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ニコン 自動運転用センサーを生産 ベロダイン社ライダーを受託生産

ニコンが自動運転技術で有名なベロダイン社製のLiDARを受託生産を行うようです。

ニコン、ベロダインの自動運転向けライダーを受託生産

ニコンは4月25日、自動運転レベル3(緊急時以外は自動運転)以上の自動運転車に必要なセンサーであるライダーで有名な米国のベロダインライダーと受託生産契約を締結したと発表した。

ニコンの子会社の仙台ニコンがベロダイン向けにライダーを今下期から量産開始する予定。

ニコンは昨年、ベロダインに2500万ドルを出資して資本提携して以降、ニコンの光学技術、精密技術と、ベロダインのライダー技術との融合を図るため、両社は技術開発や製造での協業を検討してきた。今回の受託生産契約の締結は両社の協業第1弾で、今後も幅広い領域で協業を検討する。

(記事を一部引用しています)

ニコンが自動運転用のセンサーを生産するようです。以前に自動運転事業にニコンが進出するのか?という記事を書きましたが、今回の記事で協業関係がようやく見えてきましたね。

まずはLiDAR(ライダー)というものがわからないと、この記事はよくわからないと思います。LiDARとはどのようなものでしょうか?

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LiDARは自動運転を実現するためのセンサーやさの機能の一式のシステムのことで、Light Detection and Rangingの略です。日本語では”レーザースキャナー”や”レーザーレーダー”などと呼ばれることもあります。いわゆる電波を利用するレーダーの光を利用したバージョンと考えるとわかりやすいかもしれません。

LiDARは四方八方にレーザーを送信して、跳ね返ったものをセンサーで受信することで、どこに何があるのかを探知するシステムのことです。その内容に従ってどのように車を操縦するかは、今度は車側の仕組みになり、LiDARは障害物などを検知するシステムそのものになります。

ベロダイン社はその中でも有名なメーカのようで、ニコン以外にも中国の百度、アメリカのフォードなどの出資も受けているようで、かなり期待されている企業のようですね。

ニコンにとっては自社のセンサー技術や、レンズなどの光学技術を提供し、そのかわりに生産を受注するという関係でうまくやっていこうということになると思うのですが、カメラ市場が縮小する中では、このように多角化していくのが必要なのかもしれませんね。

詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。

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