MENU

カメラの上部の表示パネルは必要?? 価格が高く選択肢が少ない表示パネル搭載機

Display
目次

表示パネルは必要?

カメラの天板にある表示パネルは最近のカメラでは少なくなってきているようです。この表示パネルは必要なものなのでしょうか?この記事ではカメラの表示パネルの必要性について詳しくお伝えします。

ステータスパネルの重要性とは?

ミラーレスカメラという革命の後に写真を始めた多くの人にとっては、ステータスパネルは大したことではないように思えるかもしれない。使ったことがないものを失っても気にはならないだろう。しかし、もう少し長く写真を続けている私たちにとって、このかつての標準的なカメラの機能が無くなってしまったことに少し苛立ちを覚える。

なぜなら、ステータスパネルはカメラを見下ろすだけで必要な情報をすべて教えてくれるからだ。情報は凝縮されていて、シンプルで関連性がある。もちろん背面液晶を使ってステータス情報を表示することもできるが、その場合は通常のライブビューモードから切り替えなければならず、撮影しているシーンに重ねられた撮影情報を読み取らなければならない。

また、ステータスパネルは背面液晶よりもはるかに少ない電力しか消費しない。ミラーレスカメラのユーザはバッテリー寿命の制限に慣れているが、昔の写真家は最高のデジタル一眼レフが1度の充電で1000コマの写真を撮影できたことを覚えている。ただし、公平に言えば、ミラーレスカメラは写真を撮影するためにEVFや背面液晶を常に表示させる必要があるため、あまり大きな違いはないかもしれない。これはミラーレスとデジタル一眼レフの幅広い議論に関連している。

しかし、最も良い証拠はカメラメーカが今でも最高のプロフェッショナルカメラにステータスパネルを搭載していることだ。少なくともキヤノン、富士フイルム、ニコンはそうだ。ただし、最近ではこのかつての一般的だった機能を手に入れるためには、はるかに多くの費用を支払う必要があり、探し出すのが難しくなっている。

最近のカメラには表示パネルがなくなっている?

カメラの天板の表示パネルがないことを嘆いているようです。記事では、一眼レフの時代には当たり前だった表示パネルは最近はなくなっていて、プロフェッショナル向けのカメラにしか搭載されていないことは残念だとしています。

いま、表示パネルのあるカメラは大手メーカでは以下のようになっているようです。

  • キヤノン
    • R5 II
    • R3
    • R1
  • ニコン
    • Z6III
    • Z7II
    • Z8
    • Z9
  • 富士フイルム
    • X-H2
    • X-H2S

このように多くのカメラではプロフェッショナル向けのカメラにしか設定されていないことがわかります。その中でもニコンはZ 7IIやZ 6IIに表示パネルを設定しているようで、中級向けのカメラにも表示パネルを設定してくれていることがわかります。

一眼レフでもOVFの下側や上側に現在の設定を表示させるようなインジケーターみたいなものがあり、ファインダーを除けば設定がわかる仕組みになっていました。しかしEVFほど様々な表示ができるわけではなく、EVFになった今では天板の表示パネルがなくてもEVFの情報で十分という意見もあるかもしれません。

しかし、例えば三脚で固定してすでに構図が決まっている場合、いちいちファインダーをのぞき込まないと設定がわからないというのは確かに不便かもしれません。そういう場合には表示パネルを見ながら設定を変更するなどできて便利な面もあるのかなと思いますね。

最近はカメラも高価になっているのと、EVFで様々な表示ができるようになったこと、価格を少しでも安くしたいこと、バッテリーの消費を少しでも抑えたいなど、様々な理由から表示パネルが搭載されにくくなっているのかもしれませんね。

(via)DigitalCameraWorld

カメラの最新ニュース!

[catlist numberposts=10]

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (9件)

  • いわゆる肩液晶は一眼レフの頃からあまり見てませんでしたね。
    背面モニターのほうが大きく高精細で可動するようになったことでますます必要性は感じなくなりました。
    逆に右手側の肩部分はボタンやダイヤルがあったほうが嬉しいので肩液晶があると勿体なく感じます。
    搭載するなら左手側の肩部分に設置してほしいですね。
    しかしそれすらもあまり必要性を感じません。

  • 必要に決まってます。
    ステータス表示を液晶でしなければならず、そうなると電力消費が増します(実際消費は激しい)。ファインダーを覗けばいいのでしょうが、ワンアクション増えますし、実際OM-1(上面液晶が無いバリアン液晶機)でかなり不便な思いをしています。
    Z8には上面ダイヤルがありません。左肩にあるボタン類は撮影前に弄ることが多いので、あれが右側にそのまま移っても操作性で大きなメリットにはなりませんね。

