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ニコン “ZカメラにREDの機能を統合する予定” REDCode RAW記録が可能に!?

Nikon Red
目次

ZカメラにREDの技術が統合される

ニコンとREDの協業により、映像業界は大きな変革を迎える可能性があります。ニコンのミラーレスカメラにREDの技術が搭載される予定のようです。

「映像業界で働くREDの人々は才能がある人々で、ニコンには独自の技術がある。だからお互いの欠点を補うように努力し、より強力なものを作りだそうとしている。従って、私たちは映画と写真の両方の業界で、はるかにすぐれた製品を生産できると期待している」

「将来の製品は、それぞれの強力な技術の組み合わせのようなものになるだろう。買収が完了した4月8日以降、両社の技術者が情報を共有し、お互いにコミュニケーションを取り始めた。両方の技術者、彼らの技術へのアプローチのスタイルは似ているので、将来のビジネスに相乗効果を保つことができると期待している」

「私たちは現在、REDから技術を学んでいるところだ。まず、その技術の特性を理解し、他の製品でどのように利用できるかを検討する必要がある」

「両社が協力し、それぞれの技術を注入する作業は今始まったばかりだが、製品の発売までには数年かかる。だから新製品にはニコンと同様にREDの特徴と技術が使用されることになる。ニコンのミラーレスカメラには、REDカメラの機能も統合される予定だ」

REDCode RAWがミラーレスカメラに搭載される?

ニコンとREDの協業について、ニコンの幹部がインタビューに答えています。上記はニコンの幹部の発言を引用したものになりますので、全文は記事元リンクからご覧ください。

さて、インタビューではニコンがREDを買収したことで、すでに技術者同士がコミュニケーションを取っており、はやくも技術的な交流が始まっていることを示唆しています。また、今後のREDのカメラについてはニコンの技術も投入される予定だとしています。しかし、開発には一定の時間がかかるとして、ニコンの技術が反映されたカメラを発売するのは数年後になるだろうとしていますね。

そして、ここからが注目ポイントです。それはニコンのミラーレスカメラにREDのカメラの機能も統合される予定という発言ですね。これによってニコンのミラーレスカメラにREDの何かしらの機能が搭載される予定であることが確認できたことになります。

これにより期待してしまうのはREDが開発したRAW動画フォーマットのREDCodeRAWがニコンのミラーレスカメラに搭載される可能性についてです。ニコンのN-RAWはまだノンリニア編集の分野でサポートが遅れていますが、REDCode RAWはいまでは多くの人々が利用しているフォーマットです。またREDCode RAWは他のRAW動画フォーマットよりも優れていると言われていることから、もしニコンのミラーレスカメラで撮影した動画をREDCode RAWで内部記録できるようになると、結構、動画界隈がざわつく出来事になるのではないのかなと思いますね。

ニコンはシネマレンズの開発も積極的に検討しているということで、動画のサポートが急速に進化していきそうです。

さらに「ニコン 映画用レンズ開発を積極的に検討 RFマウントREDカメラも維持」ではニコンがシネマレンズの開発を検討していることについて詳しくお伝えします。

(記事元)PetaPixel

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コメント

コメント一覧 (4件)

  • 1から開発するとニコンからREDのカメラが出るのは3〜4年は掛かると予想
    ただ一部機能を移植して例えばZ8に搭載するなら2年程度でZマウントのREDのカメラはできるでしょうね
    早く成果や結果を出したいなら、まだZ8が現行モデルであるであろう2026年後半にでも出したい所

    それまでにシネレンズのZレンズを用意するのは難しい可能性がある
    既存のレンズを改良するしかない
    それにシネレンズの名前でラインナップを用意するかは分からないし
    完全な業務用で出さないならプロフェッショナルの業界にもに革命的な出来事起こる可能性ありますね

  • REDの機能を搭載したカメラを発売出来るのは数年後との事、
    技術の進歩は早いので中々大変ですね。
    シネレンズの開発も平行で進めねばならずニコンの実力の
    見せ所です。

  • コンシューマーのスチルカメラであればZ9の様な上位機種から機能を下位に降ろしていくのが常勝パターンですが、
    業務のシネマカメラとなれば市場の性質も違うでしょうし、アプローチもいろいろ変わるでしょうね。
    2つのブランドの協力の成果を楽しみにしています。

  • スチルのN-RAW、ムービーのREDCodeRAWみたいに分けられるならそれが一番良いように思えますが、そんな簡単な話ではないですよね。
    Z 9/8の高速性は高効率RAW(N-RAW)ありきのものだと記憶しているので、簡単に除外できるはずもなし。
    元となったTicoRAW技術を提供しているintoPIX社との関係も気になるところ。
    シネマレンズの動向も含めて注視したいですね。

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