MENU

欧州 USB Type-C義務化期限を決定 iPhone15はType-C搭載か カメラも義務

USB Type-C
USB Type-C
目次

いよいよiPhoneがUSB Type-C搭載へ

EUで携帯端末の充電にUSB Type-Cを義務づける期限が決定しました。期限はいつになったのでしょうか?そして対象となる製品にはどのような製品があるのでしょうか?

それでは記事をみてみましょう。

 欧州連合(EU)は12月8日(現地時間)、EU圏内で販売されるスマートフォンなどの携帯端末の有線充電にUSB Type-Cの採用を義務付ける公式期限を2024年12月28日に決定した。欧州連合官報に関連法が掲載された。

 この法律では、スマートフォンだけでなく、タブレット、デジカメ、ヘッドフォン、携帯型ゲーム端末などにも適用される。ノートPCに適用されるのは2026年4月以降になる。

(記事元)ITmediaNEWS

記事によれば、EUは2024年12月28日に、有線充電にはUSB Type-Cの採用を義務づけることに決定したとしています。

表現が微妙なのですが、これは2024年12月28日以降に発売する新製品に義務付けるということではなく、その時点ではすでにUSB Type-C端子を搭載していなければ販売できないということのようですので、どうやら2024年12月28日よりもかなり早い段階でUSB Type-C端子が搭載される可能性が高くなるようです。

2024年の12月というといまからちょうど2年後になるわけですが、長期間販売する製品は、2024年12月になった時点でUSB Type-Cを搭載していないと販売できなくなるようですので、恐らく早ければ来年の早い時期から、遅くとも来年の年末に発売される製品については、すべてUSB Type-Cが充電用端子としてい搭載される可能性が高いのかなと思います。

そうなると恐らくですが、来年の秋頃に発売されるiPhone 15に関してはすでにUSB Type-Cを搭載しているか、もしくは完全ワイヤレスに移行する可能性が高いと思います。充電方式がワイヤレスのみであればUSB Type-Cの搭載は必要ないということですので、アップルであれば充電はMagSafeかQiのみ、イヤホンについてもワイヤレスのみということになる可能性もあるかもしれません。

また同時にアップルが現在のiPhone 14の生産をどのように考えているかも興味深いところです。2024年12月で発売できないとなると、それまでに値下げして特売で売り切ってしまう可能性もありますし、早くから在庫調整をしてiPhoneの旧機種は軒並み在庫不足で価格上昇ということになる可能性もあります。また、EU圏内のみ発売を停止して、日本を含むアジアやアメリカなどではiPhone 14の発売を続けるという可能性もあると思いますね。

カメラ製品にも影響が

今回でUSB Type-Cを搭載する必要がある製品はスマホだけでなく以下の製品も対象となっています。

  • スマートフォン
  • タブレット
  • eリーダー
  • デジタルカメラ
  • 家庭用ゲーム機
  • ワイヤレスキーボード
  • ワイヤレスマウス
  • イヤフォン
  • ヘッドフォン

なかにはデジカメも含まれていますので、今後はデジカメもUSB Type-C搭載が必須となります。しかし、いま現在でもほとんどのカメラがUSB Type-Cを搭載しているのでカメラ界隈ではあまり心配する必要はないのかもしれません。

これは個人的なお願いみたいなものになるのですが、せっかくみんながUSB Type-Cの充電機を利用するのであれば、カメラのバッテリーの外部充電機に関してもUSB Type-C充電機にUSB Type-Cを利用して接続するだけで充電できるものが欲しいなと思います。

そうすれば、いまの外部バッテリーチャージャーは3000円以上する物が多いですが、電源供給部分をUSB Type-C充電器に任せることで格安の外部バッテリーチャージャーとして販売できるのではないのかなと思いますね。

同様にカメラもUSB PDに対応し、その規格に則ったUSB充電器であればどれでも利用できるという方向性が望ましいのかなと思います。

Twitterいいねとリツイートのお願い

記事をよんで面白いと思ったら、Twitterでのいいねボタン、リツイートをしていただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。

ミラーレスカメラ情報Twitter
@Nikon1Blog

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次