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EOS R5 Mark IIのアップスケーリングとノイズ低減の実力はかなり凄い模様

EOS R5 Mark II
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EOS R5 Mark IIレビュー

EOS R5 Mark IIで搭載されたAIによるアップスケーリングとノイズリダクション機能はどの程度の効果があるのでしょうか?実際に撮影された写真が公開されています。

 驚いたことに猫の瞳と、その上にある白い毛をみると一目瞭然。ものすごい差がある。これ、室内でシャッタースピードを上げて撮りたいときに使える。思い切ってISO感度を上げて撮っておき、後でこれをかけちゃえばいいのだ。処理の時間も、アップスケーリングほどはかからない。

かなり効果的な機能の模様

EOS R5 Mark IIのレビュー記事が公開されています。そのなかにAIを利用したアップスケーリング機能とAIによるニューラルネットワークノイズ低減という機能を使用した感想が記述されています。実際にアップスケーリングやノイズ低減した画像も掲載されていますので、全文は記事元リンクからご覧ください。

さて、記事では実際にアップスケーリング機能とノイズ低減機能を利用した写真が掲載されています。その写真を見ると結構驚く内容になっています。

PCなどで別のソフトウェアで処理した結果がないので比較はできないのですが、オリジナルの画像と比較するとかなりの効果があることがわかります。

まずアップスケーリング機能については、日本語を撮影した画像にアップスケール機能を適用しているのですが、オリジナルの画像ではちょっと読みにくい日本語についても、破綻することなくしっかりと文字が読めるレベルでアップスケーリングされていることがわかります。

また黒猫を撮影した画像ではノイズ低減機能が適用されています。こちらも本来は隠れて見えていない猫の白いひげの部分がしっかりと表現されていることがわかります。おそらくAIがこれは1本の線になるものだと判断して描画をしているのだと思いますね。

ただこの機能はカメラ内でしか処理できないことと、アップスケーリングに関しては10秒ほどの時間がかかるというところがちょっと面倒だなと思うかもしれません。ただRAWで撮影しておけば後から処理できるので、撮影後直ちに行う必要はないのでそれほど問題にはならないかもしれません。

できればおそらく高性能なPC上で処理したほうが処理時間も短くなると思うのでアプリとして提供してくれる機能だといいなと思いますね。

(記事元)ITmedia NEWS

EOS R5とEOS R5 Mark IIの主な違い
EOS R5 Mark IIEOS R5
センサー裏面照射積層CMOSセンサーCMOSセンサー
アクセラレータ搭載
静止画記録タイプJPEG、HEIF、RAW、C-RAWJPEG、HEIF、RAW、DPRAW、C-RAW
動画記録タイプRAW、XF-HEVC S YCC422 10bit、XF-HEVC S YCC420 10bit、XF-AVC S YCC422 10bit、XF-AVC S YCC420 8bit、News MetadataALL-I、IPB、RAW
フォーカスブリージング補正対応
視線入力対応
AFエリア分割数(動画)最大975分割(39×25)最大819分割(39×21)
測距輝度範囲(静止画)EV−6.5〜21EV‒6.0~20
測距輝度範囲(8k動画)EV−4.5〜21EV‒3~20
AFエリアスポット1点AF、1点AF、領域拡大AF(上下左右)、領域拡大AF(周囲)、全域AF、フレキシブルゾーンAF(AF1、AF2、AF3)顔+追尾優先AF、スポット1点AF、1点AF、領域拡大AF(上下左右)、領域拡大AF(周囲)、ゾーンAF、ラージゾーンAF(縦)、ラージゾーンAF(横)
測光センサー(静止画)6144分割(96×64)測光384分割(24×16)測光
シャッター(静止画)電子制御式フォーカルプレーンシャッター、撮像素子によるローリングシャッター電子制御式フォーカルプレーンシャッター
電子シャッター(静止画)1/32000~30秒(条件あり)1/8000~30秒
電子シャッターシンクロ同調1/160秒
電子先幕シンクロ同調1/250秒1/250秒
高速連続撮影最高約12コマ/秒(メカシャッター/電子先幕)、最高約30コマ/秒(電子シャッター)最高約12コマ/秒(メカシャッター/電子先幕)、最高約20コマ/秒(電子シャッター)
メカシャッター連続撮影可能枚数RAW:約230枚RAW:約66枚
手振れ補正効果最大8.5段最大8.0段
マルチアクセサリーシュー対応
8k動画(最大)8k 60p8k 30p
USB通信USB 10Gbps(SuperSpeed Plus USB/USB 3.2 Gen 2)相当SuperSpeed Plus USB(USB 3.1 Gen 2)相当
サイズ約138.5×101.2×93.5mm約138.5×97.5×88.0mm
重量約746g(バッテリー、カードを含む)約738g(バッテリー、カードを含む)
WiFi 6Ghz対応
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コメント

コメント一覧 (1件)

  • 現段階ではアップスケーリングは大量処理には向いてないが、RAWはそもそも後処理する前提であり、JPEGと比較すると絶対的な要求されるスピードは異なる
    だからカメラ内で多少遅くても処理する数もそもそも大量にやらない前提で絞り込み可能ならかなり実用的
    使い分けの話
    そもそも高ISO使うケースは誰しも多い訳ではないし、画素数増やすケースも同じく
    将来的には処理速度をアップする事
    その次にDPP4での対応が出来るとなお良い
    しかしよりスピード要するならクラウド利用と言うモデルにすればでしょうね棲み分けは出来る
    まだ2機種のみだし、対応機種を増やしたい
    現行の既出カメラについても

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