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サムヤンのRF-Sレンズは正式認可を受けている!? キヤノンのレンズ戦略に変化か?

RFレンズ
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キヤノンはなぜRF-Sレンズ発売を認めたのか

サムヤンがRFマウントレンズを発売するということが話題になっています。キヤノンはサムヤンの参入を認めたということなのでしょうか?この記事ではサードパーティメーカのRFマウントへの参入について詳しくお伝えします。

WeiboでサムヤンがAF 12mm F2.0をキヤノンのRFマウント用として発売することを発表したという噂がある。まだグローバルサイトには掲載されていないが、まもなく動きがあるかもしれない。また、いくつかの中国メーカがRFマウントのライセンスについて交渉中のようだ。

ウェブサイトによれば、既存のサムヤンレンズは1枚のH-ASPレンズ、1枚のASPレンズ、3枚のEDレンズを含む12枚10群で構成されている。しかし、最短撮影距離は0.19m、最大撮影倍率は0.09倍で、絞り羽根は7枚だ。また視野角は99.1度なので天体撮影者からも注目されている。224gという重量で、サイズは59.2mm、リニアSTMモーターが搭載されている。

Weiboで共有されたリーク画像では、ソニーや富士フィルムには存在しないAF/MFスイッチが描写されている。もし、サムヤンが来年までにレンズを発売すれば、彼らは3社目ということになる。さらに既存のAPS-CレンズをRFマウントに適用させる新たな可能性も開かれるだろう。

これまでキヤノンには6本のRF-Sレンズしかなく、これはかなり少ない数だ。その中でVRレンズが2本なので、写真撮影に適したレンズはさらに限られる。これはサードパーティレンズメーカがラインナップ不足を補う余地があることを意味している。また、キヤノンがフルサイズカメラを完璧なものにするための時間を得られるということにもつながる。

サードパーティへ門戸を開くことは遅れたが、これは、もしかしたら切羽詰まった状況になっているからかもしれない。APS-Cカメラが好調に売れているからだ。顧客にレンズラインナップの拡充を認めない場合、かなりの利益を失うことになる。これには、キヤノンが遅れているAPS-C部門での責任を果たさなければならないという意味も含まれている。次に何が起こるのか、まだ見守る必要があるだろう。

RF-Sレンズにさらに参入メーカが?

サムヤンがRF-Sレンズを発売するかもしれないということで話題になっています。当サイトでもお伝えしていましたが、サムヤンがRF-S用のオートフォーカスレンズを発売するという噂が流れています。現時点でグローバルサイトでは、そのような製品は登場していないようですが、近いうちに何かしらの動きがある可能性があるのではないかと指摘しています。

そして、この他にもキヤノンが他のレンズメーカの参入を認めるのではないかといった噂も流れていて、ここにきて一気にキヤノンのAPS-Cレンズ界隈が慌ただしくなってきました。

これまでキヤノンはRFマウント用AFレンズの発売を許可していなかったのではないか、発売したメーカに対して発売しないように要請をしたのではないかと言われていました。しかし、今年になってシグマとタムロンが正式なライセンスを得てRFマウント用のAPS-C AFレンズを発売することになり、かなり話題となったわけですが、ここにきてのキヤノンの急な方針転換の裏には一体何があったのでしょうか?

記事では、これはキヤノンが切羽詰まった状況に追い込まれたからかもしれないとしています。APS-Cのカメラが好調に売れているということで、もしRFマウント用APS-Cレンズのラインナップを増やさないと、ユーザにキヤノンのカメラを購入してもらえなくなるかもしれないと判断したのではないかということを示唆しています。

ご存じの通り、Eマウント、Zマウントでは、シグマがAPS-Cの単焦点レンズを発売していますし、タムロンがズームレンズを発売していたりします。そのためレンズの種類でEマウント、Xマウントと比較して遅れているため、サードパーティレンズメーカの参入を多く認めて、なるべく速くラインナップを増やしたいという思惑は確かにあるのかもしれません。

サムヤンがキヤノンのRFマウント用レンズを、キヤノンのライセンス契約なしに発売しようとしているのか、それとも正式にライセンス契約をして発売しようとしているのかは現時点では不明です。もし契約せずに発売し、キヤノンから何もないということになれば、他のメーカも続いてレンズを発売する可能性も出てきそうです。

一方で、もしキヤノンがライセンス契約をした上でサムヤンにレンズの発売を許可したとなると、今後も他のメーカとのライセンスも結ぶ可能性もあるため、どちらにしてもユーザにとっては嬉しい動きになるかもしれません。ただ、キヤノンとしては実際には発売を認めるメーカとレンズの種類を厳密に管理して、売れ筋のレンズに関しては自社で提供していきたいというのが本音ではないのかなとも思いますね。

サムヤンレンズの正式発表が楽しみになってきましたね。

現在噂されている製品のリスト

(via)ThePhoblographer

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コメント

コメント一覧 (1件)

  • まだ中国のメーカーじゃないだけマシ
    サムヤンって韓国の会社だろ
    しかもAF付いてるし、キヤノンが作りたがらない広角単焦点
    これならニッチかも知れないが売れそうだな
    12mmだと換算19mm位か
    そんなに広角でもないか
    広角使わないけど(笑)
    そもそもシグマもタムロンもAPSCのレンズ作るのはとても消極的
    シグマも単焦点については6〜8年前に作ったモデルだし
    タムロンもBシリーズの新製品発売止まってる
    ソニーのAPSCはα6400とZVE-10しか売れてないから、早くα6400の後継機出ると盛り上がるんだろうけど
    いずれにしても、シグマとタムロンはAPSCの参入認められたんだから、もっと真面目に新しいレンズ開発しろ
    2026年にはシグマとタムロンはそれぞれAPSC用のズームレンズ3本出せよ

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