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誰もがZ fcを愛しているのに、なぜ誰もZ 50を愛さないのか

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Nikon Z 50はなぜ愛されないのか

なぜNikon Z 50はZ fcのように愛されないのかという、かなり刺激的なタイトルの記事が公開されています。興味深いので紹介したいと思います。

それでは記事をみてみましょう。

誰もがNikon Z fcを愛しているのに、なぜ誰もNikon Z 50を愛さないのだろうか?

私たちは本当に浅はかなのだろうか?Nikon Z 50を愛している人はいないのに、みんながNikon Z fcを愛している・・ただ、見た目が格好良いというだけで。

Nikon Z 50はパーティーに招かれたゲストの同伴者としてみんなに温かく迎えられた。誰もが親しみやすく、幸せで、新しい友人ができて満足したが、誰もそれに夢中になってはいなかった。

Nikon Z 50が登場したときと、1年半後のNikon Z fcの登場時を比較してみてほしい。それはイエス・キリストが死からよみがえり、6つに割れた腹筋でアロハシャツを着て同じパーティーにやってきたのを見たゲストような歓喜で迎えられた。

興味深いのは、そのアロハシャツと立派な腹筋を除けば、Nikon Z 50は文字通り、そのパーティーではイエス・キリストの双子の兄弟になるということだ。彼らはほぼ完全に同じだ。

Z fcが特に何か新しいことをしたわけではない。間違いなく美しいカメラであるが、富士フイルムのカメラや、OMシステムのカメラは、10年以上も前からアロハシャツを着ている。そして、両社のシステムはニコンの初期のAPS-Cミラーレスカメラよりはるかに成熟し、機能していた。

では、実質的に同じカメラが2021年7月に熱狂的な歓迎を受けたのに、2019年10月にニコンがNikon Z 50を発売したとき、なぜ誰も喜ばなかったのだろうか?

どちらも同じ2090万画素APS-Cセンサーを搭載している。同じExpeed 6イメージプロセッサ、同じISO感度。同じ209点ハイブリッドAFシステム。同じ11コマ/秒の連写・・

違いは二つだけだ。Nikon Z fcは明らかに昔ながらのフィルムカメラのようにデザインされており、背面液晶がチルトだけでなくバリアングル液晶になっている。Z 50のようなポップアップフラッシュは搭載されていないと思うが、確かにそれは後からチェックするべき項目だ。

それ以外は同じだ。では、Nikon Z 50は、いつかその価値を得られることができるのだろうか。Nikon Z fcの後継機(フルサイズになる可能性がある)の噂はすでに聞こえているが、Z 50については何も聞こえてこない。

私はいつもスタイルが本質だと主張してきたが、本質もまた本質だ。だから、パーティーで一人で厨房に立ち、孤独にビールを飲んでいる姿をみて、私は同情せずにはいられない。元気を出して兄弟。大切なのは中身だ。

デザインの違いは大きい?

記事のタイトルはとても衝撃的で、さらにこまかな表現の違いがあると思いますので、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。

内容的には、ほとんど同じ機能のZ 50とZ fcなのに、なぜZ 50は人気がないのか?という話になっています。確かに、Nikon Z fcはものすごく売れたそうです。

ミラーレスカメラ情報
フルサイズ版Nikon Z fcであるZ fが発売されると思う理由 | ミラーレスカメラ情報 Nikon Z fの発売可能性は Nikon Z fの発売の可能性はあるのでしょうか?個人的には可能性はかなり高まってきているのではないかと想像妄想しています。 以前、ニコンの新し...

上記で記事にしていますが、Nikon Z fcはニコン史上、初月で最も売り上げを記録したカメラになるそうです。つまりニコンで最も人気のカメラであるといってもいいだろうと思います。

ということは、初月での売れ行きになりますが、確かにZ 50よりもZ fcのほうが人気があったということになりますね。機能がほぼ同じなのに、これだけ発売時の売れ行きが異なるというのは、確かにデザインの部分が大きいのかもしれません。ちなみに2番目はNikon Z 8だそうです。

しかし、Nikon Z 50も登場時に十分に驚きをもって迎えられましたし、売れ行きも長い間好調でした。なので、「誰も愛していない」という表現は行き過ぎだろうと感じています。ちょっと表現が厳しすぎるなという印象です。

元記事の筆者も、そのあたりは理解しているようで、機能的には同じで十分にいいカメラであるといいだけに記述されている部分もあります。でも本質が大事なのは確かですが、デザインにもこだわりたいのが人間というもので・・・。このあたりは難しいですね。

そして、確かにZ fcは人気があったわけですが、これだけ人気があるとフルサイズでも・・と二匹目のドジョウを狙っている可能性はあると思うのですが、ニコンはフルサイズ版Z fcを発売する可能性はあるのでしょうか?このあたりは非常に気になりますね。

(記事元)https://www.digitalcameraworld.com/features/why-doesnt-anyone-love-the-nikon-z50-when-everyone-loves-the-nikon-z-fc

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コメント

コメント一覧 (11件)

  • Z50を使っていますが、普段遣いでは最良のカメラの一つだと思います。
    小型軽量で威圧感もなく、出てくる画像もスマホとは比べ物になりません。
    暗所にも強く、連写も必要十分。ただしAFは弱め。
    見た目に関しては、Zfcとは比較になるものではありませんが、質実剛健の良い機種だと思います。

