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ニコンとキヤノンの製品発売月をリスト化したら興味深かった

目次

ニコンとキヤノンの製品発売月一覧表

ニコンとキヤノンがミラーレスを発売してから、ちょうど5年が経過し6年目に入ろうとしています。これまで、ニコンとキヤノンは、どのような製品をいつ発売してきたのでしょうか?少し気になったので、それぞれまとめてみました。

それでは、ニコンとキヤノンのミラーレスカメラと、ミラーレス用のレンズがこれまでどのように発売されていたのか見てみましょう。

ニコンキヤノン
20189Nikon Z 7 
  Z 24-70mm f/4 S 
Z 35mm f/1.8 S
 10 EOS R
   RF50mm F1.2 L USM
   RF24-105mm F4 L IS USM
 11Nikon Z 6RF35mm F1.8 マクロ IS STM
 12Z 50mm f/1.8 SRF28-70mm F2 L USM
20193 EOS RP
 4Z 24-70mm f/2.8 S 
  Z 14-30mm f/4 S 
 6 RF85mm F1.2 L USM
 8 RF24-240mm F4-6.3 IS USM
 9Z 85mm f/1.8 SRF15-35mm F2.8 L IS USM
   RF24-70mm F2.8 L IS USM
 10Z 24mm f/1.8 S 
  Z 58mm f/0.95 S Noct 
 11Nikon Z 50RF70-200mm F2.8 L IS USM
  Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR 
  Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR 
 12 RF85mm F1.2 L USM DS
20203Z 20mm f/1.8 S 
 4 RF24-105mm F4-7.1 IS STM
 7Z 24-200mm f/4-6.3 VREOS R5
   RF800mm F11 IS STM
   RF600mm F11 IS STM
 8Nikon Z 5EOS R6
  Z 70-200mm f/2.8 VR SRF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
  Z 24-50mm f/4-6.3 
 10Z 14-24mm f/2.8 SRF85mm F2 マクロ IS STM
 12Nikon Z 6IIRF50mm F1.8 STM
  Nikon Z 7II 
  Z 50mm f/1.2 S 
20213 RF70-200mm F4 L IS USM
 6Z MC 105mm f/2.8 VR S 
  Z MC 50mm f/2.8 
 7 RF600mm F4 L IS USM
   RF400mm F2.8 L IS USM
   RF100mm F2.8 L MACRO IS USM
 9Nikon Z fcRF14-35mm F4 L IS USM
 10Z 40mm f/2RF100-400mm F5.6-8 IS USM
   RF16mm F2.8 STM
 11Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VREOS R3
 12Nikon Z 9RF5.2mm F2.8 L DUAL FISHEYE
  Z 28mm f/2.8 
20221Z 24-120mm f/4 S 
  Z 28-75mm f/2.8 
 2Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S 
  Z 400mm f/2.8 TC VR S 
 3 EOS R5 C
 4Z 800mm f/6.3 VR S 
 5 RF1200mm F8 L IS USM
   RF800mm F5.6 L IS USM
 6 EOS R7
   RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM
   RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM
 7Z 400mm f/4.5 VR SEOS R10
 8Nikon Z 30RF24mm F1.8 MACRO IS STM
   RF15-30mm F4.5-6.3 IS STM
 10Z 17-28mm f/2.8 
 11Z 600mm f/4 TC VR S 
 12 EOS R6 Mark II
20231 RF135mm F1.8 L IS USM
 3Z 85mm f/1.2 SEOS R50
  Z 26mm f/2.8RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM
 4 EOS R8
   RF24-50mm F4.5-6.3 IS STM
 5Nikon Z 8RF100-300mm F2.8 L IS USM
  Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VR 
 6Z DX 24mm f/1.7EOS R100
 7Z 70-180mm f/2.8RF28mm F2.8 STM
 8Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR 

以上が、2023年8月までのカメラとレンズの発売月です。ニコンの場合は、同じレンズのカラバリ違いやSpecialEditionが別日で発売されていますが、それは除いています。

みやすい画像も添付しておきます(画像タップで拡大します)。

台数的にはほぼ違いがない両社

これをみると懐かしい感じもしますね。

最初にニコンがNikon Z 6/Z 7を発表し、あわててキヤノンがEOS Rを発売したかのような動きをみせていました。キヤノンが本格的に反撃にでたのがEOS R5とEOS R6の発売で、機能的には絶賛されていましたね。さらにEOS R3が発売され、キヤノンはRFマウントで発売するとは思われていなかったAPS-CセンサーのEOS R7が発売されたのも懐かしい思い出です。

