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Z 180-600mm f/5.6-6.3レビュー “飛行機、鉄道、スポーツに適する”

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Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRレビュー

Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRのレビュー記事が公開されています。どのような評価となっているのでしょうか?

それではレビューをみてみましょう。

AF性能

鉄道撮影でも試してみた。カメラ設定は飛行機とほぼ同じだが、被写体検出設定に鉄道がないため「乗り物」を選択している。

向かってくる新幹線にレンズを向けると、AFフレームは先頭部をとらえて追尾してくれた。また、STM(ステッピングモーター)の採用が効いているのか、被写体がフレームアウトするまで高速かつ静粛なピント合わせが続いた。

(記事元)https://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/lens_review_2/1525783.html

レビューには詳細な解説がありますので、全文は記事元リンクからご覧ください。

さて、レビューで最も気になった部分が上記のAF性能の部分です。AF性能に関して、向かってくる新幹線を焦点距離600mmの手持ちで、被写体検出設定を「乗り物」にして撮影してみたそうです。その結果、車両の先頭部を捉えて追尾し、フレームアウトするまでピントが合い続けたようです。

600mmの焦点距離で、かつこちらに向かってくる新幹線を補足し続けるのはすごいですね。機材がNikon Z 8でそちらの性能が大きいのかもしれませんが、レンズもZ 8について行ける性能を持っているようです。ただし、この新幹線が、最高速で走行しているのか、駅から発車したばかりなのか、それとも都内などのゆっくり走行区間なのかわからないので、そのあたりは考慮しなければならないかもしれません。

また、この撮影では常に手持つ撮影していたそうで、どこまで手ぶれが発生しないか試してみたところ、1/25秒までは手ぶれが発生する確率が低かったそうです。このテストは600mmで行ったとしていて、かなり手ぶれ補正の効果も優れていることがわかりますね。

光学性能的にもS-Lineのレンズではないけれども、画質は良好だとしていて、Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRの購入を検討している人にとっては、背中を押されるレビューになるかもしれません。

Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRの主な仕様

主な仕様

型式ニコン Z マウント
焦点距離180mm-600mm
最大口径比1:5.6 – 6.3
レンズ構成17群25枚(EDレンズ6枚、非球面レンズ1枚、最前面のレンズ面にフッ素コートあり)
画角13°40′-4°10′(撮像範囲 フルサイズ/FXフォーマット)
9°-2°40′(撮像範囲 APS-Cサイズ/DXフォーマット)
焦点距離目盛180、200、300、400、500、600mm
ピント合わせIF(インターナルフォーカス)方式
手ブレ補正ボイスコイルモーター(VCM)によるレンズシフト方式
手ブレ補正効果:5.5段※CIPA規格準拠
VRモード:NORMAL/SPORT
三脚使用時ブレ補正:有り
最短撮影距離1.3m(焦点距離180mm)、1.36m(焦点距離200mm)、1.67m(焦点距離300mm)、1.94m(焦点距離400mm)、2.19m(焦点距離500mm)、2.4m(焦点距離600mm)
最大撮影倍率0.25倍
絞り羽根枚数9枚(円形絞り)
絞り方式電磁絞りによる自動絞り
最大絞りf/5.6(焦点距離180mm)、f/6.3(焦点距離600mm)
最小絞りf/32(焦点距離180mm)、f/36(焦点距離600mm)
※カメラの露出値設定のステップ幅により、最小絞り値の表示が異なる場合があります。
フォーカス制限切り換えスイッチFULL(∞~1.3m)と∞–6mの2段切り換え
アタッチメントサイズ(フィルターサイズ)95mm(P=1.0mm)
寸法約110mm(最大径)×315.5mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで)
質量約2140g(三脚座リングを含む)
約1955g(三脚座リングなし)
付属品• レンズキャップ LC-95B
• 裏ぶた LF-N1
• レンズフード HB-109
• レンズケース CL-C6

MTF曲線

レンズ構成図

(記事元)https://www.nikon-image.com/products/nikkor/zmount/nikkor_z_180-600mm_f56-63_vr/spec.html

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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (3件)

  • 揚げ足取りみたいで悪いですが、こちらに向かってくる乗り物はそこまで難しい撮影ではありません。特に列車や航空機などは的が大きい乗り物ですから、画角から大きく見失うことはほとんどありません。それに加えて被写体認識があればフォーカスが運転席の窓を捉え続けることも出来ます。
    難易度が高いのは画角に対して的が小さくて、ファインダーから外れやすい、無限望から手前 (逆も然り)のフォーカスへ瞬時かつランダムに移動したりする物です。

    スポーツに向いているとありますが、これは競技によると思います。野球とかは動きもある程度読めますが、例えばサッカーなどは厳しいのではないでしょうか。この手のエントリーズームは野鳥撮影用途で買われる方も非常に多いので、この辺のレビューも見てみたいところですね。

  • 飛行機、鉄道の作品では見た限りでは良く写りますね。
    18/25で飛行機の正面のライトに縦筋が出てしまっているのは位相フレネルレンズの
    影響でしょうか?
    この癖は困る人もいるかもしれません。
    24/25で夜間撮影と思われるモノレールを昼間のように明るく仕上げているのは意図が
    読み取れません。

    • MTF曲線は各社表記方法が異なるので統一して欲しいですね。
      一番良心的なのはシグマ、次はキヤノン、3位以下はその他すべてのメーカーで
      理論値のみ表示なので3位以下は見ても実写との整合性はとれませんね。

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