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ソニー α6700レビュー “最高の機能の一つが欠けている”

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α6700には機能が一つ欠けている?

ソニーが先日、発表したα6700には、とても大事な機能がひとつ欠けているという記事が公開されています。興味深いので紹介したいと思います。どのような機能が欠けているというのでしょうか?

それでは記事をみてみましょう。

α6700にはソニーの最高の機能の一つが欠けている

(前略)

実際には、ソニーの独自の機能というわけではない。キヤノンが先に実装した機能で、人々がその機能を望んだために、ソニーがコピーすることに決定した機能だ。私が話しているのは、カメラの電源をオフにしたときに動作するセンサーシールドだ。これをもう少し詳しく説明すると、新しいソニーのカメラには、シャッターをセンサーの上に降ろして保護する設定がある。これはレンズ交換などと併用するように設計されている。これによって、ソニーのセンサーはキレイに保たれ、長年、センサーにあったホコリを引き寄せる磁石を取り除くことができる。

これは私がα6700のメニューシステムで探したものだが、複数ページにも及ぶメニューシステムのマニュアルに見入ったが、何の成果も得られなかったときには、かなり失望した。

ソニーは高級なα7シリーズと差別化るため人為的にこの機能を削除した。少なくともEOS R7にはこの機能がある。これに加え、ソニーのボディとレンズは耐候性に関して最高ではないという事実もある。

(攻略)

センサー保護機能がない?

記事によれば、α6700にはとても重要な機能、センサー保護のためにシャッターを下げる機能がないとしています。これは完全ではないもののセンサーへホコリが入ることを防止する機能です。EOS R7では電源OFF時にシャッターを下げるか、上げたままにしておくか選択をすることができます。

電源OFF時にシャッターを下げるように設定しておけば、レンズを交換する時に電源をOFFにすればシャッターが降りたままになります。そしてレンズを交換すれば、レンズ交換時にホコリや水しぶきなどがセンサーに付着することを、ある程度は防止することが可能です。また、センサーを掃除したいときは、電源OFF時でもシャッターを上げたままにするように設定すれば、掃除が可能になります。

この機能はメカシャッターレスのNikon Z 9にもあります。Z 9ではメカシャッターがないのでシャッターのような保護幕を新たに設定して、それを下げることでセンサーを守っているわけですね。

そして、その機能はα6700にないので、残念ながらこの筆者のような人のために製造されたカメラではないだろうとしていますね。海外の掲示板などでは、デュアルスロットでないこと、ジョイスティックがないことなども話題になっていて、このセンサー保護機能がないことも、また残念な要素ということになりそうです。

ですが、ソニーがプロフェッショナル向けではなく、ハイアマチュア向けということで設計したということであれば、これらがないのもある程度は納得できるのかなという気もします。ただ、ハイアマチュアな人でもこのような機能が欲しいという人も一定数いると思いますので、かなりソニーは仕様に関しては割り切ったのでしょうね。

(記事元)https://www.thephoblographer.com/2023/07/12/the-sony-a6700-is-missing-one-of-sonys-best-features/

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コメント

コメント一覧 (6件)

  • Nikon Z 9のセンサーシールドと簡易的にシャッター幕を下ろすのとは全く別物です。
    富士フィルムはシャッター幕を下ろすことは良くないと明言していますが、自分の経験でも、Zマウントに細いFマウントレンズをマウントアダプター無しでそのまま突っ込んで、あやうくセンサーに触れそうになりましたが、その時シャッター幕が下りていたらアウト。どれくらいの修理費だったかわかりません。
    あと手がすべってセンサーに指が触れることが稀にあるのですが、シャッター幕に触れたらどうなるんでしょうか。

    α6700は、個人的にはジョイスティックが無いことくらいです。

  • 個人的にはシャッターが下りてくれる方が嬉しいですね。高速でレンズ交換しない(必要が無い)ため、シャッター/センサーに触れるリスクよりセンサーにホコリなどが付かないメリットの方を多く受けている感覚です。
    ちなみにZ7/Z9で修理金額見積を出した(他社より故障箇所の選択肢多数のため)ところ、下記の結果でした。単体ならセンサー交換はメカシャッター修理の約4倍ですね。
    強く押した場合などは結局両方とも壊れて全部乗せ金額になりそうですが……
    ・イメージセンサー(ローパスフィルター)キズ交換:164,560円/321,420円
    ・シャッター作動不具合:42,570円/項目無し(=これがメカシャッター修理の項目)
    ・シャッター切れず:55,660円/74,580円

    まぁ機能への是非はあるにせよ、使いたくなければ機能オフにすればいいという考えもあり、その点搭載さえされていないα6700に失望する向きは理解できます。
    他にもちぐはぐさが挙げられていますが、そこを補って余りある魅力をターゲット層が感じているのか、発売後の売れ行きが気になりますね。

  • メカシャッターだろうがセンサーシールドだろうが破損すれば撮影自体出来ないのでは。
    それら部品よりセンサー破損による交換の方が遥かに高いのは容易に想像できます。
    あとニコンの見積もりは高めに出る場合が多いので、必ずしも満額とは限りませんね。結局は実際に出してみないと分からないと思います。他の箇所も破損している場合もあるので。

    ちなみにR7のシールドはペラッペラでした。指で触ってみたことがありますが、不用意に当たったらと想像すると結構心許ないです。なのであくまでもダスト防止程度のことにしかならないでしょうね。それでもやはりセンサー剥き出しよりは精神衛生上あった方が嬉しいですね。
    でも幕の有無より個人的にはセンサークリーニング機能の方があって良かったと思うことが多いです。

  • センサーシールドはどちらかと言えば有った方がいいですね。
    自分の持っているミラーレスはセンサーシールドが有りませんので
    野外でのレンズ交換に気を遣います。
    帰宅後全部のコマにボケたゴミが写っているとめんどくさいなーと思ったりします。
    α6700に関してはコスト的なのか構造上の問題なのか分かりませんが無い物は仕方がありませんね。
    ちなみにZ9のセンサーシールドの構造はメカシャッターと同じようですね。
    平行リンク機構で複数枚の薄膜の金属板を上下させているようです。
    言い方を変えればシャッター機構をそのまま使っているようにも見えます。

  • 機能としてはあるに越したことはないけど、汚れ防止の為に欲しいというのは使い方として間違ってるんでは?
    シャッター幕は高速で稼働するのだから水汚れやホコリが詰まって故障するリスク、触れて破損するリスクと、センサークリーニング費用を比較すると汚れてくれたほうがまだ費用面はマシだと思う
    あとニコンz9と比較するのは違うんじゃないか?

  • R6やR7を使ってきましたが、こんな機能役にたちません。気休めですよ。本当にフィールドでレンズ交換してますか?

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