MENU

キヤノン 視線入力AFの関連特許 EOS R1に搭載される??

目次

キヤノンの視線入力AFの特許

キヤノンが視線入力AFに関連する特許を出願していたことが明らかになりました。どのような特許なのでしょうか?

それでは特許の内容をみてみましょう。

【0004】
特許文献1に開示された方法では、使用者から見える景色や使用者の環境などの条件に依存するため、注視点位置を適切に補正することができない場合がある。特許文献2に開示された方法では、使用者がボタンを押すなどして注視点位置を明示的に指示する必要があるため、使用者に負荷がかかる。

【0005】
そこで本発明は、使用者に負荷をかけることなく、使用者の注視点位置を適切に補正することが可能な光学装置を提供することである。

【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面としての光学装置は、使用者の眼球の画像から使用者の注視点位置を推定する推定手段と、前記推定手段により推定された前記注視点位置を示す指標を表示する表示手段と、前記注視点位置の位置履歴または前記眼球の回転角履歴の少なくとも一つを解析する解析手段とを有し、前記解析手段は、前記位置履歴または前記回転角履歴の少なくとも一つに基づいて、前記表示手段に表示される前記指標の位置を補正する。

すべての特許を完全に読んでいるわけではないので間違った解釈になるかもしれませんが、特許の内容をみると推定された注視点と、実際の注視点のズレを判断して自動的に補正してくれるような特許となっているようです。

従来は使用者に注視してもらう場所を指定し、そこを見てもらうことでカメラが判断している注視点と実際の注視点を補正したりするもののようですが、この特許では、使用者が注視している場所をカメラ側が判断して自動的に補正できるような仕組みになっているようですね(間違っていたらごめんなさい)。

視線入力AFといえば、EOS R3に搭載され話題になりました。EOS R3の発売は2021年11月で、この特許は2022年1月の出願なので、ひょっとしたらEOS R3のものかもしれないですし、その後に改良された視線入力AFの補正の特許の可能性もあるかもしれません。

そして気になるのは待望のフラッグシップモデルとなるEOS R1に視線入力AFが搭載される可能性があるのか?といったところだと思いますね。もしこの特許がEOS R3の視線入力AFを改善する特許だとしたら、この機能がEOS R1に搭載される可能性が高いのではないのかなと思いますね。プロフェッショナルユースで便利に利用できるのかどうかわかりませんが、期待している人も多いのではないのかなと思います。

各メーカの特許の出願状況の最新情報

ニコンの特許

[catlist tags=”nikon+patent” numberposts=7]

キヤノンの特許

[catlist tags=”canon+patent” numberposts=7]

シグマの特許

[catlist tags=”sigma+patent” numberposts=7]

タムロンの特許

[catlist tags=”tamron+patent” numberposts=7]

(記事元)https://ipforce.jp/patent-jp-P_A1-2023-108559

Twitterいいねとリツイートのお願い

記事をよんで面白いと思ったら、Twitterでのいいねボタン、リツイートをしていただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。

ミラーレスカメラ情報Twitter
@Nikon1Blog

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 視線入力AFはR3で使いました。自分の目は使える目でしたが、とにかく疲れました。5分も使うと頭痛がして撮影どころではなくなりました。

  • この特許は出願日を見れば分かる通り R3 の物ではありません。
    新規の特許ですね。
    自分では R3 を持っていないので使い心地は分かりませんが自分の撮影スタイルには
    良さそうです。
    他社は視線入力に関しどうするんでしょうね。
    競合各社とも R3 を購入し性能調査、分解調査も行っていると思いますが動向が
    見えませんね。

CanonX50 へ返信する コメントをキャンセル

目次