そして、最近のキヤノンの勢いが凄いですね。特に2022年6月以降は新製品ラッシュという感じになっていて、ラインナップの拡充や、EF-Mマウントからの移行を急速に行おうとしている様子がわかります。

逆にニコンの動きが激しかったのが2020年後半から2022年春頃までにかけてあたりのように見えますね。Z 50を皮切りにZ fcやZ 9が発売され、レンズも12本がこの時期に発売されていることになります。

このような流れで発売されていて、現在のニコンとキヤノンのカメラとレンズの本数は以下の通りになっています(カラバリ違い、エディション違いの重複は排除しています)。

  • ニコン
    • カメラ 10台
    • レンズ 35本
  • キヤノン
    • カメラ 12台
    • レンズ 35本

ここまで60ヶ月になりますので、それぞれ年間に発売されているペースは以下の通りになります。

  • ニコン
    • カメラ 2台/年
    • レンズ 7本/年
  • キヤノン
    • カメラ 2.4台/年
    • レンズ 7本/年

こうみるとさほど違いはないのですが、カメラに関してはキヤノンのほうがニコンよりかなり多く製品が発売されているという印象を持っている人が多いのではないでしょうか?

これは恐らく、Nikon Z 6/Z 7が同時に発表または発売されているからで、もし発表/発売日が同一なものを1回として計算すると、ニコンは1.6回/年の発表/発売日ということになってしまいます。キヤノンの場合はほとんどすべての製品で別の発売日なので、そのぶんメディアで取り上げられる回数も多くなります。ニコンの場合、Z 6/Z 7の場合は同一発表/発売日なので、そのぶんメディアで取り扱われる回数が少なくなってしまいます。なので、なんとなくキヤノンのほうがたくさんカメラを発売している印象があるのではないかと勝手に妄想しています。

そして、これまでの流れからいうと、ニコンからは年間に1.6回の発売しかしないということになるので、Z 8が発売された今年は、可能性としては0.6回ぶん残っているということになるのかもしれません。逆に、今年に発売がなければ、来年は2回の発売が期待できそうです。

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コメント

コメント一覧 (10件)

  • Nikon Z 7の発売日は2018年9月28日ですので、2018年9月の欄に記載した方が良いと思います。
    これでは、本体が何も無いのにレンズを発売した事になっちゃいます(^^;

  • 連投申し訳ないです。
    Nikon Z 50が2箇所に記載されていますが、2020年8月28日はZ 5かと思います。
    (コメントは表示されなくて良いので、ご修正頂ければと思います)

    • 2点、ご指摘ありがとうございました。
      早速、修正させていただきました。
      ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
      今後とも当サイトをよろしくお願い申し上げます。
      このたびはありがとうございました。

  • 主さんお疲れ様です…
    にしてもボディもレンズも種数はそこまで変わらないんですね。ボディは確かにキヤノンRFが充実しているように感じますが、レンズはまだまだ不足しているように感じるのは何故なんでしょう。
    個人的な感想ですが、ニコンZはF時代を踏襲したスペックというか、焦点距離とF値も無理のない設計のレンズが目立ちます。一方でキヤノンはEF時代には作れなかったようなスペックにチャレンジしている印象です。
    現在パワーバランスではキヤノンvsソニーの構図になっていますが、こうして見るとこの両社は今も昔も業界を引っ張ってきた盟友でありライバル同士だなぁと思います。

  • Z 6II / Z 7IIはマイチェンという感覚が強いですからね。
    ただニコンはZ 9/Z 8でプロ/ハイアマ層の獲得に成功し、Z fcでレトロ需要も引きつけましたからZ fで更にブーストをかけられるか。
    そしておそらく来年出るZ 6III / Z 7IIIでミドル層なども獲得できれば強いですがどうなるか。

    キヤノンはR1でプロ層を納得させられるかR5 IIはZ 8対抗となるのか、Kiss Mなどのエントリー層をRF-Sへ移行させられるか、キヤノンはレトロやVLOGCAMをRFマウントでやるのか、サードレンズメイカーとの関係性はこのままなのか注目ですね。

    しかしこうして一覧で見るとわかりやすいですね。
    ありがとうございます。

  • ソニーがフルサイズミラーレスを発表したのが2013年でしたから、ニコンとキヤノンはほぼ5年遅れでの参入となります。さらに、ソニーはマウント規格をサードにも開放するというある種捨て身の作戦に打って出ました。その結果、現在ではEマウント対応レンズが巷に溢れ返るという結果になっています。

