
まだレンズフードを使っているのですか?
なぜまだレンズフードを使用している人がいるのか、そんな記事が公開されています。興味深いので紹介したいと思います。
それでは記事をみてみましょう。
(前略)
しかし、その後、私は一瞬立ち止まって、もっと真剣に考えることにした。本当に、いまでは誰がレンズフードを使っているのだろうか?
まずは、このことをはっきりさせておきたい。そう、私はレンズフードが何をするものか、そしてなぜそれを使うべきかを知っている。私は商業写真と編集写真に4年間関わり、レンズフードは私のカメラバッグの必需品だった。
露出計も同じだった。そして、フィルムで撮影しているか、複雑な複数のフラッシュのセットアップをしている場合を除いて、もうそれは使用していない。
時代が変われば写真も変わる。かつてあなたの画像の不完全さや欠点とされていたものも変化する。私は何年もレンズにフードを付けていない。そして、考えてみたら私の写真家の友人たちも同様だ。
確かに、それは少し不利な状況を生み出すかもしれない。写真家の友人のほとんどは、、一般的にレンズフレアやかすんだコントラストのようなものを歓迎する自由なポートレート撮影をしている。
だからといって、これはすべてのポートレート写真家が、レンズフードを嫌っているという意味ではない。実際、私は、写真の交流会に参加したことがあるが、そこで一人の男性に彼のクライアントのポートレート撮影におけるレンズフードの重要性について説明をされた。
私は特にクライアントのために撮影する場合、レンズフレアは誰もが好むものではないということを認め、その主張に従った。
「いや、私はレンズフレアが好きだ。しかし、私はそれをデジタルで入れる」
それなら・・レンズフレアが好きなら、レンズフードを捨てて実際のフレアを手に入れればいいじゃないか?
私は、このことを理解している。多くの人々が画像を編集し、しばしば苦労するほど画像を編集し、カメラで撮影するのではなく、ポストプロダクションで要素を追加することがある。しかし、この特別な例には、私は困惑するしかなかった。
とにかく私は私の意見を述べた。私はレンズフードを使わない。しかし、あなたがそれを使っているのであれば、その理由と、どのような写真を撮影しているのか知りたい。
あなたがフードについてどう考えているかにかかわらず、ポートレート用の最高のレンズや風景写真に最高なレンズに興味があるかもしれない。
記事元
後からコントロールできる編集作業
ちょっと面白い意見ですね。
レンズフードにはいくつかのメリットがあり、使用すると画像のコントラストが最大限に得られたり、かすんだような状態が少なくなったり、より美しい色が再現できたりします。また、物理的にも、例えばレンズを何かしらにぶつけてしまうことの、ちょっとした保護にも役立ちます。
さらにレンズフードを使用した場合と、使用していない場合の比較などネットで検索するとゴマンとでてきます。なので有用性は明らかです。
レンズフードは必要ないという人もいると思いますが、効果が認められるのも事実なので、必要かどうかはその人次第ということになるのでしょうね(例外としてフラッシュを使うときとかはありますが)。
それでも、いまは後から自由にツールを使ってフレアを挿入できるというところは、今らしい感じがしますね。確かにアドビのイラストレーターにはフレアツールがありフレアを自分の好きな形、場所で自由に挿入することが可能になっています。
フレアやゴーストのない写真を撮影しておいて、あとからアプリで自由にフレアを追加することができれば、自然現象にありがちな不確実性なく撮影をすることができます。そのためにはフレアやゴーストが入らないようにレンズフードを使うということで、ちょっと本末転倒というか、面白いことになっているわけですね。
というわけで、プロフェッショナルでない普通の趣味で写真をとっている人では、思えばレンズフードを使っている人は減ってるようなきもしますが、実際にはどうなのでしょうね。ちょっと面白かったので紹介してみました。
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コメント
コメント一覧 (5件)
私はまさに基本ノーフードです。必要なら手をかざすだけ。
理由はレンズキャップがしづらいからだけです。
自分だけかと思っていたら海外では割と多いのですね。確かに海外ではフード付けた人はあまり見ません。
私は緊急用にたためるラバーフードをバッグに入れていますが使いませんね。
広角レンズでなければ手で防ぎますし、そうでなければ別の位置に移動します。
なぜか名前が二重になってしまいました。
申しわけありません。
確かに綺麗なフレアが入れられれば写真の表現が広がります。
しかしハレーションを防止するためには必須です。
フレアを入れたいがためにハレーションを起こしたら本末転倒でしょう。
私は逆に常にフードを付けっぱなしです。
そしてレンズキャップをつけませんね。
カメラに装着したレンズはその状態でバッグに入れてます。
これだとバッグから取り出してすぐ撮影が可能です。
もちろん中は仕切られたバッグなのでレンズ前玉が傷つくこともありません。
気になる場合は保護フィルターを付けといてもいいですし、私にとってフードはレンズを保護するためのものという感覚が強いですね。