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交換レンズシェアランキング 1位はソニーが圧倒的 ニコン最下位争い

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BCN交換レンズシェアランキング

BCN

BCNが交換レンズの販売本数のシェアランキングを公開しています。交換レンズ市場は新型コロナの影響でかなりの落ち込みがあったようですが、最近はミラーレスカメラ用のレンズが伸びているらしく、底を脱出したようです。メーカとしてはカメラとともにレンズも重要な利益となりますので、市場が回復しているのは嬉しいと思いますね。

それでは、どのメーカのレンズが売れているのかというと、やはりシェアはソニーが断トツで1位という結果のようです。2021年7月のシェアではソニーが22.1%となっていて、2位タムロンの14.2%を超えて圧倒的に売れていることがわかりますね。キットレンズが販売本数のシェアに含まれているのかどうかはわかりませんが、αシリーズが売れていることからEマウント用のレンズも売れていることは間違いないだろうと思います。

また、EOS R5/R6が好調なキヤノンのレンズも売れていてタムロンとほぼ同じの13.3%というシェアを獲得しているようです。それに続いて、OMデジタル、富士フイルム、シグマが続くという状況になっていますね。

個人的には、タムロン、シグマなどがランキングの上位に入っていますので、もっとシェアが高いのかと思っていたのですが、思ったほどではなかったことに驚きました。それでも、タムロンとシグマを合わせるとソニーを超えるシェアのため一定の影響力はあると言えそうです。

最下位を争うニコンの現状

それに引き換え、ニコンの交換レンズは最下位を争うレベルで低迷していることがわかります。ここ数ヶ月は、新しいマクロレンズなどの発売を受けて、ややシェアが上向きになっているようですが、ほぼ5%台と低迷している状況です。

ここ数ヶ月で若干持ち直したことと、パナソニックのシェアが落ちてきているため、幸い最下位は逃れている状況ですが、この状況はしばらくは改善しないだろうと思いますね。

これだけ低迷しているのは、やはりミラーレスで存在感を出せていないからだと思いますね。しかねS Lineのレンズが多く一般の人が気軽に購入できるようなレンズが少ないことも影響していると思います。プロフェッショナルやハイアマチュア向けの高級レンズは利益率が高いと思いますが、シェアを獲得するには十分ではないのだと思いますね。

一方でシェア3位を獲得しているキヤノンですが、マウント別ではRFマウントよりEFマウントのほうが売れているということで、ミラーレスの交換レンズの販売は思わしくないようです。もちろんまだラインナップが少ないことも理由の一つと思いますが、いまでもRFマウントよりEFマウントのほうが売れていることにも少し驚きです。

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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (5件)

  • ニコンはパナソニックと争う位置というのは驚きですね。
    ペンタックスは書かれないほどシェアがないということでしょうか。
    ソニーは完全に業界リーダーですね。
    10年前とはすっかり勢力図が変わってしまったように感じます。

  • SONYはレンズの値段が高いけど純正の強み(連写数の制約なしの高速AF通信、テレコン使えるなど)で売れるんですね。でもいい加減古いズームレンズを更新してほしいですけど。TAMRONは、軽量、小型、リーズナブルでいい仕事をしていると思います。SIGMAは、ミラーレスにしては重いレンズが多い印象で、自分は今のところ欲しいレンズがない(28-70F2.8は良いけど)。

  • ソニーはミラーレスのユーザーが多いのでこの結果に納得できますね。
    シグマがジリ貧状態ですね。
    あまり売れてないのでしょうね。

  • ニコンはFマウントの数を引いたら本当に少ないシェアですね。
    ま、高いしデカイし、バリエーションがないので今のところしょうがない
    ユーザーが魅力的と感じるレンズを出し続けてるタムロンが2位なのは納得です。

  • キヤノンはRFを売りたくても供給が逼迫してるのが大きく響いてそうですね。7月に伸びてるのはRF100マクロが売れたからでしょうか。
    ソニー純正はシグタムに押されて伸び悩んでるのかと思いましたが、しっかりとシェアを取ってるのは流石です。

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