    秋にZfが出るかは分かりませんが、日の目を見ないZ50でも普段使いのお手軽カメラとしての需要は十分にあります。次期型もサプライズでそう遠くない時期に出ると思います。

  • BCNを見ていると、Z50ダブルズームキットはそれなりに強く、年間で10位(2022年)だったりしました。またなぜかヨドバシのランキングでも出てくるので、売れていないとは言えずと思いますし、感想レベルのことをまた書いているDCW記事だと考えています。ただし実は個人的には口の悪いこと言いますが、もう少しランキングが低くて、デザイン大幅刷新になってくれることを望んでいたりもするZ50なのですが。

  • レトロ調という以外にも、Z50までのZ機はペンタ部のデザインに批判多めの賛否両論でした。ようやく素敵なデザインが、それもレトロ調で、というのがファン層も相まって盛り上がったんでしょうね。
    しっかりしたグリップがある点など、Z50が上回ってる部分もあると思いますが……

  • Z50は描写も良く、APS-C機を好む野鳥ユーザーからはかなり重宝されています。さらに次期型でAFが進化すれば、より多くの人に愛され重宝されるカメラになると思っています。
    Z fcはまずデザインで人を選びますから、必ずしも”誰も”が愛しているとは限らないと思います。
    レトロ調のミラーレス一眼カメラは、懐古と現代がアンマッチしていて個人的に美学を感じません。単に古いレフ機を使うのではダメなのだろうか…といつも思います。

  • 小型のミラーレスカメラはマイクロフォーサーズ、NEX, EOS M と古くから多くの機種が存在し、
    そうした中では後発のニコンのZ50は優等生ではあっても市場には飛び抜けたものとは認識されなかったところはあると思います。

    それに対してZ fc はニコン自身のフィルムカメラFM2を模したヘリテージデザインであることから数多あるクラシックデザインのミラーレスカメラの中でも突出した存在感を持つもので、そのあたりの違いが売り上げにあらわれていると思います。

    個人的にはZ50にボディ側手ぶれ補正と最新イメージプロセッサを載せた後継機を見てみたいですが…

  • この記事を書いた方の個人的な趣向だと思います。どちらが売れたかというと、Z50の方がロングセラーということもありますが、今現在でもZ50の方が人気です。
    レトロ調は一定の人には受けるため、初月で売れたのはわかります。その裏には、中身はZ50と同じというのが安心感であったのかもしれません。
    Zfも初月は売れるでしょうが、Z8やZ6III/Z7IIIよりもロングセラーになるとは思えません。おそらく、動体に弱く、用途は限定されると思いますので。
    私はZ50を使っていますが、Zfcは買いませんでした。理由はグリップが無くて持ちにくく実用的ではないからでしたが、ZfにはX-T5くらいで良いので、多少のグリップがあるとありがたいです。

  • 考えてみれば Z50 と Z fc どっちが上、というわけではなくて、メーカー側としては同じ中身でも別物として受け入れられて一粒で二度(Z30も含めれば三度?)おいしい製品構成を組み立てられた時点で勝ちなのかもしれないですね。

    ソニーも業務用の動画撮影ミラーレスというジャンルを開拓した結果、FX3, FX30 がランキング上位の常連を占めるようになっています。

    一方で下位から上位までヒエラルキーに沿って隙間なくラインナップを揃えて必勝パターンに持ち込んだはずのキヤノンは最近はエントリー機以外では苦戦しているように見えます。

    ニーズに合わせた個性をもったカメラ商品設計が求められる時代なのかもしれません。

  • Z 50を発売とほぼ同時に購入し、現在も使用しています。
    ファインダーも見やすく、シャッターフィーリングも小気味よく、Z fcやZ 30に買い替えたいと思ったことはないです。
    買い替え前に使用していたα6500よりもAFが良好です。
    そろそろ後継機種を望む声があるものの、累計販売台数もZ fcより多いはずで、この記事は何かの間違いでしょう。

  • 私はZ50を使っていますが、Zfcに替えたいと思った事は一度もありません。
    ※Z50を愛しているかと云われると、ムムムですが。
    実用性から言っても、ZfcよりZ50が勝っていると思っていますし。
    そもそも、Zfcは外観的に私の好みではありません。
    フィルム機のFMやFE時代からそうでした(笑)

  • 好みは人それぞれなので世界規模で見たらどちらが売れているのか知りませんが
    どちらか選べと言われたら Z fc です。
    理由はバリアングル液晶である事です。
    チルト式は自分の想定される用途では使いにくいです。
    ちなみのZ9 のような液晶モニター形式も多少は良いかも知れませんが同様です。

  • Z 50は正直一番恰好悪いZマウントカメラだと思います。
    特にEVF部分がZ 6 / Z 7も評判が悪かったですがZ 50が一番取って付けたようなデザインでダサく感じます。
    またZ 50が出た頃はAPS-C用Zレンズも全然出揃ってなく買う理由が全くなかったですね。
    今ではもう4年弱程前のカメラになるので、どうせならZ 50IIかZ 70などの機種の登場に期待したいですね。

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