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Z 180-600mm f/5.6-6.3もタムロンが製造??と観測広がる

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Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRもタムロン製?

先日、Z 70-180mm f/2.8とZ 180-600mm f/5.6-6.3 VRが正式発表されました。そして、Z 70-180mm f/2.8に関してはタムロンが恐らくですが、タムロンが設計したレンズをもとにニコンが様々なチューニングを加えたようなレンズになっているらしいことが明らかになっています。

そのためいわゆる単純なODMやOEMと表記できるものではなく、その折衷型という形で開発をしているということになりそうです。

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そして、海外のネットやSNS、フォーラムなどではZ 180-600mm f/5.6-6.3 VRに関しても同様の形態か、近い形態で発売されるのではないか?と噂されています。

どういうことなのでしょうか?

実は、過去にニコンとタムロンは共同でレンズに関する特許を出願していたことがあります。それが下記のレンズ特許です。

ニコンとタムロンの両社が出願人となっています。SNSなどでは、これと同様にニコンとタムロンが共同で特許を出願し、そして製造する可能性があるのではというのです。または、共同の特許という形にならなくても、タムロンにお願いしてレンズを製造してもらうのではという観測が広がっています。

ちなみに、この特許の実施例には200-500mmレンズに関する記述があり、実際の製品としてはAF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VRになると言われています。また、このレンズはあくまでニコンの主導で設計が進められており、タムロンの工場で製造するにおいて、製造過程においてタムロンの独自の技術が入るため共同特許になったのではないかと考えている人もいるようです。

で、話を戻して、Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRがタムロンと共同で特許が出願されるのかどうかはわかりませんが、似たような形で製造される可能性があるのではないかと考えている人がいるようですね。つまり光学的な設計や、電気的な仕様などをニコンが指示して、それに従ってタムロンがタムロンの工場で製品を作るのではないか?というものです。

もちろん完全にタムロンが設計したものかもしれませんし、ニコンが完全に設計図を提供してタムロンが製造するだけなのかもしれません。そして、Z 70-180mm f/2.8と同様にレンズの光学設計はタムロンが行うけれども、鏡筒、AFモータなどにはニコンの調整が入り、タムロンが製造するという可能性もあるのかもしれません。

Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRの価格が安いことを考えると、Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRはタムロンで製造される可能性が高いように思えます。

この場合、Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRが中国製(またはベトナム?)のものであれば、タムロンが製造するレンズになるという可能性が高そうです。

しかし、こういうのを思いつく人はすごいですね。いろいろよく見ているなと思います。

そして、実際には完全ニコン製なのか、それともタムロンにお願いして製造したものになるのか、それともタムロンが完全にゼロベースで開発したレンズになるのか、興味が尽きませんね。

(記事元)https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/PU/JP-2014-209145/7E25C15EB393457221ABC0C479CA70D6227D02E14D317378C624C1A2A671D434/11/ja

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コメント

コメント一覧 (5件)

  • このレンズの製造元は分かりませんがニコン独自の設計のように見えます。
    対物側の処理が軽量化のためにニコンでは初めての構造になっています。
    ソニー、キヤノンでは望遠単焦点で取り入れている構造ですが望遠ズームでは
    ニコンが最初のようです。
    ニコンの設計担当者頑張りましねと褒めたいところです。

    ※個人で調べられる情報には限界があるので間違っていたらゴメンナサイ!!

    • 特許は製品が出される1~2年程度前に出願されるでしょうから
      記事で参照されている10年前の出願情報は違うと思われます。
      レンズ構成が違いますね。
      ニコンとタムロンの共同特許は短焦点ズームが多いような印象です。

  • タムロンさんが基本部分を製造してニコンがZの仕様に加工して販売する。
    性能や価格が納得できる製品であれば何ら問題はないと思います。

  • 何かタムロンとニコンは親密そうですね(昔から?)。問題はないのでしょうが、ですが個人的にはタムロンの新製品を早くという気もします。あまり噂もないようですし、実際今年は何が出てくるのでしょう? APS-C用のより小型化を進めたⅡ型でも良いような気もするのですが。

  • 製造=完成品組み立て とするなら、ほぼ間違いなくTAMRONの中国工場だろうな。
    設計もTAMRONで、150-600mm(A022)の焼き直し。光学系がそっくりだから。
    でなきゃ、こんなに安価で売れない。A022と比べたら随分高いが、それがブランド料。
    構成部品にはNikon手配のものもあるかもしれないが、当然100%じゃないだろう。

    さて、そんなレンズをNikon製と呼んでいいのかな?

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