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ニコン 半導体不足、コロナ拡大による製品供給の問題を認める

目次

ニコン 製品供給に問題

映像製品の供給に関するお知らせ

平素はニコン製品をご愛用いただきまして、誠にありがとうございます。

現在、映像製品につきまして、半導体不足影響に加え、東南アジアにおける新型コロナウイルス感染症拡大など複合的な要因により部品の入荷や物流に遅延が発生しております。これに伴い、生産において遅延が生じ、お客様への製品のお届けにお時間を要しております。

製品を心待ちにしておられるお客様には、多大なるご迷惑をお掛けいたしますこと、深くお詫び申し上げます。
一日でも早くお届けできるよう、最大限の努力をしてまいりますので、何卒ご理解を賜りますようお願い致します。

以上

ニコンプレスリリース

ニコンが製品供給に問題が生じていることを報告しています。プレスリリースによれば、新型コロナの感染拡大、半導体不足の影響があり、製品の供給に時間がかかるとしています。

もっとはやく告知できなかったのか

これまでキヤノンのレンズの供給量が非常に少なかったり、ニコンも一部のレンズについて供給が遅れている様子がありました。ニコンは一部のミラーレスカメラでも、最近は在庫なしになっているショップが少しずつ増加していると思われる状況になっていて、やはり製品の供給に問題が生じているのだなと思っていました。

特にNikon Z fcの供給不足はかなり深刻で、それなりに人気があるのは事実だと思いますが、それに加えて製品供給能力が足りていないことが、この状況に拍車を掛けているような印象を感じています。

そして、今回の製品供給に問題が生じているというプレスリリースです。

理由としては、やはり半導体不足や、東南アジアの新型コロナウィルスの蔓延で、サプライチェーンを構築する一部の工場の供給能力が少なくなっていることが問題となっているようです。最近、とみにサプライチェーンの一部となっているマレーシアの工場では、操業人数の割合を減らすように求められたり、特定の人数以上の感染者がわかった時点で数日間の工場を止めなければならないような状況になっているようです。

マレーシアの例はあくまで例なので、ニコンと関連しているのかはわかりませんが、やはり様々なことが複合的な要因となって、製品の供給に問題がでていることは間違いないようです。

ですが、この兆候はかなり前からわかっていたことですので、もっと早くリリースをだして製品供給に問題がでる恐れがあるということで発表しておいたほうがよかったのではないのかな?と思います。Nikon Z fcの供給が遅れていることについても、同様に、今のうちからその理由と解消への取り組みとして公表しておいたほうが、ユーザへの信頼をつなぎ止めることになると思います。

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コメント

コメント一覧 (3件)

  • コロナの影響で少なからずとも人流は滞ってるわけですが、カメラを持った方だけがコロナ前と同等、もしくはそれ以上に活発に動いて写真撮影されているのでしょうか?

    まあ、遅延の理由は明白なので、そう目くじら立てずに皆さんまったりと行けば良いんだと思いますよ。
    そのうちこの騒動も収まるでしょうから。

    どうしてもこの撮影がって場合だと、適当な中古を買って、また、不要になれば売っぱらってしまえば良いんですよ。

    いとシンプル。

  • ニコンは生産拠点をタイ工場に集約していると思っていたのですが、部品はマレーシアから調達しているのですね?
    他国から部品調達という点はどこも同じかと思いますが、国内または国内でも製造を行っているライバル社と比べると効率化が裏目に出てしまった感じですね。

    とは言え、個人的には予算確保が追い付かないので、レンズを含め発表の遅延は良しとしています。

  • 商機を逃す事になりますが半導体不足は仕方がありませんね。
    半導体価格も高騰しているようですし生産調整せざるを得ないのでしょう。
    半導体は金を積めば手に入るので調達コストアップをどこまで容認するかは
    経営判断としては難しいですね。
    価格が流動的なので事前に発表するのは難しいように思えます。

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