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α1 II、α7S IVの発表はしばらくない可能性が高まる 遅くとも春以降か

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ソニーの次の新製品は何か

ソニーのα7S、α1の後継機種はしばらくは発表されない可能性が非常に高くなったようです。なぜでしょうか?

ソニーがα7S IIIを発売してから3年半が経過した。多くの人々が2023年末または2024年初頭にα7S IIIの後継機種が見られると予想していたが、α1の後継機種も登場しないという考えとともに、SonyAlphaRumorsによって否定された。では、ソニーは今から1月までにどのような製品を発表する予定なのだろうか。

ソニーは9月に3台のカメラを登録した。WW459276は9月20日に登録され、先週、α9 IIIとして発表された。その発表以来、グローバルシャッターの話題が業界全体に響きわたっている。α9 IIIはソニーによれば2024年春に出荷を開始する予定だ。

しかし、ソニーは他にも2台のカメラを登録している。1台は9月20日、残りの1台は9月4日に登録された。1台はα7S IVであると信じられており、もう一台はFXカメラであると推測されていた。

2023年9月4日に登録されたWW559681はLR1で、WW279317は動画向けのカメラで、FX6またはFX9の後継機種であると考えている。現時点では仕様は不明だが、WW279317は間違いなくFXカメラであると予想されている。

ソニーが今後発売するカメラについてTheCameraInsiderが報じています

これまでソニーは3台のカメラを認証登録していました。この認証登録というのは、繰り返しになりますが、電波に関する認証で、各国の法律に合致していることを各国の認証機関で認証してもらうためのものです。なので製品を発売する予定がなければ認証登録をする必要がないわけで、認証された製品はかなり高い確率で実際に製品として発表されることになります。

この認証登録された製品は、ソニーの場合、概ね2ヶ月から3ヶ月に実際に発表されることが多くなっています。上記の画像のうちWW459276はα9 IIIだったと言われており、登録は9月20日に行われていることがわかります。α9 IIIは先日発表されましたので、登録してから約2ヶ月で正式発表ということになりました。

そして、このリストのうちWW559681というカメラはLR1というカメラだったと考えられているようです。このLR1というカメラはドローンに搭載するタイプのカメラとして発表されています。コンシューマー向けではなく業務用のカメラになります。

すると残るはWW279317というカメラのみになります。このカメラはリストをみるとWiFiに5GHz帯を利用するもののようですので、安いカメラやコンデジではなく比較的スペックの高い製品になる可能性を示唆していることになります。

そうなると、残りは何か?ということで、α7S IVや、α1の後継機種の可能性が高いのではないかと考えられていました。しかし、残念ながら最後のカメラは動画向けのFXシリーズとなるようでα7S IVやα1の後継機種の可能性はなくなったというのが今回の記事のキモになります。

一方で、先日、ソニーがα1とα7S IIIの新ファームを公開することが明らかになっています。

今回の新ファームはソニーには珍しく大型アップデートになるようで、フォーカスブリージング補正などの新機能が搭載される可能性が高くなっています。また、その他の新機能についても新ファームで搭載される可能性があり期待が高まっています。

このことから考えると、想像ですが新ファームの公開前後あたりで発表される可能性が高いのかなと感じています。この新ファームの公開は2024年の春以降になるとされていて、α9 IIIの発売時期とも一致します。すべてが2024年の春頃につながるため新製品の発表もその付近で行われる可能性が高いのではないかと思いますね。また、ソニーが新ファームで既存カメラの機能向上することを選択した場合、ソニーの新製品の開発サイクルはかなり長いものになる可能性も考えられるのではないかと思います。

そして、認証登録されていないことから、少なくとも今後2ヶ月以内に新製品の発表はないということになります。いまから登録したとして発表ははやくて2ヶ月後ということになりますので、少なくとも来年の1月末までは新製品の発表はないと考えてもいいと思いますね。

さらにソニーのα9 IIIのセンサーにある秘密について「ソニー α9 IIIのセンサーには大きな秘密がある」にて詳しくお伝え。

ソニーの最新情報

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(記事元)https://www.thecamerainsider.com/2023/11/13/sony-a7s-iv-alpha-one-announcement-not-what-we-had-hoped/

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 現行のBIONZ XRは2個のチップからなり、さらにAI-AFプロセシングユニットを必要としています。
    α1Ⅱやα7SⅣは新開発のBIONZ待ちではないでしょうか。
    (そもそもα7SシリーズはFXシリーズへ統合されるかも?)

    今のBIONZ XRでは、Expeed7やDIGIC Xに対抗できず、3チップ構成では消費電力と発熱が増えるだけでしょう。α9Ⅲの様々な制限も、BIONZ XRの性能が律速になっている可能性が考えられます。

  • α9 IIIの発売予定日は2024年1月26日ですよ。
    他国では違うのでしょうか?
    α1とα7S IIIのファームウェアアップデートは2024年3月以降の予定なので、それが行われる前に後継機が出る可能性は低いように思いますね。
    なのでこの登録された残りの1機種はやはりFX9辺りの後継機なのかなと思いますね。

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