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ミラーレス実売ランキング ZV-E10が1位 そしてZ 30が4位はなぜ?

目次

ZV-E10が1位 BCNランキング

BCNがミラーレス一眼の実売台数ランキングを公開しています。どのようなランキングになっているのでしょうか?

それではランキングをみてみましょう。


 「BCNランキング」2023年8月28日から9月3日の日次集計データによると、ミラーレス一眼の実売台数ランキングは以下の通りとなった。

1位 VLOGCAM ZV-E10 ダブルズームレンズキット ブラック
ZV-E10Y(B)(ソニー)

2位 α6400 ダブルズームレンズキット ブラック
ILCE-6400Y(B)(ソニー)

3位 EOS R10・RF-S18-150 IS STM レンズキット
EOSR10-18150ISSTMLK(キヤノン)

4位 Z 30 ダブルズームキット
Z30WZ(ニコン)

5位 VLOGCAM ZV-E10 パワーズームレンズキット ブラック
ZV-E10L(B)(ソニー)

6位 EOS R50・ダブルズームキット ホワイト
EOSR50WH-WZK(キヤノン)

7位 EOS R50・ダブルズームキット ブラック
EOSR50BK-WZK(キヤノン)

8位 α6400 ダブルズームレンズキット シルバー
ILCE-6400Y(S)(ソニー)

9位 OLYMPUS PEN E-PL10 EZ ダブルズームキット ホワイト
(OMデジタルソリューションズ)

10位 EOS Kiss M2 ダブルズームキット ホワイト
EOSKISSM2-WZKWH(キヤノン)


Z 30ダブルズームが4位にランクイン

BCNがミラーレス一眼の実売台数ランキングを公開しています。今回の集計期間は2023年8月28日から9月3日までの1週間となっています。

これまで当サイトではヨドバシカメラやマップカメラのランキングを紹介しています。しかし、これらのランキングは、もともとカメラを祖業としていたり、カメラ専門館があったり、ハイアマチュアやプロフェッショナルの人々が昔から利用しているショップのため、高額な商品でも上位にランクインするなど、かなりマニアックなランキングになっていました。

一方、BCNのランキングは全国の一般販売店を対象にしているため、より全国規模で正確な需要を表しているランキングになっていると想定していいと思います。

というわけで、ランキングをみると、やはり廉価な製品が多くランクインしていることがわかりますね。フルサイズセンサーのカメラはランクインしていません。そのなかでも売れているのは、ソニーのZV-E10で、キットレンズ違いで2種類が上位にランクインしていることから、ZV-E10がかなり売れているらしいことがわかりますね。

また、ソニーの製品のなかでも廉価なα6400や、EOS Kiss Mの事実上の後継機種となっているEOS R50もかなり売れていることがわかります。このようななかで、EOS R10が3位に入っているのは興味深いですよね。どのような人がどのような目的で購入しているのか気になるところです。

一方で個人的に不思議なのは、Nikon Z 30のダブルズームキットが4位にランクインしていることです。これはニコンとしては嬉しい順位だと思います。しかし、個人的に、Nikon Z 30がなぜ4位にランクインしているのか、正直よくわかりません。

ひょっとしたらキャッシュバックキャンペーンが関係しているのかもしれないと思ったのですが、キャンペーンの対象期間は8月21日で終了しており、今回の集計期間とは関係ないことがわかります。

そう考えると、なぜZ 30が4位にランクインしている理由があまりよくわかりません。

まず価格面では、以下のようになっています(価格comの最安値)。

  • Z 30
    • ボディ 約8万8000円
    • ダブルズーム 約13万3000円
    • 標準ズーム 約10万2000円
  • ZV-E10
    • ボディ 約7万5000円
    • ダブルズームレンズ 約10万4000円
    • パワーズームレンズ 約8万6000円

このようにボディ単体でも1万3000円ほど違うのですが、レンズキットで考えるとかなり価格に差があることがわかります。

Nikon Z 30とZV-E10は、それぞれ動画撮影向けで、これからYoutubeを始めようとか、Vlogを始めようという人の割合が高い機種だと思います。また、どちらもEVFがなく背面液晶のみのタイプとして販売されています。

このランキングについて、正直に言うと、もし仮に動画撮影向けと考えれば、個人的にはZV-E10を選択すると思いますので、しかも価格の高いZ 30が、これだけ上位にランクインしているのは意味がわかりません。機能的にはZV-E10のほうが上だと思いますし、さらに価格も安いとしたら、Z 30がなぜランキングの4位に入るほど売れているのでしょうか?

考えられるとしたら、ZV-E10は現在、全国チェーン店系のショップで在庫がないショップがあることが多く、代替としてNikon Z 30が選択されているという可能性はあるのかなと思います。しかし、通販を利用すればZV-E10は入手可能ですので、ZV-E10の在庫が不足気味というのは理由にならないようにも感じています。

もちろん、それぞれ人には価値観があり、Z 30がいいという言う人も一定数いると思いますし、価値観の違いだと言われればそうなのかもしれません。それでも、個人的にはしっくりきていません。

なぜZ 30がこれだけ売れているのでしょうか?製品的には魅力的ではあると思いますが、ZV-E10と比較してもある程度売れていることが個人的には理解できないままでいます。

この他のランキングに関する最新情報は、こちらのまとめから詳しくお伝え。

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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 全般的にダブルズームキットが強いですね。ファインダー無しのボディで望遠ズームがあっても使いにくいと思うのですが、そんなことも気にせずお得感重視で買われる市場なんでしょうね。

  • 自分の体験ではファインダー無しのボディで望遠ズームは使いにくいですので
    ダブルズームを買っても望遠ズームは使わないでしょうね。
    買ってから使いにくさにがっかりするでしょう。

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