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Z 6III、Z 7IIIはどのような製品になるのか ハイエンドDX機の可能性は

目次

ニコンから発売される製品は何か

ニコンのこれまでの流れを見れば、次にニコンから発売される新製品がわかるかもしれない、そんな記事が掲載されています。興味深いので紹介したいと思います。

それでは記事をみてみましょう。

(前略)

ニコンの意図は、大きな利益を生み出す製品に注力した小規模な事業を作り出すことだ。

最近の状況はそれを示唆している。Z 5/Z 6/Z 7を軽微に修正したバージョンの発売をスキップし、その代わりに短期で最大の収益/利益を得る方法で、フルサイズミラーレスのシリーズを拡大することに集中している。Z 9、Z 8、そしてまもなく発表されるカメラ。一方、APS-Cでは、実際の研究開発費なしで異なる市場へ投入することに重点がおかれている。Z 50がZ fc、Z 30になっているが、これらは実際には同じ基本的な技術的基板上で、ユーザーエクスペリエンスが異なるだけだ。

(中略)

ニコンに、さらなる改良された製品、新しいセンサーなどを求める人は、恐らく過去3年のアプローチが継続することに気がつくだろう。来年は、1台ずつ製品が投入され、何かをアップグレードすることに重点を置くことになる。それは、Nikon Z 6III、6000万画素以上の写真撮影、ハイエンドAPS-Cを意味している。これら3つはすべて現在の意図の継続になる。

そこで問題になるのは、次にどの製品が登場するかだ。一つ一つ投入する場合、優先順位を決めなければならない。

(中略)

以前に指摘したように、これら3台の潜在的な次のカメラは、すべてニコンから新しいイメージセンサーの深い関与が必要だ。ニコンの経営陣は、これら3台のカメラでセンサーのコストが上昇するため、それが時間の経過とともにどのように展開するかを分析したいため、この問題を長く検討するつもりだろう。これは、恐らくNikon Z 6のイメージセンサーについて何を行うか、恐らく最初に解決しなければならない最も重要であることを示唆している。これから発表されるNikon Z fに搭載される2400万画素のセンサーを少し調整するだけで、Nikon Z 6IIIの成功に十分な効果をもたらすとは信じられない。

(中略)

ということで、私には伝えることができるニュースはない。私が持っているのは予測だ。次週、または2週間以内に既存技術を使用した新しいカメラが登場し、その後、今年はおそらく何もないだろう。その後、CES 2024またはCP+2024が次ぐの発売時期になるように見える。そこで発表されるものは、現在、誰でも推測することができる。親鸞できるヒントや噂は聞いていない。

(記事元)https://www.zsystemuser.com/nikon-z-system-news-and/the-one-at-a-time-approach.html

製品の機能向上とラインナップ拡充が続く?

記事は一部を引用したものになりますので、全文は記事元リンクからご覧ください。

さて、記事では、今後、ニコンからどのような製品が発表される可能性があるのか、これまでの傾向から予想しています。記事では、ニコンは過去数年間、大きな利益を得るために注力しているとしています(しかもできるだけ少ないコストで)。その傾向は今後も続くと判断しているようで、かなり機能的に向上させた製品を発売していくのではないかとしていますね(もちろん最小のコストで)。

そして、その製品が3300万画素のNikon Z 6III、6100万画素超のNikon Z 7III、そしてハイエンドのAPS-Cカメラになるだろうとしています。この記事の筆者は、もともと現在のNikon Z 6II(約2400万画素)、Nikon Z 7II(約4500万画素)のセンサーを利用してEXPEED 7に変更したようなカメラでは駄目だと考えていて、ニコンもそれ以上のものを目指しているのではないかと考えていたようです。

そのため、Z 6III、Z 7III、APS-Cのハイエンドミラーレス(Z 70?)を製造する場合には、それぞれセンサーをすべて新しいものを採用しなければならず、センサーのコストも上昇するはずと予想しているわけですね。

画素が増えることにはメリットとデメリットがあるので、それぞれ考え方は異なると思いますが、少なくともZ 6もZ 7も画素数が増える可能性は確かにあるのかもしれません。

そうすると、Nikon Z fの2400万画素のセンサーはなんだ?という話になるわけですが、もしZ 6IIIが3300万画素になるのなら、やはりZ fはNikon Z 5IIのレトロバージョンということになるのかもしれませんね。そうなると、Z 5IIも裏面照射型のセンサーになるのかもしれません。

また利益の最大化の観点からは、Nikon Z 6IIIとNikon Z 7IIIはほぼ同じ性能でセンサーが違うだけという、これまでの流れを踏襲する可能性が高そうです。

そして、もしハイエンドのAPS-Cミラーレスが投入されるとしたら、ハイエンドAPS-Cの技術を利用して派生バージョンを提供していくのか、それともNikon Z 6IIIにAPS-Cセンサーを搭載したようなバージョンになるのかといったところも考えると、妄想がはかどりますね。

さて、実際にこのような製品として発売されることはあるのでしょうか?

