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Nikon Z 8が人気の中、次のニコンの新製品はどうなる??

Nikon Z 8
目次

Nikon Z 8のあと、どのカメラの発売が期待できるのか

Nikon Z 8が発売されました。そしてかなりの人気機種になっているようで、国内では供給が不足している状況になっているようです。

経営的な観点からはNikon Z 8の需要が一巡するまで、同等の製品は発売しないほうがいいと考えられています。もし同じような製品を発売してしまうと、競合してシェアを失う可能性があるからです。従って、Nikon Z 8の需要がある程度落ち着くまでは、Nikon Z 8と同等の、特にAF機能をもつ製品は発売されないのではないかと個人的には考えています。

ではNikon Z 8が需要が高いなか、もし仮に次にニコンから新製品が発表されるとしたら、どのような製品なら可能性があるのか?といったことを当サイトのお得意な”妄想”をしてみようと思います。

Nikon Z 6III/Nikon Z 7IIIの可能性

皆さんの多くが期待しているカメラが、このカメラではないでしょうか?Nikon Z 6IIとNikon Z 7IIの後継機種です。Nikon Z 8がNikon Z 9から縦グリップ部分を取り除いたようなカメラになりました。そのため、同じ高画素機でもNikon Z 8とNikon Z 7はサイズという点で差別化ができることになります。

Nikon Z 8と同等の連写性能や動画撮影性能がなくとも、AF性能がNikon Z 8と同等で、4k 60pが撮影できればNikon Z 6III、Nikon Z 7IIIはかなり売れる機種になるのではないかと思います。

しかしZ 6III、Z 7IIIはZ 8より小型化されることは間違いないですし、Nikon Z 8より小さいカメラが欲しいという人は一定数いると思います。そう考えるとZ 8が発売されたあとすぐにZ 8と同等のAFを搭載したZ 7IIIを発売することは、Z 8と販売シェアを分け合ってしまい、販売機会を喪失する可能性があります。

なのでZ 8が発売されたいま、少なくもZ 7IIIが発売される可能性は低そうに思います。Z 6IIIなら解像度という点で差別化できるので、期待できるかもしれません。

Nikon Z 3の可能性

ニコンが本気でVlogカメラに力を入れたいと考えるなら、フルサイズのVlog向けカメラのNikon Z 3の可能性も考えられると思います。EVFなしのカメラにすればZ 8やZ 6IIIとの差別化になるし、可能性はあるかもしれません。

しかし、ソニーのZV-E1は初動が悪かったという観測もあります。Vlogを撮影する人にはZV-E1は価格が高すぎるのでは?と考えられいるようです。ZV-E1の初期需要があまり高くないことを考慮すれば、ニコンがフルサイズのVlog向けカメラを発売する可能性は低いかもしれません。

Nikon Z fの可能性

ニコンから発売される可能性が最も高いフルサイズミラーレスは、レトロスタイルを採用したNikon Z fではないかと思います。Nikon Z fはレトロスタイルで、ISO、露出補正、絞り、シャッター速度を設定できるダイヤルがあることが期待されます。つまり完全に静止画向けのカメラとなる可能性があるわけです。

そうすると動画性能に関しては無視できますし、何なら最新のAIを利用した被写体認識機能も必要ないかもしれません。またじっくりと設定を考えて撮影するカメラとなることから連写性能も無視していい可能性もあると思います。

そう考えるとNikon Z 8などとは購買層が異なるため、Z 8の販売機会損失になる可能性も低いと思われます。Nikon Z 8への需要が高いままであっても問題ないと考えられるため、Nikon Z fの可能性はあるのかもしれません。

Nikon Z 70/Nikon Z 50IIの可能性

Nikon Z 70はAPS-Cのハイエンドモデルになると仮定しています。そしてNikon Z 50は当然ですがAPS-Cセンサーのカメラです。Nikon Z 50は発売から時間が経過していますので、その後継機種が発売される可能性はあるのかなと思います。またAPS-CセンサーのハイエンドモデルのNikon Z 70も考えられるかもしれません。

どちらもAPS-Cセンサーなので、最新のAIによる被写体認識機能を搭載してもNikon Z 8と競合することはあり得ません。むしろZ 8ユーザでも、サブ機としてAPS-Cのハイエンドモデルが欲しいという人もいるのかなと思いますね。なのでZ 70、Z 50IIはZ 8と競合することがないので、販売される可能性はあるのかなと想像しています。


上記であげたカメラは、決して発売の噂があるわけではなく、完全に”妄想”で発売の可能性があると想定しているカメラです。なのでその点はあらかじめご理解ください。

もしZ 8の需要が収まるまで次の新製品を発売しないとなると、恐らく今後1年ぐらいは新製品が発売されないのではないかと考えています。

ですのでZ 8と競合しない製品であれば、発売される可能性はあると思うのですが、皆さんは、ニコンがどのようなカメラを次に発売しようとしていると思いますか?

