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ニコン Nikon D6正式発表も新型肺炎で発売や供給遅れの可能性を示唆

D6

2020年3月発売予定

予約販売受付は、2月14日10時より開始します。
なお、新型コロナウイルス感染症の影響により、発売延期や供給が遅れる可能性があります。

(記事元)https://www.nikon-image.com/products/slr/lineup/d6/

Nikon D6が新型肺炎の影響を受ける可能性

ニコンがニコンのフラッグシップとなるNikon D6、フルサイズミラーレス用のレンズになるNIKKOR Z 20mm f/1.8 S、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRを発表しました。

それぞれ発売予定も公開され、予約受付の開始日も報告されていますが、Nikon D6と2本のレンズのページには以下のような注釈が記載されています。上記の画像クリックで画像拡大します。

なお、新型コロナウイルス感染症の影響により、発売延期や供給が遅れる可能性があります。

このように、発表された製品についていずれも上記の記載があることから、新型肺炎の影響で供給不足になったり、発売そのものが延期される可能性が示唆されています。

入り組むサプライチェーンの複雑さとリスク回避の国内回帰

今のカメラは様々な電子部品や金属部品、プラスティック製品などを組み合わせて作られているわけですが、一つ一つ確認してみると、恐らくかなりの数の中国企業の製品が何かしら関係しているということは、もう当たり前のように考えられそうですよね。

例えばある消毒製品に関して、消毒薬の中身そのものは日本で製造しているのでいくらでも作れるが、消毒薬を入れるプラスティックボトルが中国製で、その製品が入荷されないので製品を発送することができないといった問題があったりするそうです。

同様にの電子機器に関係する部品については日本で作っているが、何かしらの原料を中国から輸入しているという場合には、上記の例と同様に製品を作ることができなくなってしまうので困ってしまうわけですよね。このように非常に部品が多岐にわたるため、何が中国の影響を受けるのかわかりにくく、すべてのパーツメーカに問い合わせないとならない状況になっていると思われ、実際には影響はかなり大きくなりそうです。多分、そのパーツメーカも他のメーカに問い合わせなければわからない状況になっていて、入り組んで複雑になりすぐに状況がわからないようなことになっていると思われますね。

実はここ最近、海外の人件費の高騰で中国に工場を作って製造するのと、日本で工場を作って製造するのとでは、人件費はまだまだ日本人のほうが高いものの、生産効率の高さ、それにまつわる環境の良さなどから、生産コストはほとんどかわらない状況になっているとも言われています。中国には今回と同様のリスクが、政治的にもあり得るので中国偏重の状況を回避しようとする企業も多くなっているようですね。

製造業にとっては、大きなリスクがあるものは回避したいと思うでしょうから、今後はどんどん脱中国化が進んでいくことも考えられそうです。

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