さらにニコンに関する最新情報はこちらのまとめから。

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コメント

コメント一覧 (8件)

  • Z 6III、Z 7III、APS-Cのハイエンドミラーレス
    これらのカメラが更新されZ9と同様のチップ (エンジン)が積まれれば、ニコンが当初、示していた中期計画が達成されるように思います。
    過去の事例からもZ6とZ7は同時期に発表されているので、次期型は各年で分割ではなく、この2機は同じ年に発表されると予想します。
    ハイエンドAPS-Cに関しては、Z8の売れ行きが好調で、一部は需要を満たせているので (DXクロップ機能などの観点から)この3機の中では優先度が低いように感じます。
    一方でハイエンドAPS-C機は動画機としての性能も備えているので、中身は同じで筐体を調整した、動画特化型のカメラを派生モデルとして抱き合わせで出せば利益の最大化は果たせるように思います。

    ニコンのZは現在まで筐体の流用ではなく、センサーの流用で利益を最大化する手段をとってきているので、同じセンサーでどれほど使い回しが出来るかという観点で見た方が良さそうに思います。

    個人的には来年Z6ⅢとZ7Ⅲの発表、再来年Z9のマイナーチェンジ版 (Z9s?)とハイエンドAPS-C機の発表、と続く予想をしています。

  • Z 7IIIは大型化しないで欲しいですね。Z 7IIはもう手放してしまいましたが、よくよく考えたらあのコンパクトなボディに4500万画素が詰まっていたと考えると旅行などで重宝していました。
    風景、スナップ、記念写真だと最新のAI認識はいらないので、実はあれでよかった、しかも安いとなると。
    動体撮影もとなるとZ8があるため、Z7IIIは8000万画素か1億画素で連写3コマ/秒とかの静止物専用機のようなものでも良いと思っています。

  • EXPEED7システムや特許情報を見ていると、ニコンはデュアルストリーム技術を標準仕様として運用を考えているように感じられます(答え合わせはZfで)。
    それに対応するにはセンサーの回路周りを見直す必要がありますが、それさえクリアすればZ 6II及びZ 7IIのシステムノウハウ(特に画素部)を流用し、新規センサーを開発するよりも費用を抑えることができるでしょう。
    ニコンの開発費などの新しく導入するセンサーはZ 7IIIの超高画素センサーのみで、他は上記のようなリメイクセンサーになると思います。

    • 失礼
      打ち込みミスです。

      ニコンの開発費や収益を考慮すると新しく導入するセンサーは〜

  • 私もZfはZ5IIのレトロバージョンだと思っています。
    Z5は元々ミドルレンジ枠でありながら搭載されている表面照射型センサーは遡ればD750に通ずる古株だと聞きます。
    EXPEED7の高速処理も考えると、リメイクされた裏面照射型センサーに置き換わるとしても納得できる話です。
    とはいえその登場はZfの需要が落ち着いた後になるでしょうが。

    Z6IIIは4K60pFF収録が可能なIMX309(4500万画素裏面照射型)の改良版センサーを搭載、Z7IIIは一時期噂になった画像を参考に6700万画素センサーを積むと予想します。
    デザインについては流石にどれもZ8ほど大きくはならないと思いたいですが、Zfの実寸と実力次第で判断は変わるでしょうね。
    とはいえEXPEED7の発熱や30分制限解除を考慮すると従来機より分厚くなるような気もします。

    ハイエンドAPS-C機や発売のタイミングはLCさんに同意です。

  • Z 9、Z 8ときて今年はあとZ 8と食い合わないZ f?
    Z 7III / Z 6IIIは年明けかCP+2024前後で、APS-CはキヤノンR7・ソニーα6700に対抗するZ 70?がいつ出るか。
    Z 9の低画素版が来年五輪に合わせて出るのか、Z 5IIはZ fの転用だとしたら期間を置いて1年後くらいか、そうなると来年はボディがたくさん出る年になるのでしょうか。

    • またニコンはFF機のラインナップをどう考えているのか。
      Z 9: 8k画素の縦グリ一体型フラグシップ
      Z 8: 8k画素の準フラグシップ
      Z 7III: 超高画素 (60MP以上?) 担当のハイアマ機
      Z 6III: 30MP前後のスタンダード機
      Z 5II: 24MPのエントリー機
      Z f: 24MPのヘリテイジデザイン機
      でしょうか。
      しかしここに低画素 (24MP?) 版Z 9: 6k画素の縦グリ一体型フラグシップが加わるとしたら7機種となり、ソニー・キヤノン (R1が出るとして) と同じになる感じでしょうか。

  • 2021 年 Zfc, Z9
    2022 年 Z30
    2023 年は Z8, Zf
    2024 年は順当に Z70, Z6III だと思っていました。
    しかし Z9 の低画素版がオリンピックに先立って出るかも、という話で分からなくなってきましたね。

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