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キヤノン RFマウント開放の質問に “問合せある 戦略一致なら必要な措置”

EOS R
目次

キヤノンへのインタビュー記事

キヤノンへのインタビュー記事が掲載されています。興味深いので紹介したいと思います。

それではインタビュー記事をみてみましょう。

  • 市場の動向は?
    • 縮小したがここ数年で底をうち安定してきた
    • 一眼レフの減少は鈍化し、ハイブリッドが成長すると予想
    • 動画の需要が強くなってきている
    • 2Dだけでなく3D、VRのトレンドにも目を向ける
  • キヤノンのフラッグシップは?
    • 一番上はR3で、EOS-1Dと先進的な機能は同等でフラッグシップと呼べる
    • R3と名付けたのは理由がある。最高級モデルの1があることに期待してほしい
  • EOS R6 Mark IIをR6のあとすぐに発売したのは?
    • 技術の進化は速く、R6発売の時点でAI機能を搭載したMark IIの発売は決まっていた
  • R50とEOS Mの関係。EOS Mは終わりなのか?
    • EOS RとEOS Mは小型化、軽量化という点で共通している
    • Mシリーズは小型化が進んでおり要望に応えて提供していく
  • RF-Sについて、RFレンズを使用するのは戦略か。APS-C用のレンズが求められると思うか?
    • フルサイズのRFレンズは魅力的でAPS-Cでも利用可能
    • 様々なニーズに応えられるレンズがあるので、そのレンズを提供することで、顧客には評価してもらいたい
  • R8の命名理由。APS-Cと混同されるのでは?
    • センサーサイズによる分類はやめようと決めた
    • 価格を考えるとスペックは満足いくものだと思う
    • だから新しいエントリーモデルにEOS初の8を付けた
  • R8にボディ内手ぶれ補正がない理由は
    • カメラの重量と価格が増加すると判断した
    • 小ささと軽さを強調したかった
  • 最もリクエストの多いレンズは?
    • ユーザから多くのリクエストがあるが、具体的に説明することはできない
  • RFマウントが開放され他のメーカからRFレンズが登場することは?
    • 多くのサードパーティーメーカから声がかかり要望も聞いている
    • しかし方向性や方針は持っていない
    • 戦略に合致すればケースバイケースで必要な措置を講じる
    • それ以上は言えない
    • コシナのRFレンズが発売されるが他のレンズメーカとも協議中
  • CP+で一眼レフを1台もみかけなかったが?
    • CP+は新製品発表の場だから一眼レフをあまりみかけない
    • しかし世界の販売台数の30%が一眼レフと、そのほとんどはキヤノン製だ
  • 2023年の目標は
    • カメラもレンズも多くほとんどの需要に応えることができる
    • しかしハイブリッドカテゴリーでシェアを獲得することが目標

RFマウント開放はケースバイケース

全文はとても長文で、上記はかなり端折っているので全部かは本記事下部の記事元リンクからご覧ください。

さて、記事によれば、カメラ市場は落ち着いているとして、今年はシェアをもっと獲得することを目標にしているとしています。ユーザから多くのリクエストもあるようで、その都度検討しているというところのようです。

さらにEOS R6 Mark IIについてはR6を発売した時点でAI機能や被写体追尾性能を向上させたMark IIを開発する予定になっていたことも明らかになりました。発売は時期をみて良いタイミングでリリースしたそうです。

またEOS R8については、キヤノンは今後、センサーサイズで名前分けをするのではなくカメラのキャラクターや特徴から考えて命名していくそうで、そうなるとフルサイズの2桁機というのも発売される可能性もあるのかもしれません。

そして気になるのが他社が発売するRFマウントレンズについてです。キヤノンはまだマウントを開放していない唯一のメーカだとした上で、今後はサードパーティ製レンズを認める可能性があるのかどうかを質問しています。その質問に対し、それについては問い合わせやリクエストは結構しているようなのですが、発売を認めるかどうかはケースバイケースだと応えています。

ということはある一定の条件が整ったらサードパーティーからのレンズの発売もあるということなのかもしれません。これが本当だったらシグマ、タムロン等の廉価なレンズを利用できる可能性がでてくるので楽しみですね。

(記事元)https://phototrend.fr/2023/03/interview-canon-cpplus-2023/

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コメント

コメント一覧 (10件)

  • FFとAPS-Cで命名は変えてほしいですよね。
    レンズはRFとRF-Sで分けてるわけで。
    ニコンのように一桁がFF機、二桁がAPS-C機でよかったはずなのに。
    EOS R7がR30、R10がR50、R50がR60といった感じにAPS-C機は二桁にしていればFF機であるR8が出ても混乱はなかったのですが。

    RFマウントのサードへの開放は純正レンズと被らない、脅かさないものだけになりそうな感じですね。

    • 本来ならR7はR70でよかったと思いますし、スペック的にもぴったしだったと思います。しかしR7にしたのは、その方がいかにも7D2の後継機というイメージで売りやすいと判断したのだと思います。
      実際もしもR70だったら売れ行きに良くない影響があったと思いますよ。
      しかしそのせいでネーミングの整合性が失われた。それはキヤノンにとってはどうでも良いことなのでしょうね。

