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キヤノン フルミラーレス用18-70mm f/3.5-6の特許出願

焦点距離 17.40 34.99 67.97
Fナンバー 3.31 4.12 5.88
半画角(度) 51.20 31.73 17.66
像高 21.64 21.64 21.64
レンズ全長 168.41 154.99 168.39
BF 8.36 52.48 81.91

(記事元)https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/PU/JP-2020-012922/C9F885410512C074F3C1156977916F285C03FBC7785639C64122B5938B530D04/11/ja

キヤノンが18-70mmのズームレンズを開発中?

キヤノンがちょっと変わった?ズームレンズを開発中のようです。キヤノンが申請した特許の内容によれば、18-70mm f/3.5-6というレンズの特許を申請しているようです。なお、これは当サイトによる特許の解釈で実際には異なる可能性があります。

まず、このレンズについてですが像高が21.64mmということで、これは画像の中央からの高さなので倍にすると約43.2mmになり、フルサイズセンサーの像高と一致します。さらにバックフォーカスが広角端で約8mmですので、これはミラーレスカメラのレンズと考えることができそうですね。

ちなみにこの特許では、他にもバックフォーカスのかなり長い実施例についても含まれています。そちらはフルサイズ一眼レフ用の実施例とみられ、一眼レフ用の18-70mmの可能性も考えられるかもしれません。

ちょっと変わった焦点距離?

最初に特許をみたとき、これはAPS-C用のレンズではないのかな?と思いました。18-70mmですと換算で27-105mmという焦点距離になります。これだと標準ズームの望遠端を少し伸ばした売れ筋の高倍率ズームになりますよね。

ですが、像高をみるとこれはフルサイズセンサー用のカメラとみられます。そうなると標準ズームの広角側を広角側に少し伸ばしたようなレンズになります。

だいたい一般的な標準ズームレンズは24-70mmという焦点距離が多いので、もうちょっと寄りたいなというときに24-105mmズームは便利です。逆に建物などを撮影していて、建物全体を入れたいなというような時には18-70mmというレンズは便利かもしれません。

で広角側をちょっと伸ばしたレンズですが、調べるとニコンもキヤノンもソニーも同様の焦点距離のフルサイズのズームレンズは発売しておらず、ちょっと珍しい焦点距離のレンズになるようです。

望遠側がちょっと欲しいなという人も多いと思いますが、広角側がもうちょっと欲しいという人も多いと思いますので、便利なズームレンズになるかもしれませんね。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • このレンズは可変絞りなのでLレンズではなく、普及価格帯のレンズでしょうね。
    EOS R,RPユーザーには魅力的なレンズになりそうです。

  • 度々コメント失礼します。
    この特許の二例目のレンズが興味を引きます。
    焦点距離16~60mmですがズーム最短時の長さが68.46mm(バックフォーカス込み)しか
    ありません。
    かなりコンパクトですね。
    これは最近出したRF70~200mmに続くコンパクトなレンズですね。

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