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デジカメ販売の回復傾向 CIPAが発表した2024年6月の出荷数量と地域別分析

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CIPAデジカメ出荷数量発表

CIPAが2024年6月のデジカメ出荷数量を発表しました。デジタルカメラの出荷数はどのようになっているのでしょうか?それではみてみましょう。

CIPAが2024年6月のデジカメ出荷数量を発表しています。上記はレンズ交換式デジタルカメラの出荷数量です。

統計によれば、2024年6月は2022年、2023年を上回りこの3年間で最も売れたことがわかります。2024年全体の統計をみると、多くの月で過去3年間で最高かそれに近い数値となっていて、デジカメ販売の落ち込みはなんとか止まった様子がわかります。

以下はミラーレスカメラの地域別の出荷数、出荷額の前年同月比です。

出荷数前年同月比出荷額前年同月比
日本134.8%135.3%
中国119.3%112.4%
欧州93.5%102.7%
米州93.5%106.7%
その他101.4%123.6%

2024年6月は日本が好調でデジカメ市場を牽引したことがわかります。出荷数も出荷額も前年同月で3割以上も増えています。ボーナスが関係しているのでしょうか?しかし絶対的な出荷数では欧米には敵いません。

欧米は出荷数はマイナスですが、出荷額になると数%の上昇となっています。このことから、以前よりも高価なカメラが売れていて、出荷額を押し上げていることがわかりますね。

これまで30%近い数値で前年より増えていた中国は、若干数値的には下がったとはいえ出荷数で20%ほど成長していることになり、こちらは堅調と言えそうです。

ここのところ新製品の登場がありませんでしたが、ニコンからはZ6III、キヤノンからはEOS R5 Mark IIが登場するということで、今後も堅調に推移するといいですね。

さらに「Nikon Z6IIIの在庫状況を巡る謎 供給不足なのになぜ一部のショップで購入可能なのか?」ではZ6IIIの在庫状況の不思議について詳しくお伝えします。

(記事元)CIPA

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コメント

コメント一覧 (1件)

  • Z6Ⅲが7/12発売で6月に出荷されたのとパナからS9が6/20発売で同じく6月に出荷された影響か?
    もしかしたらZVE-10Ⅱも8/2発売だから、ギリギリ6月の終わりに出荷された可能性もあるかな?
    ちょっと早過ぎるか?
    1年前の6〜7月に発売された主なカメラはキヤノンのR100、パナのS5Ⅱ、フジのX-S20
    もしかしたら入らないかも知れないが、7/28発売のソニーのα6700

    この顔ぶれ見ると出荷台数的には遜色ないレベルの新製品があるから、船便で送る事を考えると工場出荷は発売の3〜4週間前に出されるのは想像出来る

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