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ニコン “一眼レフの販売とサポートは引き続き提供していく”

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ニコンへのインタビュー記事

Fマウントに関するニコンへのインタビュー記事が掲載されています。興味深かったので紹介したいと思います。今後のFマウント製品はどのようになっていくのでしょうか?

それでは記事をみてみましょう。


DE:2020年1月にD780とFマウントの120-300mmの発表をみて私は喜んだ。これらは、すべてのニコンの一眼レフの撮影者にとって素晴らしいニュースだった。現在のアクティブユーザの何パーセントが、一眼レフを主要なプラットホームとして撮影しているのか?既存の一眼レフユーザは、まだ新しいFマウントレンズを購入している?それとも、ほとんどのレンズ販売がZマウントに移行している?私はFマウントの販売がかなり急速に減少すると想定していたが、まだ多くのユーザが既存のプラットホームに留まり、投資を続けているのか?120-300mmは最後のFマウントレンズになる?

KO:ニコンの戦略は、強い需要がある中高級ミラーレスカメラとレンズにフォーカスすることだ。私たちは多くのユーザが私たちのミラーレスシステムに切り替えたことを確認している。一方で、デジタル一眼レフの様々なメリット(光学ファインダー、バッテリー寿命など)を好むユーザが一定数存在することを認識しており、引き続き販売、およびサポートを提供していく。


ニコンへのインタビュー記事が掲載されています

記事によれば、Fマウントの状況に関して、多くのユーザがミラーレスへ移行していることを確認しているとしながらも、一眼レフを好むユーザもいるとして、引き続き、販売とサポートを提供していくとしています。

ですが、この返答は、ほとんど質問の答えにはなっていません。販売とサポートを提供していくとしていますが、Fレンズの生産は続けるのか、また新レンズの開発予定はあるのかなど気になることはわからないままです。また新しい一眼レフの発売があるかどうかというのも、この返答の内容ではわかりません。

まあ、恐らくニコンのなかでは、対外的には言わないだけで、もうレンズの開発も一眼レフの開発も行っていないだろうと思いますし、そう思っている人がほとんどではないかと思います。なので、一眼レフ用レンズは在庫があるものだけで終了ということになり、今後は次々とディスコンになっていくだろうと思われます。

しかし、もし仮に一眼レフの新製品があるとしたら、どんな製品になる可能性があるのでしょうか?個人的には、もし可能性があるとしたら、Nikon Z 6IIIの一眼レフバージョンなら、ほんのごくわずかですが発売される可能性があるのではないかなと思いますね。

そして、一眼レフから撤退しないというニコンへのインタビューについては「ニコン “低価格機種を増やしたい 一眼レフ撤退なし” 低価格製品に期待できる??」で詳しくお伝え。

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コメント

コメント一覧 (5件)

  • かつては「不滅のFマウント」といったキャッチコピーを使っていましたが、果たしてどうなるのか。

  • 主要なボディとレンズの販売サポートは続けるにしろ、あくまでもラインナップに残しておくといった感じでしょうね。
    新たに一眼レフを発売するとしたらデジタル一眼レフではなくフィルム一眼レフのほうがいいように思います。
    F6の販売を再開するでもいいように思います。
    デジタルはミラーレス、フィルムは一眼レフなら明確に差別化でき存在意義も高まるように思います。

  • ニコン中期経営計画では、2025年度までに映像事業の売上収益におけるFマウントボディおよびレンズの占める割合が1割弱になる見通しとなっています。
    また同時期までにZマウントレンズを50本以上ラインナップすることも目標として掲げています(現在テレコン含めて39本)。
    事業規模を鑑みても余裕があるとは言えず、もはや Fマウント新製品は望むべくも無いでしょう。

    私自身Fマウントユーザーではありますが、新製品を期待するかと問われると“否”です。
    淋しさはありますが、それよりもZマウントシステムの普及に努めることが最優先でしょう。
    Fマウントシステムは現行品を末長くサポートしてくれるならそれで充分です。

  • 主流を他に譲った後「継続していく」と言及されたシステムが、その後発展的に継続された例はほとんど無いと思っています。カメラに限ってもニコン1、フォーサーズ、ソニーA、キヤノンEF-Mなどなど……FもEFもその後を追っているのは暗黙の了解でしょう。D6や1DX3まで完全に無くなるのはだいぶ先かもしれませんが。
    レフ機をフィルムに役割分担するのは面白そうですが、ビジネスとして維持できるかどうか……技術伝承を目的に1ラインだけ残して受注生産、くらい絞ってあるいはってとこですかね。
    この辺はペンタのフィルムプロジェクトの行方次第な気はします。フィルムのインフレがえげつないのが痛い……

  • サポートしようにも電子デバイスが市場から無くなるのは早いので
    現行製品であれば基板等改良しながら維持して行くわけですが
    販売終了となれば6年間で終了ですね。
    現行機がいつまで販売を続けられるかで終了時期が決まりますね。

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