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インテル 旧タワージャズ買収 ニコン、パナのイメージセンサー製造と過去に噂

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インテルがタワーセミコンダクターを買収

Intelは現地時間の2月15日、Tower Semiconductorを総額54億ドルで買収する事を発表した。

今回の買収は、IntelがTower Semiconductorの発行済株式を一株当たり53ドルで買収するというもの。買収後はIFS(Intel Foundry Service)の傘下にTower SemiconductorのFabが置かれる形になる模様である。

この買収はおおよそ12か月で完了するとされており、この買収に関する説明は日本時間で2月15日の22:30よりオンラインで開催される予定となっている。

Intelはデジタル半導体に強みを持つ一方で、アナログ半導体は手掛けておらず、一方Tower Semiconductorはアナログ半導体に特化したPure Play Foundryとして多くの顧客を抱えている。

マイナビニュースより

インテルから、タワーセミコンダクターを買収すると報道されています。タワーセミコンダクターは、以前はタワージャズと呼ばれていて、現在は新ブランドのタワーセミコンダクターという名称で事業を行っています。

このタワーセミコンダクターについては、ニコン、パナソニックがタワーセミコンダクターのイメージセンサーを使うのではないかと、時々噂になっていて、今後のカメラメーカとのパートナーシップに関してもどのようになるのか注目されているようです。

ニコンにとっては追い風になるか?

インテルとニコンは半導体製造装置の取引で、お互いに契約関係のある間柄で、関係も深いと言われています。今回は、イメージセンサーに関わりのあるタワーセミコンダクターがインテルに買収されるということで、インテルとの関係もあるニコンにとってはイメージセンサーの供給に関して追い風になる可能性もあるのかなと思いますね。

これまでの噂では、Nikon Z 50、D7500、D500がタワーセミコンダクターのイメージセンサーではないかという噂もありましたし、Nikon Z 9もタワーセミコンダクターのイメージセンサーになるのではないかという噂がでていたほどです。ソニーが所有している特許の問題を回避して、ソニーのセンサーに近い性能のセンサーを製造することができれば、最も重要なカメラの部品の一つであるイメージセンサーをソニーだけに頼る必要がなくなりますので、契約上や、調達上においてもメリットになる可能性がでてくると思います。

今回のタワーセミコンダクターがインテルによって買収されることは、ニコンにとってプラスとなるのかマイナスとなるのか、少し気になるところです。

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コメント

コメント一覧 (1件)

  • ソニーを代替するイメージセンサーベンダーであるタワーセミコンダクターが資本力のあるインテルの傘下となり、さらにインテルとは半導体製造装置に関する取引があるということで、ニコンにとっては良いニュースでしょうね。

    Z6, Z6II, Z7, Z7II についてはソニーセンサーの可能性が高いとされていますが、このニュースで後継の Z6III, Z7III についてはタワーセミコンダクター製に切り替わる可能性が高まったように思いました。
    もし Z 9 のセンサーがソニーではなくてタワーセミコンダクター製だったということだと Z6III, Z7III も Z9 同様にメカシャッターレス化する可能性もありますね。

    先々のことについて想像が膨らむニュースです。

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