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コメント

コメント一覧 (13件)

  • 以前Z8に関する記事の中で以下の書き込みがあるのを思い出しました。

    >フィルムカメラ時代から長年培ってきた信頼性や操作性などのノウハウを継承した製品企画も行っている

    意味深なものを感じたのは穿ちすぎかもしれませんが、個人的に今秋のZf発表の可能性はあり得ると思い始めてます。
    ただ「c(casual)」を取り外すなら質感をゴリゴリに上げてほしいところです。
    奇を衒ってフルサイズコンデジ「COOLPIX Z(仮)」というのも面白そうです。
    それならバッテリー共用であってほしいですが、まぁサイズ的に無理ですね…。
    必要とする声が多い?Z6/7のIII型が出ないからこそ、ユーザーの購買意欲を掻き立てるボディが出てくると嬉しいです。

  • Z 50は発売されてからもう3年半前の機種になるので、そろそろAPS-C機に梃入れがほしいところですね。
    キヤノンも富士フイルムもAPS-C機を色々出してきててソニーもα6700の噂があるので、ニコンも今年中にはZ 50IIかZ 70辺りを出して新センサーやEXPEED 7に更新していく時期が来ているように思います。
    FF版Z fcのZ fもZ 8と被らないので期待したいですね。

  • ニコンはZミラーレスを(足りない要素は多々あれど)あくまで静止画・動画両方を重視したハイブリッドカメラとして提供し続けていますから、動画性能を落とすということはやらないでしょう。

    Zfは2400万画素裏面照射センサーにEXPEED7を載せれば値段や性能面で他機種ともバランスが取れて良いのでは無いかと思っています。
    Z6iiやD780と同じセンサなので調達が容易であり、エンジンを7に取り替えれば差別化もできます。
    Z6iii(仮)は新センサーとの噂もあり価格も相応(α7ivやR6m2と同等)に上るでしょうから、Z5<Z6ii≦Zf<Z6iii(仮)ぐらいに収まれば最良だと思いますが…。

    DX機のリニューアルはDXレンズの少なさを考えると想像がしにくいですがどうなんでしょうね?

  • 他の記事にコメントしたこととも被りますが Z8 のニコンの次の一手に関して思うことをいくつか。

    Z6III については単純に α7IV の33MPセンサーを載せた Z6 系ボディの Expeed7 機だとするとあまりサプライズが無く伸び悩む気がします。
    Z9とα7IVは同時期に発売されて、すでに一年半経過、ここからさらに一年後だと合計二年半後になってしまい、アピールする層のユーザーはα7IVを購入してしまっている可能性が高いからです。

    積層の20MP~24MP を積んで高感度に強い四つ葉ボタンのミニZ8としてシリーズを仕切り直せば、
    ニコンのさらに手頃なメカシャッターレス機として、また高感度に強いことから Z9 や Z8 と使い分けできるサブ機としてより多くの層にアピールすると思います。
    $3000 ぐらいになんとか収まったりしないでしょうか?

    Z7III も同様に α7RV と比べられない路線を目指した方がよいと思います。多少バランスが悪くなってもいいので 6100 万画素センサーではなくて 9000 万画素センサーを積んで尖った個性を持った方がよいと思います。

    Zf については競合が X-T5, fp や S5M2, R8 あたりになってきて動画機能を省くと選ばれなくなると思います。バリアングルの Expeed7 で N-RAW, N-LOG を撮れるようにするのがボトムラインでしょう。またボディに釣り合うレンズとして、シグマに I シリーズの 45mm, 65mm, 90mm などを出してもらった方がよいでしょうね。

    APS-C の高性能機を求める意見はよく見ますので Z70 と Z50II については素直に売れると思いますが、ボディ側手振れ補正を付けてシグマに 18-50mm F2.8 DC DN を出してもらった方が鉄板でしょうね。
    また、こちらもバリアングルで N-RAW, N-LOG を撮れた方がよいでしょう。

    • Z70 と Z50II についてはメカシャッターはあってよいと思いますが、
      Z9, Z8 を使っているユーザーがサブカメラとして使えるように、
      こちらも4つ葉ボタンを中心としたインターフェースにした方がいいかもですね。
      Z80 なのかもしれません。
      とにかく Z9, Z8 の好調にあやかるようにラインナップを再構成した方がいいです。

    • Z9、Z8にあやかるラインナップという考え方は面白いですね。Z6IIIは積層センサーで3000ドルに収まればバカ売れしそうです。でも新規センサーとなると厳しそう?
      あとZfはバリアングルにするとマニア層には売れないと思います。チルト、何なら固定液晶の方がコンセプト的には望まれてそうです。ターゲットをZfcと同じ層にするならアリですが、それはZfcに任せていいような。

    • コメントありがとうございます。一個人の妄想に関心を持っていただいて嬉しいです。
      「Zfはバリアングルにするとマニア層には売れない」というのは本当なのかな、と思います。フィルムカメラにはそもそも背面液晶はなかったわけですし、バリアングルだと裏返しできてフィルムカメラに似せることが出来ます。
      バリアングルの背面部分も革張りにしてプレミアムエクステリアの張替に対応させるといいかもしれません。

