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キヤノン一眼レフにボディ内手振れ補正が搭載されるという噂

先週、一眼レフに搭載するボディ内手振れ補正の特許が公表されたことについて報告した。かなり長い間、次のEOS Rにボディ内手振れ補正が搭載されることを知っていたが、これはボディ内手振れ補正が一眼レフ用にも開発されていることを最初の兆候だ。いつものように何かが特許で公開されてたらといって、それが自動的に製品として発表されて現れるということではない。

将来的にキヤノンは絶対に限られた一眼レフにボディ内手振れ補正を導入すると言われてきた。情報源はどのカメラがボディ内手振れ補正を得られるのかは知らなかったが、今後数ヶ月内に発表されるEOS 90DがEOS 80DとEOS 7D Mark IIの後継機種となるならば、かなり可能性が高いだろう。

他のやってくる一眼レフでボディ内手振れ補正を手に入れそうなのがEOS-1D X Mark IIIで、このカメラは2020年前半の発表が期待されている。ニコンはNikon D6でボディ内手振れ補正が追加されると噂されている。

(記事を一部引用しています)

一眼レフにも搭載される可能性

ボディ内手振れ補正が一眼レフにも搭載される可能性が高まっているようです。記事によればEOS 90D、EOS-1D X mark IIIにボディ内手振れ補正が搭載される可能性が高いと考えられているようですね。これによって多くのカメラがボディ内手振れ補正を搭載してくる可能性が高まっています。一眼レフにおいても、これまではレンズ補正が中心でボディ内手振れ補正というのはありませんでしたが、ミラーレスでボディ内手振れ補正が搭載されるようになってからは、機能的に他の機種との比較されることからボディ内手振れ補正の重要性は増していると考えられそうですね。

なぜ、これまで一眼レフにボディ内手振れ補正が搭載されなかったのでしょうか?

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一眼レフは光学ファインダーを搭載している

それは一眼レフは光学ファインダーを搭載しているからですね。一眼レフではレンズを通った光がレフ機構で反射してプリズム(ペンタミラー)にさらに反射して光学ファインダーに導かれます。そのためボディ内手振れ補正で補正された絵というものはファインダーで確認することができません。光学ファインダーで手振れ補正後の画像を確認するにはレンズ内手ぶれ補正でなければ確認できなかったわけですね。ライブビューならはボディ内手振れ補正後の画像は確認できるわけですが、その重要性が高くなかったので一眼レフにはボディ内手振れ補正は搭載されることが少なかったわけです。

ところが一眼レフでも像面位相差センサーが搭載され、ライブビューでの位相差センサーによる撮影が可能になると、一眼レフでのボディ内手振れ補正の重要性も増してくる感じになるわけですね。Nikon D6が像面位相差センサーを搭載してくるのかどうかは、少し楽しみなところです。

それではボディ内手振れ補正のメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?

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効果的な手振れ補正とレンズ性能の向上が可能に

まず一つはレンズ内手ぶれ補正とボディ内手振れ補正を連携させることで、より強力な手振れ補正が可能となる可能性があります。ニコンのボディ内手振れ補正は、マウントアダプタを利用した状態でもFマウントレンズの手振れ補正と協調して動作するなど、非常に強力に動作する可能性があります。最近の手振れ補正の機能は本当に強力で、久々にスマホに代えて一眼レフで撮影すると、驚くほどビシッと画像が動かずに張り付いたままなのに驚くほどです。スマホカメラとの差別化で手振れ補正を売り込むというのは、かなりアリだと思うほどです。

さらに、レンズ内に手振れ補正機能を内蔵すると、どうしても手振れ補正を実現するための光学設計にせざるを得ない場合があり、それにより安価で良いレンズを作ることができないというジレンマを抱えている場合があります。特に単焦点などでそうなのですが、レンズ内手ぶれ補正を考えずにレンズを設計でき、手振れ補正はボディ内手振れ補正に任せるという思想でレンズを設計すると、同じ価格ならより良いレンズを作成できる可能性があるので、ユーザにとってはメリットがあるということにもなりますね。

一眼レフではボディ内手振れ補正のメリットは限定的になるとはいえ、ライブビュー時での撮影にはメリットがありますし、もちろん光学ファインダーでもメリットは十分にあると思われますので、どのような製品になるのか楽しみなところですね。

詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。

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