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キヤノン APS-CをRFマウントに集約? EOS M、Kiss Mの今後を検証

このデジタル一眼レフの時代において、キヤノンは彼らのミラーレスで汎用性を喪失した唯一のカメラメーカだ。ニコンはFXマウントと同じような柔軟性を残すこが可能だった(DXとFXは同じマウントだった)。ニコンは新しいAPS-Cミラーレスにフルサイズミラーレスカメラと同じZマウントを共有した。そしてソニーも同じようにフルサイズミラーレスとAPS-Cミラーレスで同様の柔軟性を残した。

RFマウントのAPS-Cカメラ

いま一眼レフ時代と同じ柔軟性を取り戻すことが不可欠となった。最初は適切な計画がなかったので、彼らは独立したEF-MマウントのEOS Mミラーレスカメラを発表し始めてしまった。しかし、いま彼らは、近い将来にAPS-Cセンサーベースのミラーレスカメラが発表することで、その問題を修正しようとしとするだろう。

EFマウントに何がおこる?

かれらは近い将来、EF-Mマウントに取り組み続けるとみられるが、RFマウントのAPS-Cミラーレス導入後、その更新間隔は長くなるだろう。

いつRFマウントのAPS-Cミラーレスが発売されるか?

希望的観測になるが、彼らの最初のRFマウントAPS-Cミラーレスカメラは2020年末または2021年のいつかになるだろう。

(記事を一部意訳しています)

やっぱりRFマウントに集約?

キヤノンがAPS-CミラーレスのマウントをRFマウントに集約するかもしれないという噂がでてきているようです。噂によればRFマウント採用のAPS-Cミラーレスを来年末か再来年中に発売する可能性があるということのようですね。で、いまのAPS-C用のマウントであるEF-Mマウントはどうなるかというと、たぶんしばらくは取り組み続けるが、更新頻度が少なくなるだろうとしています。事実上、そのまま収束という可能性が高そうですね。

現状のおさらいです。

まずソニーはAPS-C用のマウントにフルサイズセンサーを内蔵してなんとかやりくりしています。ニコンは先日Nikon Z50の発売があったように、フルサイズミラーレス用のZマウントを利用してAPS-Cミラーレスを開発して発売しています。キヤノンについてはフルサイズ用のRFマウントとAPS-C用のEF-Mマウントの二つを維持しているというような状態になっていました。それでは経営効率が悪いため、キヤノンにとってはデメリットでしかないんじゃないの?というのが海外での大方の見方な感じですね。

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考えられるEF-Mマウント今後の4つのシナリオ

ではEF-Mマウントは今後はどのようになってしまうのでしょうか?考えられる4つのシナリオについて記述してみます。

まず最初のシナリオはEF-Mマウントとレンズは次第に収束しRFマウントに集約させるという方法です。キヤノンはEOS Mの新製品やKiss Mの新製品を発売してしまったので、その開発費は回収する必要があります。なのでいきなり発売を中止というわけにいかず、将来にRFマウントに集約させることが決定していたとしても、今の製品を売って開発費を回収するまでは併売を続ける必要がでてきます。その後については、そのまま併売しつつ後継機種を投入することなくRFマウントに集約するという考え方ですね。かなりドラスティックなやり方で反感もでてくるかもしれません。

二つめのシナリオはゆっくりと収束させRFマウントに集約させる方法です。こちらは場合によっては多少のブラッシュアップをした程度でEF-M APS-Cミラーレスの新製品を投入しつつ、その更新頻度を下げていくことで最終的にはEF-Mをディスコンにする方法です。こちらはユーザからの反感は少なくなる可能性がありますが、同じマウントを維持する期間が長くなるためキヤノンにとってはデメリットになる可能性があります。

三つめのシナリオはAPS-Cミラーレスはそれなりに販売しつつもレンズの開発のみ中止するというシナリオです。EF-M用のレンズはもう発売することなく、EF-Mマウントのミラーレスに関してはある程度の更新間隔でずっとカメラを発売していくという戦略ですね。この場合、EOS M6のような高機能のカメラはRFマウントへ以降し、EOS Kiss MやEOS M200のような小型な口径でなければ実現できないカメラのみEF-Mで作り続けるという戦略です。

四つめのシナリオは今と同様にEF-MとRFマウントを継続して維持し続けるという戦略ですね。資本のあるキヤノンならできないことでもないと思われます。

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やはりRFマウントへの集約が最有力?

ユーザとして嬉しいのは小型軽量なカメラはEF-Mマウントで出し続け(レンズの更新はないとしても)、高性能なカメラはRFマウントで作るという方向じゃないのかな?と思いますね。ただキヤノンが体力的、経営的にそれが許されるのかどうかが問題になりそうです。

そして最も考えられそうなのは、EF-MマウントのAPS-Cミラーレスの更新頻度を(レンズも含めて)徐々に長くすることで、EF-Mを徐々にディスコンにもっていくということだと思われます。

キヤノンが本当にRFマウントに移行してしまうのか、そしてもし移行するのならEF-Mマウントはどうなるのか、本当に注目する状態になってきているようですね。

詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。

 

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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (3件)

  • KissMが絶好調の中で、果たしてRにAPS-Cを持ってきてどういうメリットがあるんでしょうか?
    私はこの噂に対してやや懐疑的です。

    フルサイズ(高画質、大型)、APS-C(中画質、中~小型)として、2ラインで展開するのも悪くないんじゃないでしょうか。

    専門家では無いのでわかりませんが、マウントを2規格持つのはそんなに大変な事なのでしょうかね。

  •  Nikon Z50の売れ行きも見ながら、キャノンは考えていくのでしょう。

     寸法的は、Kiss Mがやはり小さい(レンズ他も含め)よなあと、個人的には思っているのですが。。。(小さく、軽いほうが好みなので)

     Z50 : 126.5×93.5 450g  
          16-50mm;70×32mm 135g  50-250mm;74×110mm 405g

     kissM : 116.5×88.1 390g
          15-45mm;61×45mm 130g  50-200mm;61×87mm 260g 
          18-150mm;61×87mm 300g 

  • フランジバックが20mmのRFマウントと18mmのEF-Mマウント
    EF-MマウントにRFレンズを着けるアダプターを作ってくれればそれでいい

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