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EOS R1とNikon Z 9 フラッグシップモデルの主な仕様の比較

EOS R1
目次

EOS R1とNikon Z 9の主な仕様

キヤノンのフラッグシップモデルであるEOS R1が発表されました。同じくニコンのフラッグシップモデルであるNikon Z 9との主な仕様について比較してみました。

Nikon Z 9EOS R1
イメージセンサー4571万画素 裏面照射積層型2410万画素 裏面照射積層型
エリア全域でのクロスAF対応
イメージプロセッサEXPEED 7DIGIC X + DIGICアクセラレータ
常用ISO64-25600(拡張32-124000)100-102400(拡張50-409600)
フォーカスポイント493点1053点
メカシャッター対応
動画(最大)8K 30p、4k 120p6k 60p、4k 60p
EVF0.5インチ 369万ドット0.64インチ 944万ドット
視線入力AF対応
背面液晶3.2インチ 210万ドットタッチ式4軸チルト3.2インチ 210万ドットタッチ式バリアングル
ボディ内手ぶれ補正効果6.0段中央8.5、周辺7.5段
連続撮影(電子シャッター)20コマ(4570万画素、RAW)
30コマ(4570万画素)
120コマ/秒(1100万画素)
40コマ(2410万画素)
メモリカードデュアルCFExpress Type B/XQDスロットデュアルCFExpress Type Bスロット
バッテリーEN-EL18dLP-E19
シャッター速度(電子シャッター)1/32000~30秒1/64000~30秒
シャッター速度(メカシャッター)1/8000~30秒
シンクロ同調(電子シャッター)1/250秒1/400秒
マイク端子対応対応
ヘッドホン端子対応対応
GPS対応対応
最大画像サイズ8256×5504ピクセル6000×4000ピクセル
測距可能輝度-7~19 EV-7.5~21 EV
バッテリー寿命700コマ530コマ
WiFi 6G対応
Bluetooth5.04.2
サイズ1340g、149×150×91mm1115g、158×150×87 mm
価格店頭予想約70万円前後キヤノン公式108万9000円

上記の仕様について、条件付きで対応可能な仕様もありますので、詳細は実際の製品ページからご覧ください。また間違っている部分があったら指摘していただけると助かります。

こうしてみるとEOS R1はかなり仕様的には先進的な機能が盛りだくさんという感じがしますね。クロス測距もそうですし、電子シャッター時のシンクロ同調速度も速く、よりローリングシャッター歪みが少ない可能性が示唆されています。

また手振れ補正機能も数値上では優秀ですし、画素が少ない分測距可能な輝度もより広い範囲で対応しているように見えます。このほか視線入力AFとか、DIGICアクセラレータなどの機能も搭載しています。

ただ機能的には仕様には現れない部分でかなり強化されているとみられ、特にAIを利用した被写体認識やノイズ低減処理など、このあたりの被写体の追尾/認識性能がどのぐらいのものであるのか非常に興味のあるカメラとなっていますね。

もうほとんどの場合、カメラの機能は必要十分にまで達していて、あとはカメラのアプリケーションの部分がどれぐらい優れたものになるのか、視線入力AFなど付加価値の機能がどの程度採用されているのかという状況になっているのかもしれません。

さらに「EOS R1をテストしたときEOS R3 Mark IIのように感じずにはいられなかった」ではEOS R1のレビューについて詳しくお伝えします。

(記事元)キヤノンニコン

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コメント

コメント一覧 (9件)

  • 値段と8K動画以外はR1が圧勝してる様にしか見えないのに何故にZ9にようやく追い付いた発言がニコンユーザーから出て来るのか意味不明

  • キヤノンは三脚や一脚が使えてカメラやレンズが高額でも予算がある報道機関向けを優先したのかなと思いました。
    超望遠もズームレンズ主体ならクロップがいらなくて画素数が少なくても問題ないですし。
    単焦点レンズ×高画素機のニコンとは向いている方向が完全に別になったように思います。

  • 比べるまでもなくR1の圧勝かと
    各社思想の違いなので仕方がない部分もありますが、f値を少し抑えたf5.6〜f6.3辺で600〜800mmくらいの持ち運びし易い超望遠単焦点が一本でもあればネイチャー用途でもランガンができて非常に重宝するんですがね…
    それが無いためにメインで使えないのがネックです。

  • 何を見て「圧勝」とするかですね。アマチュア向けとしてはZ9が圧勝かもしれません。
    R1がアマチュアなんぞ一切視界に入れてなく、何ならプロすら報道・スポーツ以外はスルーしてるからですが。製品ページの作例全てがスポーツという潔さを見ればすぐにわかることです。
    12月頃にマップやヨドバシのランキングを見て「R1全然売れてない! Z9の圧勝ww」って声がニコン一筋のアマやインフルエンサーから溢れ出るのを予言しておきますw

  • ニコンユーザーでもありキヤノンユーザーでもあるので忖度なしですが、何をもって圧勝かは人によりますね。
    R1は低画素である時点で土俵にも上がれず完敗とする人もいるでしょうね。
    報道通信社所属なら100万円以上の大砲レンズを会社から借りてサイドラインから狙えますが、アマチュアは観客席からなので高画素が必要となります。また野鳥撮影も高画素が必要です。
    海外のレビューサイトでも言っていましたが、R1のマーケットは汎用性に欠けるため小さくセールス的にも完敗です。
    私は必要な時があるので買いますが。

    • 概ね共感できます。
      しかし一点だけ、野鳥撮影には高画素という認識は正しくありません。暗い森の中や薄暗い時間帯に活動する種類もいますので、そう言ったシチュエーションでは高感度に強く、低照度でもAFが正確に機能する低画素機が必要になります。
      そういった意味ではR1は野生動物撮影でもマストな選択肢といえます。

  • 結局、買える価格でなければ勝ち負けどころか土俵にすら上がれないワケで、私個人としては「価格も性能のうち」だと思っています。
    人それぞれの価値観があり、楽しく、必要な写真が撮れれば勝ち負けとか上とか下とか関係無いと思います。

    とはいえ、AFの精度は高いようですし、面白そうなR1ですね。レビューに期待したいところです。

  • いずれサンプルが出てくると思いますがカメラ内でアップスケーリングにより
    高精細画像を生成できるので場合によっては万能なカメラとも言えそうです。
    今までアップスケーリングはキヤノンが有料で行っていました。
    今後は様々な機種に組み込まれ画素数はあまり気にしなくて良い時代が
    くるかもしれません。
    もう一つの目玉であるクロス測距のDPCMOSがどの程度かそろそろサンプルが
    出てきても良さそうですね。
    またカメラのS/N比が良いのかマルチショットノイズ低減のような機能も
    ないようです。
    以上R1のスペックを見た感想です。

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