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EOS Kiss M2ディスコンの予兆 EOS M全滅でEF-Mマウントはどうなるのか??

EOS Kiss M2
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EOS Kiss M2ディスコンでどうなるEF-Mマウント?

先日、キヤノンのWebサイトで、EOS Kiss M2が在庫僅少になっていることが明らかになりました。このことは当サイトても報告しています。詳細は下記からご覧ください。

ミラーレスカメラ情報
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そこで多くの人が気になるのは、EOS Kiss M2の後継機種はあるのか?そしてEF-Mマウントはどうなるのか?ということではないでしょうか?今回はそのあたりについて考えてみたいと思います。

まずマウントに関する簡単な説明です。カメラによって接続できるレンズは決まっています。それはレンズや本体側の接続部分の物理的な形状や、レンズと本体とのデータをやりとりする電子接点の位置などが異なるからです。そのため、特定のマウントに対応していないレンズでは、カメラにレンズを取り付けて使用することは(一般的には)できません。カメラとレンズの両方のマウント形式を合わせる必要があります。

今回、在庫僅少になったEOS Kiss M2は、EF-Mマウントというマウントを採用しています。そのためEF-Mというマウントに対応しているレンズしか利用することができません。このあたりがまずは抑えておくポイントです。

そして、今回、EF-Mマウントを採用しているEOS Kiss M2がディスコンになる可能性がでてきています。仮にEOS Kiss M2がディスコンになると、キヤノンが販売するEF-Mマウントのカメラは無くなってしまいます。もしそうなるとEF-Mマウントは今後はどうなってしまうのでしょうか?

というところが、本記事の核心部分です。

EF-Mマウントの今後の可能性

これまで、EF-Mマウントのカメラとしては、EOS Kiss M2と、EOS M100の2機種が最後まで発売されていました。しかし、M100がディスコンになり、今度はKiss M2がディスコンになろうとしています。

そうなると前述の通り、EF-Mマウントに対応したカメラはキヤノンから無くなってしまいます。今後、EF-Mマウントはどうなってしまうのでしょうか?

EF-Mマウントの後継機種は発売されない(EF-Mマウントの廃止)

まず考えられるのは、もうEF-Mマウントに対応したカメラは発売されない可能性です。メーカはマーケティング的な観点からは決してEF-Mそのものが終了するということは言わないと思います。しかし、自然消滅的に製品がなくなっていき、後からやっぱりEF-Mマウントは廃止になったよねということがわかるかもしれません。

すでにキヤノンはRFマウントで、EOS Kiss M2の後継機種とも言えるようなEOS R50を発表していますし、そのままEF-Mマウントが完全にRFマウントに移行する可能性はかなり高いのではないかなと思います。

新製品の可能性は

EOS Kiss M2の後継機種とみられているEOS R50は、カラバリとしてホワイトが設定されています。カラバリが設定されている機種は一般的にエントリークラスモデルで、初めてカメラを購入する人、家族向け、カジュアルな使用用途向けのカメラとして販売されています。

このことからEOS R50がKiss M2の実質的な後継機種と考えるとEOS Kiss M2の後継機種が販売される可能性はかなり低いのではないのかな?と思います。

もし可能性があるとしたら、かなり小型なミラーレスカメラです。例えば、EOS M100の後継機種のような小型なレンズ交換式カメラとして発売する可能性はあると思います。しかし、いまさらEF-Mマウントを残してまで小型なカメラを発売して意味があるでしょうか?

もちろん初めてカメラを購入する人を呼び込むために価格が安く小さいレンズ交換式を販売したいと思うかもしれません。しかし、EF-Mマウントと、今のキヤノンの主流のRFマウントでは互換性がありません。従って、いくらEF-Mマウントのカメラとして販売しても、その後のステップアップでより高機能なカメラを購入してもらおうとしても、マウントに互換性がないので同じキヤノン製品を購入してくれる”縛り”にはなりません。他社の製品を購入してしまう可能性があると思います。

そう考えると、EF-Mマウントの新製品を発売するより、RFマウントを採用して小型で軽量なモデルを訴求したほうがいいように思えます。そうすればRFマウント用に購入したレンズを、フルサイズRFマウントミラーレスなどでも利用することが可能です。


こう考えると、かなりEF-Mマウントの今後は厳しいものになるのではないかと思ってしまいます。少なくとも、APS-Cの一眼レフでKissブランドはしばらく残ると思いますが、ミラーレスのKissブランドは、Kiss M2のディスコンをもって終了してしまう可能性が高いのかなと思いますね。それはすなわち、EF-Mマウントそのもののディスコンも意味しているのかもしれません。

今後のEF-Mマウントはどうなるのでしょうか?このまま廃止ということになるのでしょうか?

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コメント

コメント一覧 (1件)

  • 径の大きなRFではEF-Mほど小型化できない、という仮定で存続価値を見出す人もいました。(私も可能性はあると思ってました)
    ですが、厚み以外はむしろ小型軽量化、厚みもグリップが深くなった分なのでホールド性向上、それでいてAFは最強クラス、というR50の登場で引導を渡されましたね。
    あとはRF-Sで広角ズームが出ればEF-Mは完全にお役御免でしょうか。RFマウントが出た5年前から予期されていたとはいえ、1つのマウントが終焉するのは寂しいものです。

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