    ただ、やっぱり個人的にはキヤノンとニコンに元気がないとカメラ業界も面白くないなって思ってしまいます。5年のビハインドは正直重かったようにも思いますが、ニコンの場合Z9で一皮むけた印象です。キヤノンもR1で強烈な一撃を見せることが容易に想像されます。

    基本的なレンズは両者ともに揃ってきましたので、これからの5年もしくは10年がミラーレストップランナーのソニーに対して老舗カメラメーカーの意地の見せ所のような感じですね。
    友人達の中にも一時ニコンから離れた方も居ましたが、Z9、Z8を契機に古巣へ戻ってくる方も見受けられるようになりました。

  • 管理人さん力作ですね。
    お疲れ様です。
    どちらも一般撮影には困らないだけのレンズは揃いましたね。
    細かいことを言い出せば切りがないので現状では妥当かも知れません。
    次はプロ向けの特殊用途レンズも揃える時期ですね。
    キヤノンはボディがR1を除けばほぼ揃ったので特殊用途用のレンズに
    力をいれそうです。
    ニコンはボディが上から下まで揃ったとは言いがたいのでメインストリームの
    2機種ぐらいは揃えても良さそうな気がします。
    少なくともD3000シリーズのミラーレス版が有っても良さそうに思えます。
    尚、Z30はファインダーがありませんので別物です。

  • 管理人さん、お疲れ様でした。

    ニコンはタムロンからのODMで、キヤノンはEF/EF-Mマウントの流用で、いくつかのレンズを賄いつつもレンズラインナップ数を増やしてきましたね。
    両社方法に違いはあるものの、キヤノンのサードを寄せ付けない強気の姿勢にはある種の凄みを感じますし、ニコンも今の事業規模でよくここまで喰らいつけるものだと感心しています。
    ボディについても然りですが、それでも安定感があるのはキヤノンですかね。
    ニコンはZ8/9でなんとか一息つけているものの、今後の展開にはまだまだ気が抜けないという印象です。

    両社共に歴史あるカメラメーカーとして、今後もユーザーをワクワクさせてくれるような製品作りを期待しています。

  • ニコンはレンズについて仕様面では保守的ながらも性能は高く、下位から上位までまんべんなく充実しているハイアマチュアには魅力的なラインナップ。ボディについてはフラッグシップの機能を下位機種に下ろすのに時間をかけつつ、様々なボディの形状を用意することで様々なニーズに応える。

    キヤノンのレンズについては、廉価な下位と、高機能な上位とに二極化したラインナップ、一眼レフ時代には存在しなかった進歩的な仕様を持ったレンズが多数。ボディについては上位機種の R3 の画像処理エンジンを下位機種の R50 でも利用可能に。ボディ形状では保守的展開。

    まとめると下のようになりますね。

    レンズ仕様 … ニコンは保守的、キヤノンは進歩的。
    レンズラインナップ … ニコンはまんべんなく高性能、キヤノンは二極化。
    ボディ形状の仕様 … ニコンは進歩的、キヤノンは保守的。
    ボディ性能 … ニコンは二極化、キヤノンはまんべんなく高性能。

    数では二社は拮抗していますが、中身は対照的ですね。

    ニコンはようやく Expeed7 の多機種展開に進もうとしていますし、
    キヤノンは多数のレンズの発表があるそうなので、一年後にはこの構図も変わっているかもしれません。

  • まずはまとめお疲れ様でした。大変有益でわかりやすい表です!

    レンズが少ない・足りないと言われがちなキヤノンも本数としてはニコンと同一なんですね。決算説明で話している年8本には及ばないものの、十分なペースに感じます。
    上記の印象は、やはりサードAFレンズの取扱有無でしょうか。サードを含めるとZはシグタムだけで6、7本、中国メーカーも含めれば10本以上増えますから。あとは、超望遠単焦点をEF流用&テレコン接合とした点……元々EF/RF両方で使える設計にしておいた、とも考えられますが。
    それでもTSレンズなど一部を除けば概ね揃っていると思いますが、広角L単だけは一向に出ませんね。開発苦戦か、旨味が無いと後回しなのか……レンズラッシュに含まれますかね?

    ニコンはとにかくボディ拡充でしょうね。ミドル以下が競合機に比してやや訴求力に欠けるのは間違いないでしょう。
    α7IVやR6II、あるいはR10などの対抗機種が揃えば、他社ユーザーや初カメラの人をより取り込みやすくなって一層伸びるように感じます。
    そしてこの5年間、先行するソニーはボディが第4〜5世代、レンズは第2世代に入りました。次の5年で市場がどうなっているか、楽しみです。

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