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キヤノン APS-C用15-120mm f/2.8-3.6の特許を出願していた

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キヤノン APS-Cの超高倍率ズームの特許

キヤノンがAPS-Cセンサー用の超高倍率ズームの特許を出願していることが明らかになりました。どのようなレンズなのでしょうか?

ズーム比 7.79
広角 中間 望遠
焦点距離 15.40 45.00 120.00
Fナンバー 2.72 2.71 3.65
半画角 43.86 18.21 7.03
像高 14.80 14.80 14.80
レンズ全長 347.55 347.55 347.55
BF 42.54 42.54 42.54

ズーム比 10.04
広角 中間 望遠
焦点距離 22.00 69.17 220.81
Fナンバー 2.80 2.80 3.63
半画角 33.93 12.08 3.83
像高 14.80 14.80 14.80
レンズ全長 293.83 293.83 293.83
BF 40.02 40.02 40.02

ズーム比 18.00
広角 中間 望遠
焦点距離 50.00 121.95 900.00
Fナンバー 4.50 4.49 7.00
半画角 16.49 6.92 0.94
像高 14.80 14.80 14.80
レンズ全長 445.53 445.53 445.53
BF 47.27 47.27 47.27

キヤノンが高倍率ズームの特許を出願していることが明らかになりました

上記以外にも多くの実施例があるのですが、似たような仕様を重複としてまとめると、だいたい上記のレンズの特許ということになります。さらにまとめてみます。

  • 15-120mm f/2.8-3.6
  • 22-220mm f/2.8-3.6
  • 50-900mm f/4.5-7

そして、これらのレンズはすべて像高が14.80mmとなっていますので、これはAPS-Cセンサー向けのイメージサークルをもつレンズになると考えることができますね。

これをみると、APS-C用のレンズとして気合いに入っているレンズだなと感じるかもしれませんが、少し残念なお知らせが。それは、このレンズは恐らくプロフェッショナル向けのビデオカメラ用のレンズではないかと考えられることです。

特許にはデジタルスチルカメラ(一般的な撮影用のカメラ)にも適用できると書いてありますが、説明に「特にプロフェッショナルユースのテレビカメラや映画用カメラに用いられている高画素の撮像素子に対しては、像の中心から周辺まで均一性の高い高解像力や色収差の少ないことが要求されている」という記述があることから、業務用のテレビカメラ向けに開発されたことを示唆していることがわかります。

そのため、このレンズは残念ながらAPS-CのRFマウントカメラ用のレンズとしては発売されない可能性が高いのではないかと思いますね。RF-Sレンズの充実に期待している人も多いと思いますので、さらにRF-Sレンズが拡充するといいなと思います。

さらにキヤノンのEOS R1の発売時期について「EOS R3キャッシュバックで見えてきたかEOS R1の発表時期」にて詳しくお伝え。

キヤノンの最新情報をお伝え

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(記事元)https://ipforce.jp/patent-jp-P_A1-2023-165281

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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (2件)

  • ニコン愛好家さんのおっしゃるスーパー35用レンズでしょうね。
    レンズ構成が豪華すぎます。
    価格も300万から500万とかでしょう。

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