    そもそもあそこを省いた所で大したコストカットにならないと思うのですが。液晶を小さくしてでも残してもらいたい。重要なパーツです。何でもかんでも無くせば良いという考えには賛同しかねますね。

  • どちらに決まっているはずもなく、ただただカメラの用途次第でしょうが、私は無くても困らない派です。ステータスを見たい時=撮影時=EVFかモニターを見る時、なので。三脚据付が多かったり頻繁なパラメーター変更したりする場合は有益なんですかね。
    キヤノン・ニコンが旗艦機に積むあたりはプロからの需要を感じますが、レフ機慣れへの配慮かもしれません。フジの旗艦機(とGFX)が積んでるのは興味深いですね。
    ちなみに搭載をアピールしているのはR5くらいでしょうか。当然積むよねという話なのか、アピール点にならないとの考えなのか。

  • 一眼レフから肩液晶のないSONYのミラーレスに移ったとき、めちゃくちゃ不便で結局マウント変更まで慣れずずっと不満でした。

    背面液晶やファインダーでいちいち確認してると作業効率が落ちるので、プロの方こそ必須でしょうね。

    プロ用モデルからは無くして欲しくないですが、アマチュアでもあれば絶対便利な物なので、出来るだけ付けて欲しいです。

    G9で便利だったのに後継機で無くなったのは残念でした。肩液晶はスチル重視なら必須だと思います。

  • 片袖液晶はあった方が便利そうな気がします。自分が持ってるカメラには全くありません。持ってるのはMFT-6台、SONY機-2台、S5、いずれも無いので1台くらいはあるカメラが欲しい気がします。

    でも次期S1には小型化のために搭載しないと聞いているので私には手にできませんね。3脚に備え付けて写すことはほぼ無いので無ければ無くて困らないとは思います。液晶付けるとダイヤルが付けられないとか制約が出ますからね。

    そこで提案なんだけど、丸いダイヤル天板にPixel Watchのような液晶を付けるなんてのはどうでしょう。ダイヤルも付くし液晶も付く、そして液晶じゃなくE Inkを使えば消費電力は極わずか、昼間はよく見え、夜はバックライトを付ける。コストは上がるけど便利で格好いいよ。

  • 都度ファインダー覗けばいいって言われたらそこまでなんでしょうけど、単純に一目で分かってたのが分からなくなるし、撮影時(覗いた時)にいちいち設定確認してたら被写体がいなくなっちゃいます笑
    ジンバルとかハウジングに固定してたりしたらやり難いし。せいぜい左右逆にするくらいのもんで完全に無くすのは不便だと思います。

    プロ機に付いてるのは当たり前として、中級機やエントリーに付いてないのは単純にコスト面と筐体が小さいからでは。
    あと背面液晶に常時表示させるのは液晶のバックライトが意外と明るくて、夜の撮影やステージでは目眩しになって見難いし、周りの人の迷惑にもなりかねないので気をつけた方が良いですね。

  • 例えば三脚で固定してすでに構図が決まっている場合、いちいちファインダーをのぞき込まないと設定がわからないというのは確かに不便かもしれません。

    それは背面ディスプレイで確認すればいいのでは?
    自分はそうしてます。

  • ミラーレスになってから背面液晶の上下に小さい文字で表示される
    各種の設定数値は読みにくい人もいるでしょうからあっても良いかな
    とは思います。
    特に咄嗟の場合では一瞬で設定が確認できるので肩液晶は便利かもしれません。
    ただし自分の使用範囲ではパナソニックDMC-G1を購入以来ミラーレスを
    使用していますが困ったことがないのでコストアップになるのであれば
    必要ないかなと思います。
    背面液晶で確認できれば十分です。

  • 表示パネルをつけるとモードダイヤルの置き場所が(撮影者から見て)左肩に限定されてしまいますね。
    私はモードダイヤルは要らない派で、(フィルムカメラの)EOS-1vのようにボタンを押しながらのダイヤル操作で露出モードやドライブモードが切り替えられれればそれで良いのですが、今のミラーレスカメラはモードダイヤルがあるものが主流ですし、モニターもあるので表示パネルは必須というほどのものでもないと思います。

フォーサーズユーザー へ返信する コメントをキャンセル

目次