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ニコンの電源OFFせず縦グリバッテリを交換する特許

Nikon Z 9
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ニコン 電源OFFせず縦グリバッテリ交換する特許

ニコンが新しいバッテリーグリップの特許を出願していることが明らかになりました。特許では、電池を交換するときに、本体への電源供給を遮断しない特許という説明になっています。

いったいどのような仕組みになっているのでしょうか?

以下は当サイトの解釈です。

特許によれば、形状的には、いわゆる縦グリップタイプの外部電源装置となっています。レリーズボタンがあり、カメラの底部に取り付けていわゆる縦グリとして利用することが可能です。

これまでの縦クリップ型のバッテリーは、バッテリーを交換しようとすると、いったん本体への電源供給が途切れ、カメラの電源が止まってしまうという状況になっていたようですが、この特許では継続した電源供給が可能になるとしています。

どのような仕組みなのか?

特許をみると、縦グリップ内部は二つのバッテリー挿入スペースに分かれているようです。そして、それぞれ二つのバッテリーを区切る部材があり、奥に挿入されたバッテリーは常に接続されたような状況になっているようですね。

このため、バッテリーの蓋から手前のバッテリを取り出しても、奥のバッテリーがあるため、奥のバッテリーから電源供給が可能で、そのためバッテリーを交換しても電源供給が続くというようなシステムになっているようです。

この縦グリップでは、通常、縦グリップ内部には二つのバッテリーを挿入しておき、蓋側にバッテリーがある場合には、まずは蓋側のバッテリーを優先的に利用するようです。そして、バッテリーがなくなると自動的に奥側のバッテリーを電源として利用します。このとき、蓋をあけて手前のバッテリーを交換しても奥側のバッテリーが電源を供給し、新しくバッテリーが挿入されると奥側のバッテリーから手前側のバッテリーに電源供給を切り替えるようなことをして、電源供給が滞ること無く交換できるというシステムのようですね。

ただ、これだと奥側のバッテリーは補助バッテリーのような役目になってしまいますので、奥側のバッテリーがなくなってしまった場合には電源供給が停止してしまうことになります。なので手前側のバッテリーがなくなり次第、次々と新しいバッテリーに交換していくというスタイルの運用になるのだと思いますね。

洞察力の優れた人ならば、バッテリーの挿入口を二つ設定して、それぞれ別々に交換できればいいんでないの?と思ったと思います。ただこれだとレリーズボタンを設置する関係上、奥側のバッテリーの交換が難しくなるのではないかと思いますね。さらに、横がパカッと開くようなタイプですと開口部が大きくなるので、今度は防塵防水性能を満たすことができなくなるのだと思います。

この仕組みであれば動画を連続で撮影したいとか、特定条件の撮影状況を維持したいようなずっとカメラに電源を供給したいときに便利に利用できるのかなと思います。バッテリーのみの供給による長時間の宇運用を強制されるという限られた状況下ではありますが、これが実現すると便利に利用できる状況もあるのだなと思いますね。

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