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ニコン 開発者インタビュー “フルサイズZ fcの要望多かった”

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ニコン開発者インタビュー

ニコンの開発者へのインタビュー記事が掲載されています。面白い内容でしたので紹介したいと思います。

それでは記事をみてみましょう。

  • 2022年は?
    • 望遠レンズの拡充に成功
    • Z fc、Z 30の発売でスマホ以上の表現の可能性を提供
    • ユーザとのコミュニケーション方法も改善
  • 2023年は?
    • 若い世代に写真を発見してもらいたい
    • ハードとソフトの両面で若い世代のニーズに応えたい
    • プロのビデオグラファーとビデオブロガーのニーズを満たすためビデオ製品の拡充を優先
  • カメララインナップについて
    • Z 9、Z fc、Z 30の発売で、アマチュアからプロのニーズに応えるカメラが揃った
    • Z 9の開発で得た知識は今後の製品に活かされる
    • 一眼レフも引き続き販売、サポートを続ける
  • Z fc人気の理由は?フルサイズ版の発売予定は
    • Z fcのコンセプトは楽しさ面白さ
    • 個性的なデザインを求める人に向けデザイン
    • APS-Cなのはコンパクトで低価格にしたかったから
    • Z fcのcはカジュアルを意味している
    • 発売と同時にフルサイズの要望が多く寄せられた
    • 要望を聞きながらどのような製品なら期待に応えられるか考えている
  • Z 30について
    • アマチュアビデオグラファーのニーズに応えられていると考えている
    • 私たちにとって重要なセグメント
  • Z 9について
    • ニコンが考えるハイブリッドのあるべき姿を具現化
    • ユーザに喜んでもらっているのは以下の4つの要素
      • メカシャッターがないこと
      • リアルタイムファインダーのEVF
      • 被写体追尾性能
      • 8k対応の動画機能
    • Z 6やZ 7などの他のカメラにZ 9の技術が搭載されると思う
  • 他社と比較して、あまりカメラを発表していないが?
    • ファンのニーズは理解している
    • 期待に応えられるようなカメラを提供したい
  • Z マウントのサードパーティー製レンズについて
    • サードパーティー製レンズはニコンからのライセンスを受けて生産されている
    • レンズが増えて恩恵を受けるのはユーザ
    • オープンな姿勢がユーザにプラスになると信じているしこれからもそうしていく
  • タムロンがEマウントで提供しているレンズとよく似ている。ニコンと共同開発か?
    • 他のメーカのことは言えない
    • 品質基準や技術仕様でニコンが設定した基準を満たしているとしか言えない
  • 部品不足の問題は?
    • サプライチェーンに非常に悪影響があったがなんとか団結することができた
    • 今後も警戒を怠らないようにする

フルサイズZ fcの可能性あるか

上記は要約してまとめたものになりますので、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。

インタビューでは、様々な内容が記述されているわけですが、個人的に興味深かったのは、Z fcのフルサイズ版の発売の可能性があるところですね。想像通り、Z fcの発売直後からフルサイズ版Z fcを発売して欲しいという声がでていたようで、そのユーザの声は機に今にも届いていたようです。

そして、現在はそれらの要望を聞きながら、どのような製品なら期待に応えられるのかを検討しているとしています。もちろんそれが実際に売れるかどうかといったことが最も重要なわけで、ユーザのニーズをとりあげてどのようなカメラを作ることができ、さらにそれが本当に売れるのかといったことを検討しているのだろうと思いますね。

仮にフルサイズ版Z fcが発売されたとして、どれだけ売れるでしょうか?たぶん、レトロデザインを望むのは若い人が多いと思いますので、そう考えるとZ 5を流用してできるだけ低価格にすることも考えられますが、これだと50代、60代の一眼レフユーザからは性能的に劣るということで見向きもされない可能性もでてくるのではないのかなと思いますね。

ちょうどいいところのバランスを取ると考えるとZ 6IIを流用するぐらいがいいのかもしれませんが、これだと価格は高くなってしまいそうです。なかなか難しいところですね。

(記事元)https://phototrend.fr/2023/02/interviex-nikon-cpplus-2023-monture-z/

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コメント

コメント一覧 (5件)

  • 要望の多い商品とニーズがある商品は違うので出しても売れますかね。

  • 某サイトでは、色んな意見が出ていましたね。
    個人的にはZ5(要AF強化)ベースで軽さとコンパクトさを重視すべきかな…と。
    あと、マウントについては、どちらもオールドレンズ対応でFマウント・Zマウントそれぞれに対応した二種類出せば良いように思います。
    欲しい人はどちらのマウント版も買うでしょうし(笑)

  • レトロデザインで選ぶライト層はフルサイズかAPS-Cかをさほど気にしないと思うので、Zfcが担う部分かと。マニア層向けは、他サイトでの盛り上がり方を見ていると要望が多岐に渡り、その上ニッチなんですよね。
    動画不要、液晶固定/不要、Ai/カニ爪対応、真鍮ボディ、フィルムカメラのように薄く軽く、ファインダーは最高に、等々。
    こだわりの強い層ゆえ少し気に入らない部分があると買わない可能性もあり、かと言って全てを満たすと恐ろしいコストになります。
    そして何より、今のニコン……だけでなくカメラ業界全体にそのようなビジネス度外視をする余裕は無いでしょう。シェアを追わないと言っても、一眼レフを続ける覚悟のペンタックスや多品種少量生産のコシナのようなニッチ産業に振り切るわけではないはずで。
    結局Dfの轍を踏んで終わるだけに思うので、出すとはあまり思えないですね……。

    • おっしゃる通りだと思います。

      >動画不要、液晶固定/不要、Ai/カニ爪対応、真鍮ボディ、フィルムカメラのように薄く軽く、ファインダーは最高に、等々。

      かなり近い商品がライカから出てますけど、それだと高いって言いそうですよね。
      メーカーは慈善事業じゃないのに。

  • 動画は一応付けておいて、センサーはZ5の表面照射型でよく、メカ式の手ブレ防止は省いて小型軽量化とコストダウンを図ること、Zfc路線の延長でフルサイズ化のZFが無難でしょうか。
    こだわるのはデザインとファインダー。
    流石にFマウント版やAi/カニ爪までは難しいでしょう。
    Fマウントの代わりに FTZII Special Edition を出しては?

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