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ニコン 在宅勤務拡大を発表 海外では製品供給への懸念広がる

Nikon Z 7II

新型コロナウィルスによる日本政府の非常事態宣言により、潜在的な遅延の可能性についての警告を発表した(日本のほとんどの企業が2月7日まで閉鎖されたままになる)。

現在、Nikon Z 6II、Z 7IIカメラを含む多くのニコン製品が在庫切れとなっている。

(記事を一部引用しています)

目次

ニコンが新型コロナに関する対応を発表

NikonRumorsがニコンの新型コロナウィルスへの対応状況について報告しています。

記事によれば、ニコンが新型コロナに関するニコンの今後の対応について発表したとしていますね。ニコンのサイトは毎日みていたつもりだったのですが、気がつきませんでした。なので、改めてみてみると以下のようなプレスリリースが発表されていました。

新型コロナウイルス感染症における対応について(2021年1月12日更新)

新型コロナウイルス感染症でお亡くなりになった方々、ご遺族の皆さまに謹んで哀悼の意を表します。また、罹患されている方々、困難な状況におられる方々が一日も早く回復されますよう心よりお祈り申し上げます。

このたびの緊急事態宣言の発令を受け、ニコングループでは、「感染拡大を防止しながら、事業活動を継続する」という方針を堅持しつつ対策を強化するため、2月7日までの間、製造現場等の出社が必要な職場を除き出社人数を3割以下とする、在宅勤務の上限日数を撤廃する等の施策を実施いたします。

お客さまならびにお取引先の皆さまには多大なるご迷惑をおかけいたしますが、ご理解、ご了承の程よろしくお願い申し上げます。

今後も、政府、各自治体からの指導、要請に従い、従業員とその家族、お客さま、お取引先の皆さま、そして事業所近隣の皆さまの安全確保と感染拡大の防止を最優先に考えて対応してまいります。

(引用)https://www.nikon.co.jp/news/2021/0112_01.htm

記事元では、遅延の可能について警告を発表したとしていますが、googleの翻訳が異なるのか、日本語の原文を日本語ネイティブの筆者が呼んでも、製品に関する遅延があるかもといったようなことは、記述されていないように読めます。製造現場など出社しなければならないような部署については出勤することになるわけですし、それ以外のリモートワークを70%以上にするということですし、製品の供給については特に問題ないようにも見えますね。

とはいっても、これまですべての社員が出勤して作業していたわけで、いきなり出社人数を30%にまで削減するということになれば、確かに今後の新製品の発表スケジュールや、製品供給に何らかの影響がでてくるのでは?と考えることも理解できるところです。

多くのニコン製品が在庫切れ??

そして、記事ではNikon Z 6IIとNikon Z 7IIを含む多くの製品が在庫切れになっているとしています。具体的にどのショップというような記述はないのですが、アメリカでもNikon Z 6IIとNikon Z 7IIの在庫は品薄になっているようです。

日本でも同様に、Z 6IIとZ 7IIの供給が少なくなっている可能性が考えられます。まず価格.comをみると、多くのサイトで「問い合わせ」状態になっています。事実上の在庫なしという状況です。

例えば、Nikon Z 7IIボディは、カメラのキタムラ、アライカメラ、チャンプカメラ、イートレンド、コジマ、エディオンなどが問い合わせの状態になっています。Nikon Z 6IIでは、カメラのキタムラ、ケーズデンキ、アライカメラ、チャンプカメラ、イートレンド、コジマ、エディオン、ヤマダ、ビックカメラなどが問い合わせの状態になっていますね。もちろん、だから供給が足りていないとは言えませんが、その可能性はあるということは確かだと思います。

特徴的なのは、激安系のショップの販売がほとんどないことですね。通常、在庫が潤沢にある場合には、多くの激安系のショップの名前が価格.comの価格比較ランキングの上位に入ってきます。ですが、供給が不足気味になると激安系のショップの表示がなくなり、大手ショップとしては比較的低価格で販売しているカメラのキタムラが上位に顔を出すようになります。

今回もカメラのキタムラはNikon Z 6IIボディで3位、Nikon Z 7IIボディでは4位に位置していることから、需要に対して供給がおいついていない可能性が高いということが言えると思います。ちなみに、ここで言う需要に対して供給がおいついていないというのは相対的な差のことを述べているわけであって、絶対的に需要が高いということを言っているわけではありません。

仮に供給がおいついていないとしたら、当サイトでなんども記述していますが、旭化成マイクロシステムの工場火災の可能性や、海外のサプライチェーンに再び何かしらの問題が生じている可能性などが考えられそうです。それに加えて、さらに在宅勤務の拡充による影響がでてくる可能性があるとすると、いろいろ事態は複雑になってくるかもしれませんね。いま現在の製品の供給がどのようになっているのか心配です。

(記事元)https://nikonrumors.com/2021/01/13/expect-more-nikon-product-delays-due-to-the-recent-covid-19-state-of-emergency-in-japan.aspx/

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