ。例えば、ミラーレスカメラのセグメントはプロフェッショナル向けのカメラに重点を置いており、APS-Cはもはや十分ではない。後者は最低限のバージョンで、販売価格を考えると、古いフルサイズカメラを購入するほうが理にかなっている。

その一方で古いデジタルカメラは新しい世代で人気を集めており、これはこれまでの報告には含まれていない。現在のカメラの販売は新しいカメラの出荷にのみ焦点が当てられており、それは非常に高額だ。しかし、古いコンパクトデジタルカメラを見てみると、多くのZ世代が可能な限り購入している。

全体として写真撮影は常に経済的な地位に関わるものであると言える。これは富裕層と密接に結びついており、この経済状況で新しいカメラを購入することは多くの人にとっては難しいだろう。インド、パキスタン、バングラデシュのような国々では、多くの人々が低所得者層に属している。しかし、それでは彼らは動画や写真を撮影することができる。なぜなら、カメラ付きの基本的なスマホは150ドル未満で購入することができるからだ。Realme、Oppo、Vivoなどの企業は人々が満足するパワーを持った手頃な価格のスマホを手に入れることを可能にする製品を提供している。これで、どこに抜け穴があるかわかるだろう。

今日、人々は写真を撮影するが、真剣な仕事やスナップ写真と見なされるものは大きく変わった。スマホで真剣な画像を作ることができ、デジカメで重要性の低い作品を撮影することもできる。このラウンドでデジタルカメラが勝利するかどうかはまだわからない。しかし、次の10年間でデジタルカメラが流れを変えるかもしれない。

今後10年間で何かがかわるのか?

デジタルカメラの年代別普及率が下がり、デジカメの出荷台数も減少していることについての記事が掲載されています。上記は一部を引用したものなりますので、全文は記事元リンクからご覧ください。

記事ではまず最初にデジカメの出荷台数統計や、デジカメの世帯主の年代別普及率について取り上げて、それぞれ下がっていることに言及しています。そして、その理由について、記事にもあるようにスマホが主な理由としながらも、デジタルカメラそのものの価格の上昇と、ニッチなカメラが増えてしまったことで、さらにこの衰退を助長しているのではないかと指摘しています。

またオールドコンデジについては中古なので統計に反映されていないし、若い人が購入していると思われるインスタントカメラについてもデジカメではないということで統計には反映していない可能性も指摘しているようです(チェキのデジカメモデルを除く)。

また記事を読み進めると基本的に富裕層と一般の人の間で所得の差が広がりすぎていて、もはや一般の人には購入できないような高価な製品になってしまっていることも指摘しているように読めますね。

確かにこのまま所有率が減ってくると心配になってしまいますが、逆に若い人にオールドコンデジが流行したり、スマホカメラではなくスタンドアロンのカメラが好まれ出したりしていますので、今後の10年は確かにメーカにとって重要な年になるかもしれません。

(source)ThePhoblographer

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 少なくとも言えるのは2030年にはミラーレスカメラは700万台出荷をしている事だけは間違いない
    10年も先の事は分からない
    ちなみに2024年は550万台ミラーレスカメラは出荷されてるでしょう
    2月の頭にCIPAから正式に発表されるんだろうけど
    2023年は約480万台出荷
    後3年で最低150万台増えると見てる
    2027年には700万台超え
    そこからは出荷台数の伸びは減っていくと見てる
    10年後1000万台到達してるのかな?

    • 今日1/6にCIPAから2024/11のデータ発表
      ミラーレスは54万台出荷で累計で520万台
      レフ機は10万台出荷で累計90万台

      ミラーレスは12月30万台出荷なら550万台だから間違いないと思われる
      11月の2/3で達成だから
      前月63万台は特別に多かっただけで順調な推移
      メーカーが12月下旬から休みに入ってもそうなる

      レフ機は思ったより伸びた
      クリスマス商戦向けかな?
      年間累計で90万台丁度予想だったから少し多め
      しかし間違いなく100万台は切れる
      95万台着地予想

      ミラーレスカメラが思ったより12月伸びて35万台とかなら、レンズ交換式カメラとしてはレフ機の95万台とミラーレス555万台で2024年は650万台着地予想

      2023年は600万台だから50万台約8%の伸び
      コロナ禍から明らかに脱出したと言えるだろう
      ミラーレスカメラも2023年は482万台だったから、11月の時点でオーバーしてる
      2023年は平均40万台出荷だったから、もう11月時点で1ヶ月分多くなってる勘定
      これは中々のペース

      2025年もそうなるかは不明だが、もしR6Ⅲ何かが4月発売なら、3月出荷されるだろうから、例年1〜3月は大きく落ち込むのでカバー出来るし、Z50Ⅱも1月中旬から工場稼働でもかなり巻き返すのでは?

      R1とα1Ⅱは人気でも絶対量が少ないから、数字を大きく変えるのには至らないと予想される

      いずれにしても、ソニーもα7Ⅴが発売されるだろうから、α7CⅡ共々人気カメラになる事は間違いないが、どんな値段になるか気になる所

      それによって、αCⅡがどんな影響受けるか注目されるから
      共存可能なのか引き続きよく売れるのか注目したい

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