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“デジカメ販売状況が改善”報道も安心できないと思う理由

CANON EOS R6 Mark II
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デジカメの販売改善が著しい

デジタルカメラの販売状況が回復し、改善が著しいという報道がされています。どのような内容なのでしょうか?それでは記事をみてみましょう。

 デジタルカメラは、コロナ禍における外出制限の影響で、2021年までは大幅な販売減少が余儀なくされたが、2022年後半から回復基調に転じ、年末商戦ではミラーレス一眼カメラや交換レンズなどが堅調に推移しているという。

(記事元)CNET Japan

緊急事態宣言などの行動制限がなくなったことを追い風に、販売状況の改善が著しいのがデジカメ。特に、ミラーレスカメラが伸びています。新製品は価格帯の高い高性能モデルが中心になったことを受け、平均単価はじわりと上昇しています。

(記事元)マイナビニュース

デジカメ回復基調も安心できない理由

デジカメの販売が、特に価格ベースで回復しているのは当サイトでも投稿した通りです。しかし、それが今後も続くのかというと、個人的には怪しいのかなと思っています。というのも、現在のカメラ販売の回復は、これまでの様々な要因で需要が低迷していたことの反動だと思うからです。

これまでカメラの販売が低迷していた理由にはいくつかあります。例えばコロナ禍の外出自粛などによりカメラを購入する人が減ったこと。半導体不足によりカメラの製造が難しくなっていた可能性があること。中国のロックダウンなどで部品不足になり製造が難しくなっていたことなどが考えられると思います。さらに物流の混乱で製品を輸出入できなかったりしたことも影響したかもしれません。

最近の回復基調は、これらが解決に向かいつつあるためと思われるので、これが長続きするとは個人的には思えません。

さらにニコンはNikon Z 9、キヤノンはEOS R5、R7、R10などといった新製品が発売されたことも寄与していると思われますので、これらの初期需要が一巡すればまた需要は低迷する可能性もあるかもしれないと思っています。

これらを総合的に考えると、様々な要因が重なって最近は好調に見えるかもしれないけど、これが長続きするとは思えないのかなという印象です。もっと購入してもらうには、新しいイノベーションが必要なのかなと思います。

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