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ニコン “低価格機種を増やしたい 一眼レフ撤退なし” 低価格製品に期待できる??

Nikon Z 9
Nikon Z 9
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ニコン社長へのインタビュー記事

ニコン社長へのインタビュー記事が掲載されています。どのような記事となっているのでしょうか?

それでは実際の記事の内容をみてみましょう。

── 高性能の製品を増やす方向ですね。

馬立 19年に社長になった時、「映像製品はプロ・趣味層にフォーカスする」という方針を決め、コンパクトカメラは段階的に縮小しました。高機能製品が増えたことで、平均単価は2割上がりました。今後はより手に取りやすい価格帯の機種を増やしていきたいです。開発はミラーレスに集中しますが、一眼レフは販売を続け、撤退はしません。カメラ事業は競争が激しいので、4年後の営業利益は現状と同じ200億円ほどを想定し、黒字を維持するのが目標です。

サンデー毎日×エコノミスト

この他にも興味深い記事や、新たに参入した医療事業、精機事業などについての記述もありますので、全文は記事元リンクからご覧ください。

記事によれば、ニコンは2019年に映像製品(カメラなど)は、プロフェッショナル、趣味層に注力するという方針を決めたのだそうです。このフォーカス対象についてですが、プロフェッショナルというのはカメラで撮影することを職業とする人、趣味層というのは写真撮影を趣味としている人です。趣味層という定義は難しいですが、より多くの割合で写真撮影をしている人のことだろうと思いますね。

そのためより高価格、高性能なカメラの販売や開発へシフトしていたようですが、しかし、インタビュー記事では今後は「より手に取りやすい価格帯」のカメラも増やしていきたいとしています。ということは、今後はさらに廉価なカメラが発売される可能性があることが示唆されていることになります。

そうなるとエントリークラスのカメラが期待されるところですが、開発はミラーレスに集中するということですので、可能性としてはNikon Z 30かそれより下の低価格なカメラが発売される可能性があるということを示唆しているのでしょうか?それとも廉価なコンデジという可能性も考えられるのでしょうか?

手に取りやすい価格というのがどの程度の価格を指しているのかわかりませんが、ニコンに廉価なミラーレスカメラを期待している人には朗報かもしれません。

一眼レフの撤退はしない

そして今回のインタビュー記事では、現在、ニコンは開発についてはミラーレスカメラに集中していることが明らかになりました。しかしそれは一眼レフからの撤退ではなく、販売は続けるとしています。

このことから新製品の発売は難しいかもしれませんが、少なくとも現在のラインナップは、そのまましばらく継続する可能性が高いのだろうと思います。一眼レフユーザとしては朗報かもしれません。

そして、今後の「手に取りやすい価格」のカメラとはどのようなカメラになるのでしょうか?現在のところ、ニコンは以下のようなミラーレスカメラを発売しています。

  • Nikon Z 9
  • Nikon Z 7II
  • Nikon Z 6II
  • Nikon Z 5
  • Nikon Z 50
  • Nikon Z fc
  • Nikon Z 30

これよりも廉価となると製品としては非常に限定されるのではないかなと思います。いま、Nikon Z 5よりも廉価なフルサイズミラーレスを投入する必要性はまったくないと思いますし、仮に廉価な商品を発売したいのであればZ 5を継続的に販売して価格下落していくのを待ったほうがいいように思えます。

そうすると、Nikon Z 30よりも下位となるミラーレスカメラを発売するということなのでしょうか?

Nikon D3x00シリーズの後継としてZ 20やZ 10を投入する可能性はあると思いますが、EVFのないZ 30の区別化が難しそうです。

そう考えると、別のアプローチとして廉価なネオイチや、廉価なコンデジの復活という可能性もあるのでしょうか?

ニコンが低廉なカメラに再参入を検討しているというのも驚きですが、どのセグメントで参入しようとしているのかと考えると、ちよっといろいろ考えを巡らせてしまいますよね。皆さんはどう思いますか?

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コメント

コメント一覧 (4件)

  • Z30 よりさらに低価格ということだと以前レンズの特許の出ていた、センサーがフォーサーズの Nikon DL 的なコンデジでしょうか?
    ソニー同様に VLOG を意識した製品仕様になってくるのでしょうか?
    その場合 24-85mm 相当より 18-50mm 相当のレンズの方が望まれていると思いますがどうなるのでしょうか?

  • より手に取りやすい価格帯の機種を増やしていくよりも今はZ 9の技術をZ 7/Z 6シリーズなどに下ろしてくることが求められているような気がしますが。
    20〜30万円台でα7 IVやEOS R6/R6 IIに対抗できるような機種が必要だと思います。

  • 低価格機種の発売で、ユーザー層を拡大することも重要では? ファミリーユースだと交換レンズは売れず、利益は少ないかも知れませんが、高価格機種ばかりだと、購買層は限られてきます。

    今は低所得の若年層でも、将来は高名な写真家や映像関係の経営者になるかもしれず、そういう人達が買える機種も必要ではないでしょうか。

  • 今まで続けてきた経験上、ステップアップしてくれないことがわかったから
    各社廉価モデルから撤退しているのでは。

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