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ソニー α7S IIIはカメラ初CFExpress Type Aメモリ対応になると噂

α7S IIIはCFExpress Type Aを採用した最初のミラーレスカメラになる。

数日前、α7S IIIのメモリカードスロットの種類について可能性のある噂を得ていたが、ついに本日、決定的な答えを得た。

α7S IIIはCFExpress Type Aを利用する最初のカメラになるだろう。クールなことに二つのスロットには、同じスロットでSDメモリとCFExpress Type Aカードの二つの種類のカードを利用できる能力がある。

ソニーからのいい解決法!しかし、大きな疑問は、それらのメモリカードがいくらになるのか?ということだ。まだ市場で一つの製品も発売されていない。

(記事を一部引用して意訳しています)

目次

CFExpress Type Aを採用

SonyAlphaRumorsがα7S IIIの対応メモリについて報告しています。画像はα7S IIです。

記事によれば、ソニーがα7S IIIの対応メモリとしてCFExpress Type Aカードを採用するとしています。CFExpressカードにはType A、Type B、Type Cの3種類があり、このうちお馴染みなのはXQDと互換性のあるCFExpress Type Bだと思います。そしてType AというのはType Bよりかなり小さく、SDメモリカードより一回り小さいサイズとなっています。具体的にはType Aのサイズが20×28×2.8mmで、SDメモリカードのサイズは24×32×2.1mmです。若干厚めではありますが、縦横のサイズはそれぞれ短くなっていることがわかります。

Type Aのメモリカードはまだ発売しているメーカがないようですが、たぶんソニーがすでに実用化しているのでしょうね。でなければカメラに搭載しようとは思わないはずです。後からの発売になるかもしれませんが、たぶんソニーから発売されるのでしょう。

ですが、問題が複数あるかもしれません。まずこのメモリカードのサイズについてです。小さい事はいいことですが、場合によっては取り扱いが悪くメモリを落としてしまうとか、無くしてしまうという可能性が高くなる可能性があります。また大きいほうが取り扱いが容易なので、素早くメモリを取り替えたい時には不便になるかもしれません。このあたり、プロフェッショナルの人がどのように考えているのか興味がありますね。SDカードなみのサイズがありますから、一般ユーザなら特に気にしなくてもよさそうです。

そしてもう一つはType AはType Bと比較して転送速度が遅い可能性があります。それぞれのカードの転送速度の理論値はType Aが1000MB/sでType Bは2000MB/sです。Type Aは1レーンなのに対し、Type Bは2レーンを利用してデータを転送するので2倍の速度になります。なのでType Bを利用したカメラより転送速度が遅くなる可能性もあるわけですが、ソニーとしてはType Aの速度で十分だと判断したのだと思われますね。ただ、メモリカードからPCへの転送時間などは長くなることは間違いないのではないかな?と思います。

一つのスロットで複数メディアに対応?

そして興味深いのはどうやら一つのスロットでSDメモリとType Aカードの両方のメモリに対応しているということです。上記に記述したようにメモリのサイズが異なるのに、一つのスロットで複数のメモリに対応することなど可能なのでしょうか?

まずスロットについては凸の形のようにそれぞれメモリの幅と厚さに合わせた挿入口にすれば、二つのメモリを一つのスロットで挿入させることは可能かもしれません。そして、Type Aカードの接続端子部分がどのようなものになっているのかわかりませんが、互いに端子側がスロットの壁のほうを向くように指すようなスロットにすれば、端子の問題も解決されそうです(Type AがXQDメモリのようにメモリ内部に端子があるようなタイプならさらに問題がなさそうです)。

というわけですが、本当にそんな感じのスロットが搭載されているのですかね?そんなスロットがあったら確かに便利ですし、スペースも少なくてよさそうですし、Type Aは価格が高いと思いますし、自分は安いカードを使いたいという人へも対応できますし、いいことずくめではありますよね。

実際にどのような製品なのか楽しみです。

(記事元)https://www.sonyalpharumors.com/sony-a7siii-will-be-the-first-mirrorless-system-camera-to-support-cfexpress-type-a-cards/

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • CFExpress Type Bは相性問題など抱えている状況でCFExpress Type Aを採用する
    カメラが出ても困りますね。

    XQDもソニーが開発していながらなぜか自社製品に採用せず終わってしまった。

    CFExpress Type AはCFExpress Type Bが安定し価格もこなれてきてから
    採用すべきと思います。
    これではメディアの種類が増えて価格が落ち着くまで時間が掛かりそうです。
    また相性問題など出なければ良いですが。

    SDが使えるようにはなっていますがこのカメラの性能を生かすにはCFExpress Type Aが
    必要だと思うのでユーザーが困惑するだけですね。

  • 再投稿失礼します。
    Nikon D5,D500,D850はまだXQDのみでCFExpressに対応していないんですね。
    主要メーカーのカメラ対応が追いついていない状況で新規のカードを増やされても
    困りますね。
    ソニーはXQDカードを1種類のみ残し他は製造終了してしまいました。
    メモリーカードメーカーでありフルサイズミラーレス市場を押さえているので
    好きにし放題という感じがします。

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