    • これからのキヤノンにとっては、センサーサイズだけでなくそれを含んだ特徴や総合性能でナンバリングする方が整合性が取れている、ということでは?
      数字の小さい方が(総合的には)上位機と位置付ける、これはこれでわかりやすく感じます。かつてのEF・EF-Sのような物理的隔絶も取り除かれましたしね。
      レンズの命名を分けているのは、ボディよりもずっと誤解を生みやすい、どころか虚偽記載になりかねないからかと。
      “R8″がフルでもAPS-Cでも嘘はないですが、”RF18-150mm”だと実焦点距離がわかりませんから。

    • サウザーさん
      そこでR3ゆずりの被写体認識能力を取り入れた意味も含めて “3” にあやかりR7じゃなくR30だったらと思いました。

      路傍のカメラ好きさん
      キヤノンとしてはそうなのかもしれませんが、やはり客観的にはわかり辛いですよね。
      数字の小さいほうが上位機で、FF機は一桁、APS-C機は二桁としたほうが親切だったと思います。
      キヤノンオンラインショップではR7よりR8が上に表示されていて高価なところもややこしさを感じ、これなら素直にAPS-C機は二桁という分類にしておけばと感じました。

    • んー、わかりづらさはあまり感じませんね。センサーサイズ観点ではもちろんわかりづらいですが、総合性能観点ではわかりやすく、私個人は後者の方が好みです。
      「小さいセンサーは桁が増える」に「数字が小さい方が上位」が合わさるとFF>APS-Cという印象が出るのを嫌ったのかなと。
      例えば、R8からR7へステップアップする人はいる(動体特化したいなど)と思いますが、逆はあまりいないように感じます。
      価格差は米国なら同価格なのでさておき、表示順序だけは謎ですね。製品紹介ページではR7、R8の順ですが……ミスなのかな……?

    • EOS-R
      EOS-RP

      が存在する時点で明確なポリシーはなく、後付け行き当たりばったりネーミングだと思います。
      どこもそうですけど(笑)

  • 今回の発言は色々興味深い内容が含まれていますね。
    R1を開発しているのを公式に認めたのは初めてかもしれません。
    Rシリーズの番号の振り方は性格で分けていると思っていたので納得です。
    サードパーティーのレンズに関しキヤノンが公式に見解を出すのは初めてですね。
    シグマの山木社長が以前ライセンス供与について協議していることは言っていたので
    いずれ発売されるでしょう。
    多くのサードパーティーメーカと言っているのでタムロンも含まれていると考えられます。
    キヤノンが方向性や方針を持っていないと言っているのが面白いところです。
    サードパーティからお願いされている立場なんですね。
    決着が付けばタムロンはEマウント、シグマはEマウントやLマウントと同じような
    ラインナップで発売されるでしょうがキヤノンユーザーが気にしているのはDLOに
    対応しているか否かと高速通信でしょうね。
    Eマウントのように高速連写に制限を設けたりしないでほしいですね。
    EFマウントではライセンス供与という事がなかったので今でもDLOは未対応です。

  • サードについては、嘘は言ってなくとも過度な期待は禁物と受け止めています。
    サード参入はレンズ販売と引き換えにボディ販売・シェア増加を狙える戦略と思いますが、現状のキヤノンに必要かどうか。
    コシナは明らかにラインナップが被らず、別方面のユーザーを引き込めるので許可したとして、AFレンズはそれ自体が”今の戦略に沿わない”と考えている可能性もあります。
    まぁ、参入させないことがキヤノンの最大の利益で、その分自社でどんどん拡充してくれるなら別に問題は無いと思ってます。結局メーカーの利がなければ開発は停滞し、ユーザーにも不利になりますので。いずれ発売される日が来るようにも思いますが。

    さておき、楽しみなのはしれっと開発を明言した”1″です。一体どんな機種をいつ出してくるのか……来年の五輪前には出すでしょうか? ワクワクします!

  • 個人的には、RFマウントの開放は限定的になりそうな気がしました。そして残念なのは、RF-Sレンズに対して積極的でないような発言です。まあ新設計レンズ(2本)はスペックダウンの???で、すでにあまり期待していない面もあります。しかし、超広角ズームだけはスペック上昇の新設計に期待したいと思います。32mm F1.4(EF-M流用)にもちょっと期待で、APS-C用はニコンにもちょっと期待しています。

  • キヤノンが R8 をフルサイズエントリー機にしたのは、
    キヤノンにとって特別な 5 のナンバーを Z5 というフルサイズエントリー機に割り当てたニコンに対しての意趣返しとして
    これから特別な 8 を背負った Z8 を発売することに対するけん制?と思ってしまいました。

    大企業がそんな幼稚なことをするわけないと思いたいですが、数字があまりにもピッタリはまるので。

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