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22年11月デジカメ出荷数量発表 レンズ交換式好調もコンデジ復活ならず

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2022年11月デジカメ出荷数量発表

CIPAが2022年11月のデジカメ出荷数量を発表しています。カメラの出荷数量はどのように推移しているのでしょうか?それでは記事をみてみましょう。

まず、上のグラフはレンズ交換式カメラの出荷数量で、下のグラフはレンズ固定式、いわゆるコンデジの出荷数量のグラフとなっています。

このグラフをみるとわかるのですが、レンズ交換式カメラについては前年を上回り出荷数量が右肩上がりになっていることがわかります。一方でレンズ一体形のカメラについては前年を上回ることなく低迷し続けていることがわかると思います。

ミラーレス増加とコンデジの減少

コンデジが減少しているのは、やはりスマホカメラが優秀になっていて、わざわざコンデジを購入する必要性が低下していることが最も大きいのではないかと思います。

これまでは、小型で高性能(大きなセンサーサイズや光学ズーム)のカメラが欲しいということで、コンデジを選択していた人も多かったと思いますが、いまはスマホが複眼化したり、センサーサイズも大きくなったおかげでコンデジに近い性能を出せるまでになってしまいました。

いま、コンデジとして売れているのは、恐らく1インチ以上のセンサーを搭載した高級コンデジ、スマホにはない防水耐衝撃性能のあるタフネスコンデジ、超高倍率ズームを搭載したネオイチのようなカメラだと思いますが、その需要も低迷しているように思えます。

一方、ミラーレスのほうは被写体認識性能の向上や動画性能の向上、ビデオブロガー向けのカメラが人気ということや、半導体不足が解消しつつあることから出荷数量が上昇しているのだと思いますが、それらの性能向上が一巡してしまったら、また低迷する可能性があるので安心できない状況ではあると思いますね。

しかし、本当に、ここ最近はカメラ業界は非常に厳しい状況にあると思います。このまま市場は縮小し続けてしまうのでしょうか?

(記事元)https://www.cipa.jp/j/stats/dc.html

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コメント

コメント一覧 (1件)

  • BCN的には、コンデジではコダックが復活していると言っていい状況でしょうが、CIPAはすでにコンパクトデジタルカメラには興味があまりないのでしょう(CIPAが中立的な組織かどうかもわかりませんし)。一応年末(先月30日)には読売から、キャノンの御手洗会長のインタビューが出ていました(ヤフーニュースで見ました)。「(レンズ交換式)デジタルカメラの世界出荷台数は年間500万台ぐらいで落ち着き、徐々に新しい需要が起きて伸びるだろう。これ以上、下がることはない」というものでした。他では、暗闇でもフルカラーで撮影できる技術、ラピダス、原子力発電等に言及していましたが。

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