    • 後から失礼します。
      自分はZfは質感を高めて出してほしい派ですが、利便性が高いことが大前提だと思っているので予想内容にとても共感しています。
      最近だと富士フイルムのX-pro3が良い(悪い?)例で、コンセプトも含めとてもこだわりを感じられる機種でしたが、それ故に”やり過ぎ感”が否めず売り上げとしての評判は決して良くありません(Dfと似てます)。
      あのライカでさえQ3ではチルト液晶を採用しました。
      収益改善が道半ばのニコンですから、新規で出すボディ一台一台を確実に売るためにも幅広い層に受け入れられやすいシステムを採用でしょうね。
      失礼しました。

    • こちらこそ返信ありがとうございます。ニコンZ世代さんもありがとうございます。
      裏返してフィルムカメラ風、仰る通りです。実用性も備えた大いにあり得る仕様に思えてきました。
      一方で、バリアンだと光軸ズレや速写性低下を嫌がる人が出そうだな、とも。私自身はどちらも特に気にならない派ですが、静止画機→チルトという人が待望者の中に多いイメージが……(動画機能切っても安くならないと思いますが)
      趣味性と実用性、ロマンとビジネス、どう折り合いを付けるかが本当に難しそうな機種ですね。

      あれこれ予想したり意見を交わしたりが好きなのでつい色々書き連ねてしまい、失礼しました。

  • 自社内で共食いしない、という前提で考えると下記のように思いました。
    ・Z7III:45MPのまま&EXPEED7だと大いにカニバる。61MPなら差別化は可能?
    ・Z6III:「これで十分だ」という人がZ8から流れて利益率は落ちそう?
    ・Z3:管理人さんと同感でなさそう
    ・Zf:何だかんだ1番可能性高そうだけど、多種多様な要望に応えきれるのか?
    ・Z70(Z90?):Z8とD500がほぼ同サイズなので「クロップで対応して」になりそう
    ・Z50II:EXPEED7搭載で出る気はする

    フルサイズは共食いを考えるとZfでしょうけど、出すのは今?感もあります。
    4000ドル/54万円を中級機と呼ぶのは無理がありますし、ある程度共食いしてでもZ6IIIを出すべきのように思えますね……
    (あくまで他社ユーザーから見た妄言です)

  • 競合するのは同じ高画素のZ7Ⅲだけで、それ以外ならどんな機種を出しても問題ないでしょう。

    ただ、インタビューで「Zマウント方式で実現したレンズの性能の高さを実現するとともに、お客様の幅広いニーズにお応えできるユニークな製品を1つご紹介する予定です」とあります。
    したがって次にでる機種はZマウントではない可能性が高いと思います。

  • 新製品として発売以降更新されていない Z50、Z5 をどうするかですね。
    廉価機には力を入れないと言っても放置とはいかないでしょう。
    そろそろ更新の時期ではないかと思います。
    また電子シャッターと電子先幕のみでZ40を出しても面白そうです。
    EVF付きで出せばスチル、動画用途にも使えるので入門機に良さそうで
    EOS R100の対抗機になりますね。
    廉価機もいくつか選択できるようにしなければ上位機を買ってくれる
    ユーザーも増えないような気がします。

  • みなさん大好きZ fが次なる一手でしょうね。個人的にレトロスタイルの筐体は業務において、全く実用的ではないので必要性を感じませんが、ファンの支持あってのメーカーだと思いますので、期待に応えることは必要でしょう。
    コメントではやたら自社競合を気にされている意見が目立ちますね。Z8の発表前もZ9と競合し、食い合いが起こると言われいてましたが、なんやかんやで大手通販サイトのランキングでも両者上位に入っていることからも棲み分けは十分出来ていると思います。
    Z7IIIが仮に画素数据え置き+EXPEED7で出たとしても、もともと7系は非積層センサーですし、Z8より筐体を小さくかつ廉価で出れば食い合いは起こらないでしょう。Z8は性能からもZ9(旗艦機)のコンパクトモデルというのは明白ですから、そもそもZ7のラインとは違う系統です。Z7、7ⅡユーザーやZ8は高価過ぎる、大き過ぎるので手が出ない層に、非積層の高画素モデルは用意した方がいいでしょう。まあ同じ画素数のボディが3台横並びになることも考えにくいので、次期型はある程度は画素数上げてはくると思いますが。
    Z6Ⅲが一番急務なのではないでしょうか。他社の同クラスであるEOS R6markⅡやα7Ⅳを考えると、動画性能もかなり充実させたハイブリッド機が必要でしょう。
    あとはAPS-C機ですが、Z50の次期型は出るとして、もう1段上位の機種もあっていいと思います。X-H2Sクラスは厳しいにしてもEOS R7やソニーから出る噂が上がっているAPS‐C機に対抗できる機種ですね。

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