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メモリ SSDが去年の半額に暴落 まさかアレが原因? 購入するなら今か

メモリやSSDの価格が暴落しています。価格は去年のちょうど今頃と比較して、SSDとメモリも概ね最安値の機種で半額になっており、とっても買いやすい価格にまで値下がりしています。このように価格が値下がりしているのはなぜなのでしょうか?

この価格の下落に関してですが、何か大きな原因があるわけではなく、複数の原因が複合的に関係して値下がりが続いているようです。以下に、それぞれの原因を一つずつ挙げてみます。

■ 値下がりの理由 その1 仮想通貨のマイニングからの撤退

仮想通貨のマイニングについての説明は割愛しますが、わかりやすくいうと仮想通貨を実現するネットワークやサーバなどのシステムを提供するかわりに、ビットコインが提供されるシステムで仮想通貨は実現しています。より多くの計算能力を提供するほど、より多くの仮想通貨を報酬として得られるわけですが、今年のはじめに、そのビットコインが暴落して得られる報酬が目減りしてしまいました。

ビットコインで報酬を得るためには莫大な計算量が必要で、多くのコンピュータが必要になるため、電気代が安い国、そしてコンピュータを冷却するのに冷房が必要のない国=すなわち寒い国でなければ成り立たなかったほどでしたが、ここにきてビットコインの暴落でそのような場所でも利益が出せなくなり、様々な業者が撤退を始めているようです。

去年は日本国内でも個人でマイニングに参入し、ある程度の利益をだしている人が居たようですが、今はもうマイニングという話を聞くことがありません。

マイニングに必要な設備に関しては、演算性能に優れたグラフィクスカードなどが利用されるわけですが、メモリなども当然必要になり、グラフィクスカードに搭載されているメモリなども含め販売数が減ったため、SSDやメモリなどの需要が減ったと言われています。そのためこのことがメモリやSSDの価格下落につながっていると言われています。

■  値下がりの理由 その2 iPhoneやAndroidなどのスマホの販売不振

iPhone XRが発売後数日で一括0円で発売される事例があったり、つい最近もXRの販売奨励金がアップルから出されているのではないか?と言われるぐらいXRが売れない状況が続いているようです。上位機種であるXSに関しても同様で、いま日本で売れているiPhoneはiPhone 8というような状況ですね。

Androidについても、ほぼ性能が満足できるレベルになっており買い換えサイクルがかなり伸びているようです。これまでは新しい製品が発売されるたびに買い換える人が多かったようですが、最近では長期間買い換えない人も増えているようです。

そのためスマホなどのデバイスに利用されているFlashメモリなどの需要が低下しているということで、SSDなどに必要なNANDメモリの価格が下落しているという側面があるようです。

■ 値下がりの理由 その3 インテル製CPUの在庫不足

ここのところPCに必要なCPUを製造するインテル製のCPUの在庫が不足しています。これはインテルが本来は新設備で製造するはずであったものが、その設備の運用が遅延しており、製品の供給が滞っているためと言われています。インテルは既存の設備で生産を増強しているようですが、それでも間に合わないようで品薄になっているようですね。

そのためPCそのものの製造数が少なくなっており、それに必要なメモリ、SSDといったものの需要が少なくなり、それにより価格が下落しているという側面があるようです。

■ 値下がりの理由 その4 SSDの技術向上

SSD特有の理由として、SSDの生産技術などが向上していることがあるようです。

技術的な説明は割愛しますが、単位面積あたりに保存できる容量が新技術により格段に増大しています。同じ面積でもより多くの情報を保存できたり、さらに立体的に積み上げることでさらにより多くの情報を保存できるようになっています。

さらに、その生産技術が向上し、製造に”失敗”することが少なくなる不良品を製造する数も少なくなっているため、製品あたりの価格を下げることができるようになりました。このおかげでSSDの価格が下落していると言われています。

■ まとめ

このように様々な要因でメモリやSSDが値下がりしているようです。SSDでは250GBが6000円前後、メモリでは16GBが1万3000円前後と一時期と比較して半額で購入できますので、高値を理由に諦めていた人は今が購入のチャンスかもしれませんね。

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