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富士フイルム XF16-55mmF2.8 R LM WR IIはなぜ小型軽量化を実現できたのか?

XF16-55mmF2.8 R LM WR II
目次

富士フイルムへのインタビュー

富士フイルムがインタビューに答え、XF16-55mmF2.8 R LM WR IIをなぜ小型軽量化することができたのか答えています。この記事では、そのインタビューについて詳しくお伝えします。

XF16-55mmF2.8 R LM WR IIは「赤バッジ」のレンズの中で最も軽量だ。どのようにしてサイズと重量を37%も削減できたのか?

レンズの配置とサイズが完全に再設計されたためだ。古いレンズでは、これらの二つの側面を制御するのが少し難しかったのだが、今回の進歩は研究開発の進展によるものだ。次世代のリニアモーターも現在では少し小型化されている。これにより、レンズのサイズを小さくし、配置を見直すことができた。また、このレンズは最新のEDレンズ、スーパーEDレンズ、非球面レンズを活かしている。これも重量とコンパクトさを向上させる一因となっている。

なぜ光学式手振れ補正を省略したのか?

現在、私たちの高級カメラは、すべて手振れ補正機能を搭載している。そして、この焦点距離では、その必要性はそれほど高くはない。一方、焦点距離の長いレンズでは、ボディとレンズで二重の補正が常に有効だ。

再設計で軽量化を実現

富士フイルムがXF16-55mmF2.8 R LM WR IIに関するインタビューに答えています。インタビューでは、XF16-55mmF2.8 R LM WR IIをどのようにして軽量化できたのか聞いていますが、その答えとしては、レンズの配置とサイズを再設計したため実現できたとしています。

また、レンズ設計に関する研究開発や、モーターの小型化が実現できたことで、設計の自由度が増している様子がわかりますね。

海外のSNSなどでは、小型化したことで、画質が悪くなっているのではないかと心配する声もあがっていました。しかし、XF16-55mmF2.8 R LM WR IIのオリジナルモデルはかなり古いレンズで、その間に様々な技術が進歩したため、画質は同等でもかなり小型化できたことがうかがえますね。

そして光学式手振れ補正については、カメラ本体のほうにボディ内手ぶれ補正があることと、焦点距離からさほど必要がないと考えていることがわかります。光学式手振れ補正がないことも、レンズ設計の自由度を高めている理由の一つとなっている可能性もありそうですね。

XF16-55mmF2.8 R LM WR IIの主な仕様
レンズ構成11群16枚
(非球面レンズ4枚, EDレンズ3枚,スーパーEDレンズ1枚)
焦点距離f=16-55mm
画角83.2°- 29°
最大口径比F2.8
最小絞りF22
羽根枚数11枚(円形絞り)
最短撮影距離0.3m
最大撮影倍率0.21倍(テレ端)
外形寸法 最大径×長さ 広角端φ78.3mm×95mm
外形寸法 最大径×長さ 望遠端φ78.3mm×122mm
質量410g
フィルターサイズΦ72mm

レンズ構成図

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MTF曲線

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(via)Photorend

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