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キヤノン 流し撮りをより効果的に行えるよう補助する特許を出願

目次

キヤノンの新特許

キヤノンが新たなカメラ技術に関する特許を出願し、その内容が公開されました。この特許は、カメラが被写体を認識し、流し撮りをサポートするためのもののようです。

【0002】
躍動感を表現する撮影方法として、移動する被写体を追いながら低速でシャッターを切ることで、被写体は止まって写り、背景は流れて写る流し撮りという手法がある。流し撮りにおいては、カメラを振りながら低速でシャッターを切るため、手振れの影響を受けやすく、ブレの少ない写真を撮るには撮影者の技術に依存してしまう。

【0007】
上記目的を達成するために、本発明は、光軸に直交する方向に移動可能に構成された少なくとも一つのシフト用光学部材と、前記シフト用光学部材を前記光軸に直交する方向に駆動する駆動部と、前記シフト用光学部材の位置を検出する位置検出部と、撮影条件を制御する条件制御部と、被写体の移動速度及び移動方向の少なくとも一つを検出する検出部と、前記検出部からの信号に基づいて、前記シフト用光学部材を制御するシフト制御部とを有する撮像装置において、前記条件制御部は、前記被写体の移動に対して露光及び前記シフト用光学部材の駆動を断続的に行う制御モードを有することを特徴とする。

流し撮りを自動撮影か手振れ補正か?

キヤノンが新しい特許を出願していることが明らかになりました。

特許によれば、このカメラは流し撮りを行うための特許のようです。特許には、シフト用光学部材とあり、どうやらカメラが自動的に被写体を判別して、自動的にレンズ内の駆動部を動かし、流し撮りをサポートする技術のようにみえます。

流し撮りはモータースポーツなどで利用される技術ですが、確かに慣れないとうまく撮影できないことが多いですね。海外などでは、超望遠ズームにベルトを装着して、首からぶら下げて、腰のあたりに構えてレンズを左右に振って流し撮りをしているプロフェッショナルな人を見たりします。この人たちは、もうファインダーすら覗くことはなく、レーシングカーが通るたびにレンズを振って、レリーズボタンを押して撮影しているようです。

この特許は恐らく、流し撮りをしている最中に被写体がブレないように手振れを補正してくれたり、より効果的に流し撮りが行えるようにレンズ部材を動かしてサポートしてくれる特許のようです。後者はより流し撮りをキレイに撮影するためにサポートしてくれるようですね。自動で撮影してくれる特許ではなく、補助する特許ということのようですが、いずれにせよ流し撮りがより簡単に行えるようにする特許であることは間違いないようです。

さらに「キヤノン旗艦機R1とR5 Mark II発売は夏以降の可能性 プロ写真家に優先して提供??」ではEOS R1の発売時期の噂について詳しくお伝えしています。

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(記事元)https://ipforce.jp/patent-jp-P_A1-2024-20846

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