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富士フイルムX100VIは月産1万5000台で十分?? 事前に9万台準備との観測も

X100VI
目次

X100VIの生産能力は十分か

富士フイルムの人気デジタルカメラ、X100VIの生産能力について、その影響と可能性について考えます。月産1万5000台と公表されたX100VIですが、その数は本当に需要を満たすのに十分なのでしょうか?

富士フイルムから、彼らが月産1万5000台のX100VIを製造しているとの情報があった。しかし、X100VIの予約が天文学的な数に達していることから、多くの人がこれでX100VIの出荷問題を避けるのに十分かどうか疑問に感じていた。

過去の記事では、私たちは以下の問題も影響していると伝えていた。

  • 複数のショップで予約を行い、最も早く出荷される製品の注文のみを維持して、他の注文をキャンセルする人がどれだけいるのか
  • 富士フイルムが発売前にどの程度の数の製品を生産しているか

我々は独自の調査で最初の問題について調べ、これまでに14%の人が複数の注文を行っていることがわかった。従って、最初の2~3ロットが出荷されると、キャンセルの増加により予約が大幅に減少することが予想される。

(中略)

動画配信中、彼は2023年11月から「最終ハードウェア仕様で生産された製品」をテストしていて、富士フイルムはすでに数ヶ月間、X100VIを全力で生産していると述べた。

従って富士フイルムは少なくとも11月から月に1万5000台のX100VIを製造していると考えることができ、これは2月の発表までに約6万台が製造されたことを意味している。しかし、私は富士フイルムがそれより長期間、製造していたとしても驚かないだろう。

(中略)

上記に基づいて富士フイルムはこれまでに6万台から9万台の製品を製造したと考えることができる。

これは過去のデジタルカメラには十分な数だ。しかし、我々が話しているのは、ここ数十年で最も成功したデジタルカメラだ。これは初期の需要を満たすのに十分ではないかもしれない。

(後略)

富士フイルムが事前に生産したX100VIの数は

富士フイルムが事前にどの程度のX100VIの在庫を抱えているのかについて考える記事が公開されています。

記事によれば、富士フイルムは少なくとも2023年11月にはX100VIの製造を開始しているだろうと予想をしています。そのためX100VIは3月下旬の発売が予定されているため、少なくとも6万台を発売日当日に供給できるはずだとしています。

またカメラを早く入手したい人が複数の予約を入れている可能性があるとしており、その人が製品をキャンセルすることによっても、さらに初期需要は早く満たされるのではないかと予想しています。

しかし一部の噂では中国ではX100VIの予約が50万台を超えているという話もあり、それほど簡単な問題ではない可能性も考えられそうです。仮に国別に出荷数量を調整したとしても、今では簡単に外国に出かけていって製品を購入し、持ち帰ることが可能です。そのため、転売をしたい人が他国で購入し、自国にて高値で売り払うという人もゴマンといるはずです。それでは、とてもではないけれども月産1万5000台では初期需要を満たすのには十分とは言えそうにもありません。

仮にX100VIが流行していてカメラが欲しいからということで予約数が増えるのは仕方がありません。しかし、それを売却して金儲けの手段にしようとしているとしたら、少し悲しくなりますね。実際には入手までどの程度の時間がかかることになるのでしょうか?

さらに「富士フイルムが検討/開発中のレンズ10本 超望遠からパンケーキまで」では富士フイルムが検討/開発中のレンズについて詳しくお伝えしています。

(記事元)https://www.fujirumors.com/fujifilm-x100vi-manufacturing-production-started-at-least-back-in-november-60k-to-90k-units-produced-before-launch/

X100VIの主な仕様
センサーサイズAPS-C X-Trans CMOS 5 HRセンサー
画素数約4020万画素
センサークリーニング圧電素子による超音波方式
イメージプロセッサX-Processor 5
手ぶれ補正5軸ボディ内手ぶれ補正
手ぶれ補正効果6.0段
レンズ23mm f/2.0
高速連続撮影最大約20コマ/秒
動画撮影最大6.2k 30p
被写体検出人物の顔や瞳、更に動物・鳥・車・バイク・自転車・飛行機・電車・昆虫・ドローン
シャッター速度メカシャッター:Pモード: 30秒~1/4000秒 Aモード: 30秒~1/4000秒 S/Mモード: 15分~1/4000秒 バルブ: 最長60分
電子シャッター:Pモード: 30秒~1/180000秒 Aモード: 30秒~1/180000秒 S/Mモード: 15分~1/180000秒 バルブ: 1秒固定
ISOISO125~12800 (1/3ステップ)
EVFEVF: 0.5型有機ELファインダー 約369万ドット
背面液晶3.0型チルト式タッチパネル付きTFTカラー液晶モニター
メモリカードスロットSD/SDHC/SDXC USH-II対応 シングルスロット
サイズ128.0×74.8×55.3mm
重量バッテリー、 メモリーカード含む: 約521g
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