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CIPA 2022年1月カメラ出荷数量公表 低水準も好転の兆しアリ??

グラフの画像
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CIPAが2022年1月期のデジカメ出荷数量を公開

CIPAが2022年1月期のデジカメ出荷数量を公開しています。出荷数量は、レンズ交換式、コンデジ、その両方の3種類の数量を公表しているのですが、ここではレンズ交換式に絞って記事にしてみたいと思います。すべての出荷数量については、CIPAが公開しているPDFをご覧ください

さて、レンズ交換式の出荷数量の推移は以下のようになっています(画像タップで拡大します)。


CIPA

これをみると、2022年1月は、2021年1月、2020年1月と同レベルの出荷数量であったことがわかります。2020年は1月ぐらいから新型コロナウィルスが海外で発生して広まっているらしいという情報がでてきていた時期です。2月には感染者が日本でも見つかり大騒ぎになりました。あれからもう2年なのですね。

というわけで、正確には2019年1月の出荷数量と比較してみたいところです。というわけで、2019年の統計が含まれているグラフを引用してみます。

CIPA

というわけで実際の数量でみると、以下のようになっています。

・2019年1月 54万6188台
・2020年1月 44万6330台
・2021年1月 41万6206台
・2022年1月 40万0353台

こうしてみると、ここ3年間はほぼ同じような出荷台数が続いていますが、2019年1月の状況には遠く及ばないという出荷数量になっていることがわかります。

半導体不足が影響している可能性も

ただし好意的に解釈すると、半導体不足などの影響がでていたり、人気が高く製品の供給がおいついていないような製品が多くありながらも、前年と同レベルの出荷数量を維持できたことは朗報と言えるかもしれません。半導体不足の影響や、特定製品におけるカメラ需要に応えられず製品が販売できなかったのにもかかわらず、この状況を維持できているのだとしたら、もし製品供給が順調だった場合には、もっと出荷数量が多かった可能性があるからです。

ソニーがα7 IVを発売し、キヤノンがR3、ニコンがZ 9を発売して市場は活性化されていると思いますので、供給が復活したときにどの程度の出荷数量を維持できているかというのは興味のあるところです。次の発表に注目したいですね。

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