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なぜ自分自身の写真を不自然なまでに加工してしまうのか それには理由があった

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なぜ人は気持ち悪くなるまで自分の顔の写真を加工するのか

なぜ自分の写真を盛ってしまうのでしょうか?

 「自分の顔が美加工でより魅力的になると、脳内報酬系のドーパミンという報酬系の神経伝達物質が強く働くために『より強い報酬』を期待してどんどん依存が生まれてしまう」(中野教授)

人が撮影した写真をみると、加工がしてあって、まったく本人ではないように加工されている写真をみることがあります。なんで、そんなに加工するのかと思ってしまいますが、それは人間のある意外な性質によるものの可能性があるようです。

記事によれば、他人の美しい顔をみてもドーパミンは働かないのですが、自分の顔を美しく加工するとドーパミンがでて、より強く欲するようになりさらに加工の度合いを高めてしまうのだそうです。

中には目が顔の半分以上まで大きく加工されたものや、顎がなくなってしまっているもの、人間とは思えないウェストサイズや足の長さに加工してある写真まであります。しかし、それもすべてドーパミンが関係している可能性があるようです。

記事では自分の顔写真を(本人が感じる)美しく加工するとドーパミンが放出されるという記述がありますが、自分の顔写真だけでなく自分が撮影した画像すべてが関係しているかもしれないと個人的に思っています。

最近は少なくなりましたが、例えば「田舎の風景」として撮影された写真の田んぼの苗が蛍光グリーンだったり、青い空が蛍光ブルーだったり、夕焼けが蛍光ピンクだったりすることがよくありました。これも自分が撮影した写真をよく見せたいということで色彩を変更し、それによって「美しい」「キレイ」といったレスが付くと、それによってドーパミンが放出される可能性もあるんじゃないのかなと思いますね。

というわけで、自分自身の写真を美しく加工してしまうのは、案外人間の本質に関係があるかもしれないという興味深い記事でした。

(記事元)Yahooニュース

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コメント

コメント一覧 (4件)

  • 加工に慣れてしまって「より強い報酬」でないとドーパミンが出にくくなる、というのもありますね。SNSに上げているならそこでの反応=数字の多寡も強く影響します。
    知り合い経由でちょくちょくTLに上がってくる方の1人がまさにこれで、最近は顎を削りすぎてもはやエイリアンに。取り巻きがそれを小顔で可愛いとチヤホヤしてしまうせいでドツボにハマっていそうです。
    元々肌色多めでしたが先日下着丸見えのが流れてきて、そちらの方面でもドーパミン依存が……赤の他人とはいえここらで踏み止まってほしいですが、無理なんでしょうね……。

  • たまには普通の顔写真を撮っておくべきですよね。
    とある事故で亡くなった女性の葬儀で、遺影が加工モリモリだったという笑えない事例もあります。普段から加工モリモリの写真しか撮影していなかったのと、本人が若くして亡くなったため、モリモリ写真しかなかったそうです。
    そういう意味では、遺影は本当に大切です。

  • 写真の楽しみ方も様々なのかもしれませんね。
    実写を重視する人、加工して楽しむ人、それぞれ楽しめれば
    良いのかなと思います。
    絵画は自分の感性を生かして描くように写真を感性の赴くままに
    加工するのも同じ感覚なのかもしれません。
    ただし、異様に目をパッチリ大きくしたものは見るに堪えません。
    バケモノ??と思ってしまいます。

  • 田舎の写真の話は程度にもよりますが
    現実とは違って見えるのが写真表現の醍醐味なので。
    それを悪いこととしてしまうと極論だとモノクロや縦位置の写真も全否定になりますよね?
    人間の視野絵はありえない広角や望遠で背景がボケた写真も同じです。
    そもそもカメラは人間が見ているとおりには写らないものですからね。

    顔を美しく加工した人にとっては化粧の延長みたいな感覚なのでしょうね。
    ドーパミンは関係ないですかね。

    有名な星の写真家で青すぎる空は実物と違うから駄目と言ってるのに合成は散々してる矛盾した事をしてる人もいます。

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