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よくやった!! キヤノンの今年の新製品に失敗はなかった 2024年新製品を振り返ろう

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キヤノンの今年の新製品についての想い

いよいよ年末になり年明けも近くなっていますが、今年のキヤノンが発売した製品について、どのように考えているのでしょうか?この記事では今年のキヤノンの製品に関して振り返ります。

今年の間違い

今年のこの項目は少し難しいが、キヤノンの新製品については何も非難することができない。カメラやレンズに関して、キヤノンは今年は素晴らしい成果を上げたと思うし、私はホームランを打ったと信じている。

しかし私を「ええ?」と思わせたのは、Apple Vision Pro用のRF-S 7.8mm F4 STMデュアルフィッシュアイレンズだった。これは将来的にキヤノンが他の全ての人々がボードゲームを楽しんでいる間に4Dチェスをしていたと言われるレンズかもしれないが、現時点では、そのレンズが、売上げやカメラ市場に影響を与えたとは思えない。どの基準で考えても失敗作だった。今の時代、ほとんどのキヤノン製品は発売時に入荷待ちになるが、このレンズだけは例外だった。それは偶然ではないと思う。

とはいえ、昨年、私たちが批判しなければならなかったEOS R100ほどひどくはない。2023年のEOS R100でハードルがかなり低く設定されていて、キヤノンはそれを下回らずに済むことができた。よくやったよ。キヤノン。

しかし、もしかすると、キヤノンの2024年の最大のミスは2025年に修正されるかもしれない。キヤノンの最大のミスはLUMIX S9や富士フイルムのX-M5のような小型なカメラを発売しなかったことだ。これはキヤノンのラインナップから明らかに欠けている。

キヤノンは失敗しないので

キヤノンは今年は失敗しなかったぞ、そんな意見が公開されています。2024年のキヤノンの新製品を振り返ったとき、キヤノンは今年はすべての製品が素晴らしくよくやったと評価しています。

去年と今年、キヤノンからどのような製品が発売されたのか一覧をみてみましょう。

ニコン、キヤノン製品発売日順一覧表
ニコンキヤノン
20231 RF135mm F1.8 L IS USM
 3Z 85mm f/1.2 SEOS R50
  Z 26mm f/2.8RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM
 4 EOS R8
   RF24-50mm F4.5-6.3 IS STM
 5Nikon Z 8RF100-300mm F2.8 L IS USM
  Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VR 
 6Z DX 24mm f/1.7EOS R100
 7Z 70-180mm f/2.8RF28mm F2.8 STM
 8Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR 
10Z 135mm f/1.8 S PlenaRF10-20mm F4 L IS STM
Nikon Z f
Z 600mm f/6.3 VR S
12RF200-800mm F6.3-9 IS USM
RF24-105mm F2.8 L IS USM Z
RF-S10-18mm F4.5-6.3 IS STM
20244Z 28-400mm f/4-8 VR
7Nikon Z6IIIRF35mm f/1.4 L VCM
Z 35mm f/1.4
8EOS R5 Mark II
9Z 50mm f/1.4RF28-70mm F2.8 IS STM
11EOS R1
RF-S7.8mm F4 STM DUAL
12Nikon Z50IIRF24mm F1.4 L VCM
RF50mm F1.4 L VCM
RF70-200mm F2.8 L IS USM Z

このようにみると、今年のキヤノンはなんといってもEOS R5 Mark IIとEOS R1の話題で持ちきりとなった1年だったことがわかりますね。この2機種を発売するために2023年の前半ぐらいから全力で取り組んでいた様子がわかります。

2024年はなかなか新製品が発売されず少し驚きの1年でした。2024年の年末になっても2023年と比較すると全体の新製品の数は少ないものとなっています。これは2023年後半から2024年前半にかけて、また何かしらのサプライチェーンの問題や、物流の問題があったのか、各メーカからの新製品の発売は滞っていたわけですが、このことも久しぶりの新カメラの発売となった理由となっているのかもしれません。また、開発リソースをEOS R5 Mark IIとEOS R1に注いでいたことも影響している可能性もありそうです。

レンズに関しても期待していたRF70-200mm F2.8 L IS USM Zが発売されたとして、こちらも評価を高めている理由となっているようですね。

ただし、デュアルフィッシュアイレンズに関しては懐疑的なようですが、今後はVRレンズも映像制作の高まりで人気がでる可能性がありますので、まずは他社に先んじて製品を投入することで市場での存在感を高めるという意味では成功していると思いますね。初期の頃はGoProを2台横に並べたりして撮影していましたが、これからはミラーレスカメラ1台とデュアルフィッシュアイレンズ1個でVR撮影が、様々な調整することなしに撮影できるので便利だと思います。

それにしても、EOS R100への酷評っぷりがものすごいですね。EOS R100は廉価な一眼レフの代替で、新興国や途上国などで販売される廉価なカメラの代替品として存在しているはずなので、このカメラの存在は一定の価値があると思いますね。そのあたりは当サイトで何度も記述していますが、海外ではあまり認められていない印象ですね。

というわけですが、キヤノンからは早くもEOS R6 Mark IIIの噂やEOS R7 Mark IIの噂も流れていますので、来年も期待できるのではないかと思います。

そして「キヤノン グローバルシャッターのカメラを2025年後半に発売!?」では2025年にグローバルシャッターセンサーを搭載したカメラを発売するのではという噂について詳しくお伝えします。

(source)CanonRumors

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コメント

コメント一覧 (4件)

  • R100って、kiss X90とかR200みたいな発展途上国向け廉価機種なわけだが。
    kiss X90とかR200はあまり叩かれた記憶がないけど、R100だけいきなり叩き出すのが意味わからん。

  • 去年の12月にR5 markⅡが出るって言いながら出なくて、待ちきれなく2月にR5を購入しましたが、後悔はしてないです
    R5markⅡを買ってから、後悔してました
    (熱暴走、バッテリーの激消費など)

  • R100などの廉価機を出すと評価を下げるというのはかなり好ましくない問題ですね。価格を抑える為に性能が下がるのは当たり前ですし、安くて手に取りやすいからこそカメラを始める人がいることを考慮していない、いわば感想文ですね。時折「出し惜しみ」というのを目にしますが、これもあまり良くない考え方だなと…。
    もし今後もこういった廉価機を失敗だというレビューが増えていった場合メーカーとしては出しづらくなるわけで、結果として中級機以降の値段の高いカメラばかりとなってはますますカメラをやる人の数は減っていく気がします。

  • R50シリーズを2〜3年置きに更新したら?
    今のキヤノンは下手すると4年売りそうだから怖い
    2023/3にR50は発売だから、あと3ヶ月で2年経過
    ないしはR60シリーズを発売するとか
    中身はR50と同じでもデザインが違うとか
    R10は2022/7発売
    来年後半は明らかにリーチ掛かってる
    R7Ⅱが積層センサーになるならR10Ⅱもかなりの進歩は望まれる
    それがIBISになるのか、裏面照射になるのか、それともソフト的なアップスケーリングやAIノイズ処理になるかは不明だが、被写体認識の精度がアップして人物登録も可能になると更新する理由にはなる
    しかもバッファを増やして

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